「ダム湖の中で起こること」を読みました。
筆者の姿勢には共感するところがある。
・わからないことは、わからないという
・極力客観的に書こうとしている
など。
特に次のはそう思いました。
「50年に一度、100年に一度の水害さえも避けようとするのは、永遠の命をのぞむことのように、生き物としては、不遜で不自然なことに思える」
人間が自然の一部であることを忘れているような言動はおかしいと思おう。
何か素晴らしい解が書かれているかと思ったが、みんなダムのことを知って議論していきましょうっていうのが主題かな。
書かれていたダムの大きな問題点
・自然の湖なら上のほうから水…
続きを読む
著者の石平氏、日本国籍を取っているそうだ。日中・中国問題を中心とした評論活動をしているとのこと。
始めて本を読みました。
韓半島・韓民族とか大韓帝国から来ているものだと思うが、朝鮮半島・朝鮮民族じゃない?
朴槿恵元大統領が「千年経っても加害者と被害者の立場は変わることは無い」と言ったことについて、本当に韓民族に一方的な被害者だったのか?というところからこの本を書いたそうです。
第一章で、高句麗・百済・新羅のことを書いている。高句麗は軍事大国、百済は経済大国、新羅はその両方に劣るにも関わらずなぜ新羅が朝鮮半島を統一したのか?
百済に新羅は責められ劣勢、中国は高句麗を攻めるが勝てない。そこ…
続きを読む
実家のある静岡県の歴史の本です。
20年以上住んでいただけあって大枠では大体知っている話が多かった。
先頭に各ページに関係する情報を載せている静岡県の地図があるのは良かった。
三島の千貫樋の写真が載っていた。狩野川に行った帰り道で看板があったが、鉄筋コンクリートで再建されたものらしいのでいかなった。氏康が作ったものだったらしいが、関東大震災でぶっ壊れたそうな。
間違えらしい記載がいくつかあった。
永禄三年、桶狭間の戦いで今川義元が織田信長に敗北を喫すると、人質であった家康は岡崎城に戻り、一時的に築山殿らが今川氏の人質のような形で駿府に残った。桶狭間の直前で大高城に兵糧を入れたりして、今川…
続きを読む
結論から言うと最後まで読まなかった。理由は次の通り。
・47都道府県対象にしてるのでどうしても内容が表面的(薄く)で自分の興味を引くものではなかった
・一般用語でないものに振り仮名が無くて読めないものが多々あった(読む人のレベルによる?)
・図解されているものが少なく、今一何のことを説明しているかわからない
辞書的に見るのなら良いのかもしれない。
そういう中でページをパラパラめくっていて一部読んだのは付録の「魚の街道」という章。
・塩の道
・鯖街道
・鰤街道
・鮑の道
・鮎鮨街道
・昆布の街道
というのがあっただそうだ。
塩は、「敵に塩を送る」で絡んでいるんでしょうし、鯖街道は安曇川に行…
続きを読む
飛鳥~鎌倉の歴史学的資料(考古学ではない)が無いようで、歴史はわからんね~っていうのが読んだ感想です。
最初の歴史文献が、新羅之記録というので、「17世紀に編纂された松前家初期の歴史書で、北海道最古の歴史文献」だそうです。
文字がどうのこうのという記載はなかったはずなので、文字が無かったから記録が残っていないということなのでしょう。
目に留まったものを引用します。
歴史上のアイヌ民族で最も有名な人物といえば、シャクシャインだろう。その名は中学校の教科書にも登場し、高校日本史ではほとんどの教科書に掲載されているほどだ。始めて聞きました。昔と今の中学校の教科書は違うのかな。高校は世界史だった…
続きを読む
作者の別の作品で「モンスター」は読んだことあり、普通の小説家だと思っていたが、もともとは放送作家だったんですね。
「永遠の0」はよんだことないですが。
本文の前半には一次資料の引用が無いので、今一確実性に欠ける印象がありました。
本のタイトルの通りに"今こそ、韓国に謝ろう"と思っているのか、それとも嫌味でそう書いているのかはわかりません。
タイトル通りに思ってるのだとすると、朝鮮人を馬鹿にした考えを持っているのだろう。
一から十まで教えないとダメな民族なのに、それをしなくて御免なさいという風に読み取れる。
本文で面白いなと思ったとこをピックアップします。
数多い賤民の中でも、最も身分が下…
続きを読む