新聞社が公正であるか検証する。菅義偉首相バージョン。

安倍首相が辞任を表明した時に、偏った評価をしていないか調べました。
安倍首相辞任表明。新聞社が公正であるか検証する。

今回は菅義偉首相でやってみます。

菅首相総裁選に不出馬発表 実績をどう評価?
安倍首相の時と連続で肯定評価が 0% なのは、以下の6紙。

信濃毎日新聞、東京新聞、新潟日報、しんぶん赤旗、琉球新報、沖縄タイムス

サマリ社説一覧


サマリ


新聞肯定評価率Go To トラベルオリ・パラ日本学術会議コロナ対策全般ワクチンデジタル庁創設携帯電話料金の引き下げ処理水放出安全保障皇位継承
朝日新聞0.0%××××
毎日新聞0.0%×××××
東京新聞0.0%××
琉球新報0.0%×××
沖縄タイムス0.0%×
しんぶん赤旗0.0%××××
信濃毎日新聞0.0%××××
新潟日報0.0%×
西日本新聞0.0%××
北海道新聞0.0%××××
河北新報0.0%××
神戸新聞0.0%××××
中国新聞0.0%××××
日本農業新聞0.0%×××
高知新聞0.0%××××
京都新聞42.9%××××
日本経済新聞50.0%××
世界日報50.0%×
愛媛新聞60.0%××
静岡新聞60.0%××
読売新聞66.7%××
共同通信66.7%××
秋田魁新報66.7%×
福島民友新聞66.7%×
山陽新聞83.3%×
産経新聞87.5%×

