契約書が無いのがラムザイヤー教授批判の材料になる?

条約もろくに守らない国の人が、契約書が無いことによりラムザイヤー教授を批判するとは片腹痛い。

現在の民法の規定では次のようになっています。
(契約の成立と方式)
第五百二十二条 契約は、契約の内容を示してその締結を申し入れる意思表示(以下「申込み」という。)に対して相手方が承諾をしたときに成立する。
2 契約の成立には、法令に特別の定めがある場合を除き、書面の作成その他の方式を具備することを要しない
書面が無くても契約として成立するとしています。
現在の民法と戦前は全く違う可能性はあるので、今の法律を見ることには意味はないですよね。

では、戦前はどうだったのでしょうか?
ちょっと探しましたが「国立国会図書館デジタルコレクション」にありました。
明治29年4月29日公布の民法(最初の公布から終戦までの間変更されていない。民法の改正履歴はこちら参照。)を見てみましょう。
第五百二十六条
申込者の意思表示又は取引上の慣習に依り承諾の通知を必要せざる場合に於いては契約の承諾の意思表示と認むべき事実ありたる時に成立す
※原文は旧字体とカタカナ表記(ひらがなではない)ので、その修正をしています。
戦前も同様、書面が無くても契約は成立するのですよね。

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