子供を偽科学から守るには論理的思考を身に付けるべし

子どもを守るために知っておきたいことを読みました。

読んで驚いたが、世の中こんなにまで偽科学が出回っているのですね。

ホメオパシーをすすめられました。(内科医 NATOM)


ホメオパシーというものがあるそうです。
はじめて聞いたのですが、日本ホメオパシー医学会のサイトにいろいろ書いてあるのでそちらをどうぞ。
要は偽医療です。この本には書いてありませんでしたが、プラシーボ効果です。
飴玉を効果のある薬だと渡されて服用したら病気が治ったっていうのと同じ。

先の日本ホメオパシー医学会のページに認定医・専門医リストというものがありました。
素人でも偽医療だとわかるものを医者がやっているということで、そのリストにある医者には掛からない方が良いでしょうね。

最後に良いこと書いています。医療に関わらず全般的に言えることです。
本来の「自然は」、多産多死です。現在の日本の社会では子どもが亡くなることがめずらしくなったためか、自然が本来安全ではなかったことが忘れられています。「自然は安全」という誤解に基づいて適切な医療を遠ざけるからこそ、ホメオパシーは危険なのです。
同じようなことが色々あります
・天然は安全で人工は危険
・国産は安全で外国産は危険
など。

残留農薬がきになります(国立医薬食品衛生研究所 畝山智香子)


農薬を使わないリスクについて書いています。
・天然の有害物質が混じる
・カビ毒汚染が多い
最後に次のように書いています。
天然や自然のものが必ずしも安心とは限りませんし、人工的なものが危険とは限りません。そう思い込んでしまうと危険だということを覚えておいてくださいね。
一カ所誤りがあります。赤字のところですが、「安心」ではなく「安全」です。

最後に「はじめに」に書いてあった一文を紹介します。
基本的な知識論理的思考がないと、うさん臭いビジネスやカルト的な集団のカモになってしまうことがあります。・・・きちんと考えるためには、最低限の知識と論理的思考が必要でしょう。明らかな間違いというものは存在するからです。
身に付けた知識は間違っているかもしれないので、論理的思考が最も重要です。
「論理的矛盾がある=それは誤りである」との判断が出来れば、あらかた正しい判断ができるでしょう。



子どもを守るために知っておきたいこと
宋 美玄
講談社
2019/3/27

この記事へのコメント