STAP細胞はなぜ潰されたのか「渋谷 一郎」(ビジネス社)

この本で著者が言いたいことは次のことだろう。 ①STAP細胞は存在する ②山梨大学の若山照彦教授があやしい(著者は黒とは言い切っていないが) ③理研/同性(女性)科学者などの陰謀だろう ①の理由としては、以下が言えるそうだ。 A.笹井氏が行ったキメラマウスまでは出来なかったが、STAP様細胞塊は出来た B.のちに別の科学者がSTAPにちかしいiMuSCsというのを発見して、その論文は撤回されていない C.STAPの特許を持っているアメリカの大学は金がかかるのにそれを未だ保持し続けている A.から、STAPらしいものが出来たというのは、出来たのだろうね。 ただし、キメラマウスが作れないか…

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中華思想を妄信する中国人と韓国人の悲劇「ケント・ギルバート」(講談社)

著者の説明のところで、「1971年に盛るもん宣教師として初来日」とあり、ふーん昔はそんなこともしていたんだねと思った。 書いてあることはいわゆる「嫌韓本」などのものと同じようなことで目新しいことは無い。 入門書としては良いのだろう。 書いてあることで気になったのは次の。 一等国として世界から尊敬を集める国になるには、かつて欧米諸国が白人至上主義を捨てたように、中華思想を捨てる必要があります。 ”中華思想を捨てる必要がある”というのは、そうだろうと思う。 ”欧米諸国が白人至上主義を捨てた”ってのは冗談でしょうと思った。 自分自身が白人だから捨てていると思っているのであろうが、非白人から見る…

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文在寅とは何者か「澤田克己」(祥伝社)

タイトル詐欺ですな。 文在寅のことは最初にちょこっと書いてあるだけで、それ以外は韓国の政治とか、韓国人のものの考え方を書いてあるだけ。 それらは、他の本とかでいろいろ言われていることで目新しいことは書かれていないので残念だった。 読んでいて気になったのが1つあるので紹介する。 弾劾についても「司法の暴走」や「世論への迎合」という見方が気軽にされたのであろう。しかし、それは的外れである。弾劾という制度は、そもそも政治的なものなのだから。 ということで、アメリカ・ブラジルのことを紹介している。アメリカ・ブラジルともに上院で弾劾が確定される。 だから、弾劾という制度は政治的なものと言いたいのだろ…

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井伊直政「野田浩子」(戎光祥出版)

家康筆頭家老になったのは、本人軍事能力ではなく、付けられた家臣の軍事能力と外交能力ってことね。 家臣団が形成されていたというのは、井伊である必要なく酒井とかでも良かったわけで、外交能力が理由なんだろう。 天正壬午の乱後の北条との交渉を過去の実績もないのにやっている時点で家康には認められていたんだろうが、 良く抜擢したよなって感じ。 本を読んで家臣団の話は良く出てくるが、本人のことがほとんど書かれていないのが残念。 伝聞とか過去の資料とかで信憑性が無いということで採用していないのだろうけど。

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職業としてのAV女優「中村淳彦」(幻冬舎新書)

AV女優のことを書いているのではなく、AV業界の変遷が書かれている。 買い手市場になっているので、昔よりも出る人の質が上がり、単価も下がっている。 だから、この業界が困った時のセーフティーネットとは言えなくなっていると著者は言っているが、 これらをセーフティーネットと呼ぶのはどうかと思うがね。 昔から売春は違法で、AVが違法でないのが疑問だったが、パチンコと同じ論理だというのがわかった。 警察の天下り先を確保するためのズブズブの関係で成り立っている。 職業としてのAV女優 中村淳彦 幻冬舎新書 2012/5/30

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遺伝子組み換え食品の真実「アンディ・リーズ」(白水社)

こんなにひどい本は珍しい。 装丁がなっていないとか誤字が多いとかではない。 書いてある内容に矛盾だらけで、著者が信じたい・都合が良い(読者に信じさせたい)内容をただ書いているだけ。 amazonのレビューを見ると高評価ばかり。客観的に物事を見られない人達なんだろうね。 こういう人が扇動に利用されたりするんだろうな~と思った。 なんでこの本を読むことになったかというと、誤解だらけの遺伝子組み換え作物 の逆のことを言っているようだったので、両方の視点のものを比べてみようと思ったからだ。 読むに値するとしたら、主観的な人はこんな風な思考をしているというのを理解するのを目的にする…

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茅葺きの民俗学「安藤 邦広」(はる書房)

那珂川に行った時に黒磯郷土館というところに立ち寄り、ボランティアのおじさんに茅葺きの話を聞いた。 ↓は黒磯郷土館にある茅葺きの家。 移築したらしいが、人は住んでいないのですぐ傷んでしまうそうだ。 人が住むことで煙で茅をいぶし乾燥させ、虫とかを除去する。 それが無いと腐ってしまう。 そんな話を聞いたのでこの本を読んでみた。 茅って葦でできていると思ったが、立地・財力により材料が違うとのこと。 耐久性は、葦>ススキ>麦わら>稲わら で、葦は広い湿地が無いとだめで、金持ちが葦を使う。 そうでなければススキだが、金が無い人は稲わらとかになってしまう。 稲・麦は育ていれば材料は自然に手に入るが、葦…

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日中韓 教科書読み比べ「金谷 俊一郎」(祥伝社)

日中韓の歴史教科書を比較しましょうと言う本。 日本の歴史教科書(特に近代)がさらっと書きすぎている(記述が少ない)ため、比較できないという感じである。 比較ができないので、著者が知っていることと比較して、中国・韓国の意図を分析していて書いているという本になっている。 だだし、教科書を比較しようというのに、教科書に書いていない内容をつけ加えて比較するのは公平性が無い。 著者も日本の教科書もっとちゃんと書けってことを言っているが、それには同意する。 どこかの誰かが、中国の歴史教科書はプロパガンダ、韓国はファンタジー、日本は客観的 なんて言っていた。 まあそうなんだろうね。

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蔡英文の台湾「張瀞文」(毎日新聞出版)

元々大学の教授でそこから台湾のWTO加盟交渉に参画していろいろやったて来たそうだ。 中国との排他的経済水域の交渉で最初っから双方の主張の中間にするような妥協点から交渉を進めるような アホな日本の政治家(あほ二階)とは雲泥の違いである。 やり手の交渉官であることは認識したが、政治のトップになる人として適当であるかは読んでもわからなかった。 まあ、愚民政治をする人よりは好感は持てるのは確実だけどね。 政治家というよりも官僚が似合っているのでは?と思うのだけどね。 日本にこういう感じの官僚が各省に一人ずつでもいればまともなく国になるような気がする。 著者の問題なのか、本人の意…

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