沖縄独立時に中国・ロシア・北朝鮮は味方になる?【琉球新報】

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Twitterで以下を見つけて、そんな直接的なことを琉球新報は言っちゃっているの?と疑問に思ったので調べました。

元記事の「【島人の目】苦難覚悟で沖縄独立も」を見ると「仲宗根雅則、在イタリア、TVディレクター」という肩書の人による寄稿でした。
先のスレッドに次の書き込みもあり、切り貼りした一部だけではなく、ちゃんと見ている人もいるのだなと感心しました。

しか~し、片方の主張だけ載せるのはいかがなものかと調べました。
すると、「島人の目」シリーズの翌回に「【島人の目】「同盟の大切さ論」を考える」というのがありました。

そこには、非常~に、まともな主張がありました。
 最近とみに沖縄独立論がささやかれるが、私は反対である。独立したら中国やロシア、北朝鮮の手が伸びてきて、今以上に沖縄の立場は困難を窮め、県民の民主主義は今以上のものにはなりえないと信じる。

でも、この見通しは甘々だと思います。
まず、「独立ちたら」がトリガーではなく、「米軍・自衛隊が沖縄から撤退したら」場合によっては「米軍が沖縄から撤退したら」でしょう。

しかし、賛否両方を載せるなんて期待していなかった分ビックリしました。

沖縄撤退からのシナリオ


一番良いシナリオから順にその後どうなるだろうか書いてみましょう。

1.中国沖縄に進駐。沖縄県民はウイグルと同じように強制収容所送り
 自由民主主義を堪能して、中国のやり方を理解していない人間を国内で自由にするはずが無い。
2.沖縄は島なので、海外渡航のすべを排除したうえで、沖縄県人を奴隷化
 強制収容所を作る金がもったいない+日中戦争の恨みを晴らす
3.沖縄解放のため、沖縄にいる残党攻撃を理由に、沖縄戦以上の戦禍。
 残った人間は、1または2の扱い
1~3で共通なのは、沖縄の不沈空母化。

ちなみに、ロシア・北朝鮮は沖縄には絡んでこないでしょう。
ロシアは中国とケンカしてまで沖縄をとろうとはせず、宗谷海峡・津軽海峡・対馬海峡・関門海峡を抑えに来るでしょう。
北朝鮮は外への影響力を持つ海軍力が無いので、やっても韓国を攻めるぐらいのことでしょう。

琉球新報の主張は?


寄稿記事の紹介では、琉球新報の主張がどこにあるかはわかりません。
やはり、社説を見なければいけません。
<社説>道標求めて やはり自決権回復しかない
 米軍基地は、「外交・安保は国の専管事項」を隠れみのに、いかに沖縄にとって不当であろうと強制される。多数決原理の下、日本総体としてそれを容認してきた。県という枠組みにある間、沖縄は常に強制され続けることになる。その淵源(えんげん)が琉球併合なのだ。
 だとすれば、やはり自己決定権回復以外、解決の道はない。今日の世界には過去の不正義の是正を求める潮流があり、人権や自決権の重みが増している。沖縄側の主張は、丁寧に訴えれば共感を呼ぶはずだ。「米国はなぜ不正義の上に利権を確保するのか」と国際社会に訴えるのも有効であろう。
・・・
 東南アジア諸国連合(ASEAN)に匹敵する東北アジア諸国連合(ANEAN)も提唱された。沖縄をその本拠地にする構想があってもいい。

「沖縄側の主張は、丁寧に訴えれば共感を呼ぶはずだ。」って。。。貴方、まるで世界情勢わかっていませんねって無視されるのが落ちです。

「東北アジア諸国連合(ANEAN)」なるものが何なのか調べると、日中韓の3か国連合のようです。
先の「中国、ロシア、北朝鮮」ではなく「中国、韓国」でちょっと違います。
韓国は中国の手下、そしてそこに沖縄が白旗上げ近づいたら、先ほどのシナリオとなるでしょう。
手下の韓国がいることで、日韓併合の恨みって2のシナリオの可能性が高まるでしょうか。

ということで、最初に紹介したツイートは、琉球新報の主張そのものではないが、ニュアンスとしては近いって結論になります。

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