僧兵盛衰記「渡辺 守順」(吉川弘文館)

2016/12/12出版だったので新しい本だと思っていたんだけど、国鉄なんたら線に乗って行くとか書いてあったので見てみると
1984年に出した本の焼き直しだった。
焼きなおすならもう少し修正すればよいと思うのだが、手抜きをしたんでしょう。
時がたてば歴史の教科書も変わるからね。

僧兵はもともと寺領を守るのが目的だったそうです。
興福寺は藤原氏の菩提寺だから強訴とかするのは藤原氏の意向にそったもので、時の権力と密接に関連していたんだって。
天台座主も親王がなってたりするからね。

古代から中世にかけての山・寺両門の争いは、仏教内部の見苦しい闘争であったが、別の面から見ると、その争いによって、山門も寺門も、お互いに負けまいとして、教義を研究し、修行を重ねたので、優れた高層が続出したこともたしかである。


とある。宗教というのを全く理解出来ないので「優れた高層」って何がどうして優れているかまるで分らんが、著者は僧兵をそう著者は解釈している。
教義の第一にその宗教以外は認めん!と無い限り、論争なんかすること自体が世俗的な行いで、その宗教自体を愚弄する行為だと思うのは自分だけだろうか。

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