社説一覧

新聞社説
要約
朝日新聞菅首相1年で退陣へ 対コロナ 国民の信失った末に
新型コロナ対応で国民の信を失い、党内の支持も得られなくなった末の退陣である。災害級といわれる感染拡大と医療の逼迫(ひっぱく)が続く中、国民の命と暮らしを守る役割を途中で投げ出す菅首相の責任は極めて重い。
一方で、コロナ禍は深刻さを増している。その対応が滞ることのないよう、政府・自民党は全力をあげねばならない。
毎日新聞菅首相が辞意表明 独善と楽観が招いた末路
菅義偉首相が自民党総裁選に立候補しない考えを示した。総裁任期は今月末までのため、事実上の辞意表明だ。
自民党は速やかに総裁選を行わなければならない。その際に求められるのは、安倍前政権を継承した菅政治の反省と検証だ。
東京新聞菅首相が辞意表明 国民と向き合わぬ末に
国民の信頼を失った首相は、もはやその職に恋々とすることは許されない。新型コロナウイルス感染拡大への不安など、国民の声と誠実に向き合おうとしなかった傲慢(ごうまん)な政治の帰結でもある。
どんな政権が望ましいのか。それを選ぶのは自民党員ではなく、私たち有権者の手中にあることを確認しておきたい。
読売新聞菅首相退陣へ コロナ克服に強力な体制作れ
五輪開催で責任果たす安倍前政権で長く官房長官を務めた首相は、安倍氏の退陣表明に伴う昨年9月の総裁選に、前政権の路線を継承する方針を掲げて出馬した。主要派閥の支持を集め、岸田文雄・前政調会長と石破茂・元幹事長に圧勝した。
だが、一時的な人気ばかりを当てにして政治指導者を選ぶべきではない。自民党が総裁選の論戦を通じて国民の信頼を取り戻すことができるかどうかが、政権選択の行方に直結することになる。
産経新聞首相退陣へ 長期担うリーダーを選べ 菅内閣はコロナに専念せよ
自民党総裁選や衆院選での勝利がおぼつかないと考えたのだろう。菅義偉首相が総裁選不出馬を表明した。
コロナ対策とともに重要なのは、覇権主義的傾向の中国に日本がどのように対処していくかだ。対中戦略を語ることが欠かせない。
日本経済新聞危機下で指導力発揮できる体制を
菅義偉首相が辞意を表明した。新型コロナウイルスの感染拡大を食い止められず、政権の求心力が日に日に低下していくなかで、自民党総裁選への出馬断念に追い込まれた。
コロナという特殊事情もある。異例ではあるが、与野党は一連の政治日程について話し合いで合意を得て、不透明感を払拭すべきではないか。
琉球新報菅首相が退陣へ 国民不在の政治と決別を
菅義偉首相は自民党総裁選に立候補しないと表明し、首相を退任する意向だ。新型コロナウイルス対策を全うすることを総裁選不出馬の理由に挙げたが、腑に落ちない。
来年、沖縄の施政権返還から50年を迎えるが、沖縄に民主主義は適用されていないかのようだ。文字通り「沖縄に寄り添う」政治が必要だ。
沖縄タイムス[菅首相辞意表明] 有権者に見放され白旗
菅義偉首相が自民党総裁選に立候補せず、辞任する意向を表明した。当初、党の臨時役員会で、週明けの6日に予定していた党役員人事について、一任を取り付ける段取りだった。
「菅首相と戦えば勝てたのに」という声が野党サイドからも漏れ伝わってくるが、そのような後ろ向きの姿勢では支持率は伸びないだろう。政権交代を目指すなら、堂々と正論をぶつけ、政策で勝負し、有権者の受け皿になることだ。
しんぶん赤旗菅首相が辞任へ/国民の怒りの声が追い詰めた
菅義偉首相が、今月実施する自民党総裁選に出馬しないことを明らかにしました。事実上の退陣表明です。
新しい政治を実現するには政権交代しかありません。自公政治そのものを退場させるために、目前に迫った衆院選で野党が結束してたたかうことが不可欠です。
信濃毎日新聞菅首相が辞任へ 独善と強権が招いた帰結
菅義偉首相がきのう、自民党総裁選に立候補しない意向を表明した。昨年9月の就任から約1年。
継承するのか、検証して再構築するのか―。国民と懸け離れた政治を続けるのなら、政治への信頼はさらに失われていく。
京都新聞菅首相が辞意 国民との対話、放棄の末に
菅義偉首相がきのう、今月に予定される自民党総裁選に立候補しないと突然、表明した。政権党の党首を続投しないことは首相も辞めることを意味する。
課題は山積している。国会自身が「政治空白」をつくってはならない。
新潟日報菅首相退陣へ 無責任過ぎる放り出しだ
感染力の強い「デルタ株」の拡大で重症者は増え続け、医療提供体制は逼迫(ひっぱく)している。新型コロナウイルスによる感染禍は収束には程遠い。
