アンニョン お隣さん「木口政樹」(花伝社)

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韓国人の女性と結婚して韓国で日本語教師をしている人の本。
先ず驚きは、お互いに日本語・朝鮮語がまともにできないのに結婚したっていうこと。

日本語教師をしているのに、書いてある文章には疑問符がつく。
「とまれ、なんとらかんたら・・」とある。
え?!
fleeze、止まれってことじゃなよね。さもあれ、ともあれとかの”ともあれ”だよ。
ネットで調べると"とまれ"でも良いように書いてあるものもあるが、おかしいでしょうに。

他にも、色々変な書きっぷりがあったが忘れてしまった。
こんな人が教授をやっているのは能力的にどうでしょうか?と思ってしまうが。。

内容の話。
・女子大生に好きな食べ物を聞いたら、ほとんど、キムチチゲと答えたそうです。
 キムチをよく食べるのは知っていたが、若い人も良く食べ、好きなんだな。自分はほとんどキムチ食べないが(ニンニク臭いので)
・サムスンに日本語教師として雇われたそうな。でも何年かして止めたらしいが、なぜ辞めたかが書いてなかったのが残念。
 理由を知りたかった。
・思考がデジタル的(0・1、白黒)だそうだ。そういうことはよく聞くが、27年住んでいた人がそういうんだから、やっぱりそうなんだろうね。
・別の教授が自分のことを「教授様」というらしい。それが全く持って普通の言い回し。
 教師が自分のこと先生というのに近いといばそうとも言えなくはないが、儒教的思考なんでしょうね。
・飯屋でおかずが沢山でてきて食べきれないのでそれを捨ててしまうことになるのは、申し訳ないようなことが書いてあった。
 普通に使い回ししていると聞いているが、そんなことも知らないのか、書きたくないのか、もしくは嘘が巷にはびこっているのか。
・水銀と硫黄から薬を作るというのに結構な紙面を使っていたが、本当にそんなの飲んで大丈夫かい?
・ソウル、済州島以外に観光地が色々あるそうだが、ホント?自分の聞いている話と違うが。

まあ、日本人相手だけだと知ることは無い世界を紹介してくれているから、疑問符が付くとろろもあるがそれなりに面白い。


アンニョン お隣さん 韓国暮らし27 年のつぶやき
木口政樹
花伝社
2015/12/25

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