ラジオの対談から逃亡した山田正彦元農林水産大臣の主張②

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種苗法改正に関するラジオの対談から逃亡した山田正彦元農林水産大臣の音声が公開されたのでそれを聞きました。

元農林水産大臣山田正彦氏対談「種苗法」


10分の対談ですが、大間違い・面白いことを語っていたのでまとめます。(最後に文字起こししたのを載せておきます。)
第一弾はこちら



ITPGR条約

ITPGR条約(食料及び農業のための植物遺伝資源に関する国際条約)で「自家採種(自家増殖)は農民の権利」として認められているから、それを禁止するのは条約違反だと山田氏は言いたいようです。

外務省にITPGR条約の日本語訳があるので、それを見てみました。
それを見るとお面白い事が書いてありました。
この条約のいかなる規定も、他の国際協定に基づく締約国の権利及び義務に変更を加えることを意味するものと解してはならないことを確認し・・
ITPGR条約とUPOV条約で衝突する条項があった場合、UPOV条約が優先されまっせってことですね。
いや~笑える。
ITPGR条約を理由に自家増殖を制限する種苗法改正はダメだっていう主張をよく見かけるか、全くITPGR条約を理解していないことなる。
都合の良い条項だけ切り取って話しているのがわかる。

その他おかしな話

■自家増殖の権利
今の種苗法では、自家増殖は当然の権利として認められていると言っている。
しかし、種苗法にそんなことは一言も書いていない。
単に例外規定として設けているだけ。

■種苗法改正について
自家増殖一律禁止と言っています。大嘘です。

■農水省の登録品種の自家増殖に対するアンケートについて
農水省はちゃんとした調査をしていると山田氏は言っていたが、山田氏の話がおかしいことを指摘されると「どうやって、自家採種している人と、いない人を見分けるのか?」などと全くの論点ずらしをしてきた。
別にアンケートで答えた人の正当性を問題にしているわけじゃないのだけど。
(この件は、第一弾の方で詳しく書いています)

その後「君とはもう話をしたくない。逃げるわけではない。」と言って逃亡しました。

MCの渕上さん、ストレートに山田氏を追い詰め過ぎましたね。
もっと、嘘をいっぱい言わた後、色々嘘を重ねながら弁明するのを聞きたかった気もします。

ラジオ対談ほぼ全文文字起こし

約10分のラジオ対談を文字起こししました。
「>」の部分は、MCの渕上桂樹さんの発言で、それ以外は山田氏の発言です。
渕上さんの相槌や後半の一部は省略しています。
>今回はですね山田先生がの中心となって活動されているこの種苗法を伺いしたいと思います

>まず最初の質問なんですけど、この種苗法ですね
>改正されるということで種苗法というのはそもそも何を定めたものなのか、というんですね
>リスナーのみなさんですねちょっと簡単に園お話ししていただければなと思うんですけど

はい、元々種苗法っていうものは、UPOV条約っていうのがあるんです

育種権者の権利を守る条約なんです。

それを批准したことから、育成者の権利を守るの法律が種苗法なんです。

ところが日本は、農業遺伝資源条約というのも批准してます。

この条約では農家が、採種、自家採種は農民の権利だという条約なんです。

一見この2つの助力が矛盾してるように見えますよね

その調和を図ったのは種苗法なんです

ですから育成者の権利は認めながら一旦育成者から買った種苗・種とか種子については、どのようにその次の年もその次の年も自家採種をこれまで
農民がやってきた自家採種を続けていいっていうのが種苗法なんです。

>自家採種は農家の人が自分で種を育ててその種を植えるという意味ですよね?

まああの例えば自分が育つた種でもいいし、在来品種ありますからね、

あるいは県の登録品種、国登の登録品種をいったん購入してきてもそれをずっと
自家採種し続けていくっていくことは今の種苗法では当然を権利として認められてきてるんですよ。

今回の種苗法では、それを一律禁止、例外なく全部米も麦も大豆もほとんど登録品種栽培してるんですよね。

もし、それに違反したから

10年以下の懲役1000万以下の罰金、共謀罪の対象、農業生産法人では3億円以下のいわゆる罰金という、
そういう法律に改正じゃなくて、まあ改悪なんですけど

>なるほどそうなんですね。そしたらですねこの種苗法がですね改正されると困る人たちが当然いると思うんですけど
>困る人や反対している人とはどういった人が反対してるんでしょうか?

まあ困る人をから言うと、農水省は5年前に日本の一般農家に対してアンケート調査した資料がある。
アンケート調査によると、普通の農家の人ですよ、この人のうち52.2%は登録品種を栽培していました。

現在長崎県でも農家の方結構いらっしゃいますよね、その半分以上の方が、今度種苗法改正で禁止になる登録品種を栽培していることになっているんです。

52%が影響を受けます。

>そうですねこの登録品種というのが新品種のことだと思うんです、
>新品種でなおかつ登録されている品種のことだったと思うんですけど、それを52.2%の農家が自家採種を行っているっていうのはこれは非常に大きな
>私にとってもですね大きな割合ではあるんですけど、これの母体となるのは全農家の52%何でしょうか?

その母体となるっていうのは、一般農家に対するアンケート調査です。

>実はですねちょっと私もそのアンケート調査見させていただいたんですけど、その調査のですね注釈にはですね
>自家採種を行っている人に行っているであろう人に行なったアンケートですので、
>全体の52.2%というのでは大きな開きがあるんじゃないかなと思うんですね
>ですでで、この調査結果といういうのですね非常に大事なものなんですよ
>何に対しての52%か、これは大事なんですけど、まるで全体の農家の52.2%が自家採種を行っている、
>登録品種の自家採種を行っているという風にいうのは、これはちょっとミスリードもしくは、ちょっとうっかりミスではないのかなと思うんですけ

そうではありません。農水省は正にこの一般農家に対するアンケート調査
私も農水省にいましたから、きちんとした農水省アンケート調査です。
ホームページにも載っております

>載っているんですけど、ここで抜けているのが誰に対してのアンケートかっていうのが抜けてるです。
>全体の農家に対するアンケートと自家採種を行っている一部の農家に対するアンケート調査では
>全く意味合いが違ってくるんですけど
>山田先生はこれは、この母数が何を指しているのかというのが先生の記事には書かれていないのは、
>これを意図的なものですか、それともうっかりミスですか?

そうではないんです。いいですか、それは農水省はきちんとしたアンケート調査ですから、
意図的にそのような人を選んでやったということはあり得ません

>はい、そうですね。そしたらこの注釈について先生が意図的にお話していないというのは、これはどうしてかな?と思うんですね
>農家全体に対するアンケートではなく自家採集をしている人たちに対するアンケートなのに、
>これをですね自家採種もしていない人も含まれているというような
>これはミスリードじゃないかなというふうに私は思うわけですよ

そうでは、私は全く思っておりません。

・・・このやり取り続く・・・

あのねぇ今の農家で、自家採種してない農家、自家採種している農家、ねえ
これをどうやって見分けますか?

いやー、君とはもうこれ以上話はしたくない

>ちょっと待ってください。まだ他にもありますよはいちょっと待ってください。
>ちょっと待ってください。
>先生他にもありますよ先生逃げないでください

逃げるわけではない

>海外ニュースの話はどうなんですか

君とは話は出来ない

>残念ですねー
>山田先生は質問に答えることなく逃げてしまいました

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