対立する意見を併記するのは良いことだ

文藝春秋オピニオン 2020年の論点100」を読みました。

最初に特別企画ということで、9個の論点に対して、反対・賛成両方の意見を載せているのがありました。
とても良いと思います。
しかし、片方のレベルが低すぎるのが散見され、当て馬にしたのか、編集者の人選ミスかどちらでしょうか。
もちろん、その対となる人の記述もおかしなのは見られるので、私の見方がおかしいだけではないと思うが。
そのおかしな記述をピックアップします。

性別に関係なく人物本位 それが新しい流れ:河西秀哉名古屋大学大学院人文学研究科准教授)


日本国憲法では第十四条で「すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。」とあり、女性が天皇になれないことはそれに反する可能性があるからだ。
来ました。中国が日本に難癖つけている論理と同じです。
だったら、天皇制が以下に反していますが、それに対してはどうするのでしょう?
 日本国憲法第二十二条「何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。」
 日本国憲法第第二十一条「集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。」
言葉遊びをするなと言いたいね。
その人物がいかなる考えを持ち、行動するのかがマスメディアを通じて伝えられ、それによって人々から支持される。「平成流」への評価は最たるものだろう。性別に関係なく人物本位というのは現在の流れと合致する。
ほう。
敬宮愛子内親王が人物が優れていて、秋篠宮文仁親王・悠仁親王が劣っていると言いたいのですかね?
しかも、マスゴミの言っていることを信じて決めろと。
どうやって、その人間として優れていると評価するのか?テストでもするの?
アホや。
愛子さん、天皇になるつもりはさらさらないと思う(勝手にそう思っているだけだが)が、迷惑な話だろう。

誤った経済政策を矯正するためにリブラ導入が望まれる:野口悠紀雄一橋大学名誉教授


なお、現在の中央銀行券は匿名的支払い手段だ。従って、プライバシーは保護されるが、マネーロンダリングに使われる危険を排除できない。したがって、仮にマネーロンダリングの排除を重視するのなら、中央銀行券の使用も禁止しなければならない。中央銀行がマネーロンダリングの危険を理由にリブラに反対するのは、論理矛盾だ。
アホや。
マネーロンダリングの排除を重視するが、リブラの方がマネーロンダリングが少なくなるのならば、それは論理矛盾だと言える。
しかし、そうでないのならば、論理矛盾ではない。
0か1でしか判断できず、相対的な比較が出来ないとは悲しい限りだ。

ファーウェイよりGAFA、BATの安全を論じるべきだ:遠藤誉中国問題グローバル研究所所長


ではファーウェイがスマホユーザーの個人情報を抜き取って中国政府に渡しているというのは本当なのか。・・スマホは言うなれば水道管で、その中をどういう水が流れるかに関してスマホという機器自体は関知しない。知っているのはGAFAと言ったビックデータを扱っている企業・・別の例を引くなら、例えば一本の種も仕掛けもない単純な鉛筆があったとする。鉛筆自身は情報を持っていないが、その鉛筆が書いた文字や絵がいた絵柄は情報を持ちうる。それと同じだ
無知の極みですね。
対になる論説にバックドアが仕掛けてあったということが書かれています。

便利さだけが全てではない “物理的な現金”がなくなる恐ろしさ:浜矩子同志社大学大学院ビジネス研究科専門職学位課程教授


電子原現金化が進むほど、日本の国民はアホになると言うことだ。・・・

計算が出来なくなるとか、お年玉・ポチ袋という文化が無くなるとか、現金でタンス預金ができなくなるとか、愚にもつかないことを反対する理由としています。
お年玉とは?」を読むと、元々御餅をもらっていたのを、昭和30年代になってお金をやることが主流になったとしている。
大した文化じゃないのだ。
計算が出来なくなるとか言うのなら、計算機(コンピュータ・スマホ等)は、計算・漢字が書けなくなるから一切禁止ってことになる。

タンス預金も「自分の資産を守ろうとする賢い庶民の知恵なのだ」としている。
アホくさ。盗まれたらそれでおしまいだ。金にして貸金庫に預けるとか、外貨を持つとか、経済の先生でしょう。
同志社大学の学生さん、ご愁傷さまです。

総評すると、よくこんなこと恥ずかしくなく書けるなって関心しました。



文藝春秋オピニオン 2020年の論点100
文藝春秋
2019/11/6

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