隕石が地球に衝突したら地層処分した核のゴミが危険だってさ
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「核のゴミ」を読みました。
個人的に、議論の出発点が違うので、まったく興味を持てない内容でした。
この本の副題に『「地層処分」は、10万年の安全を保証できるか?!』とありますが、これは直接処分をした時の話で、軽水炉サイクルの場合は8000年、高速炉サイクルの場合は300年になります(下記参照)。

※資源エネルギー庁の『「使用済燃料」のいま~核燃料サイクルの推進に向けて』から引用
日本学術会議の「回答」も勝手に直接処分を前提としたものにしているのです。
「核のゴミを増やすばかりの原発」と書いているが、軽水炉サイクル・高速炉サイクルではそれぞれ、1/4、1/7に高レベル放射性廃棄物が減るので、軽水炉サイクルであれば、今までの3倍稼働させてトントンの量になることは、全く無視しています。
ということで、とり得る選択肢の1つのみしか前提にしていない時点で議論が狭まっていて、この本の結論は適切ではないと言えるでしょう。
「安全を保証できるか」も笑えますね。
世の中に著者が言うところの「安全を保証できる」ものは存在しません。
そのため、リスクとベネフィットを天秤にかけて決めるということが必要なのですが、その基本が成っていないってことですかね?(編集者が勝手につけた可能性はあります)
そんなものが落ちてくれば、人類全滅です。地下300メートルの高レベル放射性廃棄物など、全く問題にならない。
フィンランドのことを散々持ち上げた上で、それと比較して日本を批判していますが、この件に関してはフィンランドも一緒ですよ。
そして、フィンランドの件で、処分場を研究都市にすることで合意を取ったが、日本は札束で叩いていると批判しているが、研究都市作るのも結局金ですけど。
金の使い方が違うだけ。
核のゴミ: 「地層処分」は、10万年の安全を保証できるか?!
古儀君男
合同出版
2021/6/7
個人的に、議論の出発点が違うので、まったく興味を持てない内容でした。
日本学術会議って凄いのですね~
最後に次のように書いてあります。地層処分の性急な候補地選びはいったんストップすべきです。そして学術会議の「回答」「提言」にあるように、科学的、技術的、社会的問題を含めて、十分っ国民的なコンセンサスが得られるまで50年程度を目処に、地上または地下浅所で乾式保管することが望ましいと思われます。当然、核のゴミを増やすばかりの原発の再起動は中止、が前提です。日本学術会議の提言については、以前『日本学術会議は「学術の進歩に寄与」しているのか?』ツッコミをしましたので、そちらを見て下さい。
この本の副題に『「地層処分」は、10万年の安全を保証できるか?!』とありますが、これは直接処分をした時の話で、軽水炉サイクルの場合は8000年、高速炉サイクルの場合は300年になります(下記参照)。

※資源エネルギー庁の『「使用済燃料」のいま~核燃料サイクルの推進に向けて』から引用
日本学術会議の「回答」も勝手に直接処分を前提としたものにしているのです。
「核のゴミを増やすばかりの原発」と書いているが、軽水炉サイクル・高速炉サイクルではそれぞれ、1/4、1/7に高レベル放射性廃棄物が減るので、軽水炉サイクルであれば、今までの3倍稼働させてトントンの量になることは、全く無視しています。
ということで、とり得る選択肢の1つのみしか前提にしていない時点で議論が狭まっていて、この本の結論は適切ではないと言えるでしょう。
「安全を保証できるか」も笑えますね。
世の中に著者が言うところの「安全を保証できる」ものは存在しません。
そのため、リスクとベネフィットを天秤にかけて決めるということが必要なのですが、その基本が成っていないってことですかね?(編集者が勝手につけた可能性はあります)
面白い記述を紹介します
中生代に全盛を極めた恐竜が、今から6550万年前の中生代末期に突如姿を消し絶滅しました。原因は直径10キロメートルに及ぶ巨大隕石が地球に衝突し、その衝撃波と後に続く地球環境の激変にあることは広く知られるようになりました。・・・落下する場所は予測できませんが、地球上のどこでもその可能性があります。確率的には極めて低いとはいえ、万が一にも処分近傍に落下すれば深刻です。いや~、著者はなかなか深刻ですね。
そんなものが落ちてくれば、人類全滅です。地下300メートルの高レベル放射性廃棄物など、全く問題にならない。
フィンランドのことを散々持ち上げた上で、それと比較して日本を批判していますが、この件に関してはフィンランドも一緒ですよ。
そして、フィンランドの件で、処分場を研究都市にすることで合意を取ったが、日本は札束で叩いていると批判しているが、研究都市作るのも結局金ですけど。
金の使い方が違うだけ。
古儀君男
合同出版
2021/6/7
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