派閥の力学や菅首相の影響力保持といった内向きを排した総裁選とし、真に国民のために汗をかける指導者を選び出せるか。厳しく目を凝らさなければならない。
西日本新聞菅首相退陣へ 国民がノーを突き付けた
新型コロナ禍に多くの国民が苦しむさなかに、いったい何をやっているのか。政権党の迷走は悪い夢を見ているようだ。
「衆院選の顔」に誰が有利かではなく、国民の不安や不信の解消に軸足を置き、コロナ対策をはじめとする政策論争に徹することが求められる。国民不在の権力闘争に走る余裕などない。
北海道新聞菅首相が退陣へ 危機対応誤り不信極めた
菅義偉首相が自身の自民党総裁任期満了に伴う総裁選(17日告示、29日投開票)に立候補しないと表明した。首相は後継の選出を待って退陣する。
首相はコロナ対策に専念すると宣言した。ならば、後継総裁の選出を待たずに臨時国会を召集し、野党と議論を深める責任がある。
河北新報菅首相退陣/政権投げ出し 不信深める
政府の新型コロナウイルス対策の成果が乏しい中、最後まで権力維持に執着した揚げ句の「退陣表明」である。またしても政権の投げ出しが繰り返されたことで、国民の政治不信がさらに深まるのは避けられまい。
国民の実感と懸け離れていると言わざるを得ない。総理総裁にふさわしい資質や政治手法を正当に評価できなければ、国民との距離は広がる一方だろう。
静岡新聞菅首相退陣表明 コロナ後を語らず終幕
菅義偉首相が自民党総裁選に立候補せず、30日の任期満了で首相を辞任する意向を表明した。昨年9月、史上最長の安倍晋三政権の後を継いだ菅首相。
その1票の選択こそが国民の声となり、政治を変える原動力になる。「みんなの選挙」だ。
神戸新聞菅首相退陣へ/独善が国民との距離を広げた
菅義偉首相が、17日告示の自民党総裁選に立候補せず、総裁任期が切れる9月末で退任する意向を表明した。昨年9月に発足した菅内閣はわずか1年で幕を閉じる。
どの「顔」なら衆院選に勝てるかではなく、政権党として欠けているものは何か、どう変わるべきかが争点である。自民党は、開かれた政策論争を通じて国民の信頼を回復する場としなければならない。
中国新聞菅首相辞任へ 政権投げ出し無責任だ
菅義偉首相がきのう自民党総裁選に立候補せず、退陣する意向を表明した。新型コロナウイルスの感染終息が見通せず、医療逼迫(ひっぱく)が全国に広がっている。
任期は残り1カ月近くある。菅首相と二階幹事長の責任で、事実関係の解明に道筋を付ける必要がある。
日本農業新聞菅首相退陣へ 政治の信頼回復 急務だ
菅義偉首相は3日、退陣を事実上表明した。新型コロナウイルス感染拡大への対応などで国民の信頼を失い、追い込まれたといえる。
候補者は、安倍氏と菅氏の政権運営の姿勢も検証し、何が問題でどう正すか国民に明らかにすべきだ。それが信頼回復の一歩である。
山陽新聞菅首相辞任へ 説明不足が孤立化招いた
自民党総裁選への不出馬を決断した菅義偉首相の記者会見は、わずか2分で終了した。現下の新型コロナウイルス感染防止対策に専念するため、総裁選にエネルギーは割けないと説明し、質問も受け付けなかった。
「選挙の顔」になるかどうかという自民党の内向きの判断や派閥間の駆け引きで決着すれば、国民の間に失望感が広がろう。日本の未来を切り開くための政策論争を、堂々と展開する総裁選にしてもらいたい。
世界日報菅氏出馬断念 政策論戦で「新たな顔」を
首相の求心力低下が如実に表れたものだが、国民の目は厳しい。自民党内の不協和音を一刻も早く収束させ、総裁選での複数の候補者による活発な政策論争を通じて「新たな顔」選びをすべきである。
新総裁は次期衆院選の党の顔であり次の首相でもある。党員・党友からも信頼され支持される人物の選出が求められよう。
秋田魁新報菅首相、退陣意向 地方創生策は道半ばだ
菅義偉首相が退陣の意向を表明した。自民党総裁選へは出馬しない。
危機に際して国民に分かりやすく十分な説明が行われるかどうか。たとえ能弁ではなくとも、真摯(しんし)に訴え続ける姿勢を持つ人物の登場こそが待たれる。
山形新聞菅首相退陣へ 民意が離反した結果だ
菅義偉首相が自民党総裁選に立候補せず、退陣する意向を表明した。昨年9月、安倍前政権の後継として発足した菅政権は1年で幕を下ろす。
自民党内には「菅首相では衆院選を戦えない」との不満が渦巻いていた。自らの選挙で有利に働くかどうかだけを総裁選びの基準とするなら、こちらも保身策と見なされよう。
福島民友新聞菅首相辞任へ/空白つくらず信頼回復図れ
菅義偉首相が今月末の任期満了に伴い、17日告示、29日投開票で行われる自民党総裁選に立候補しないことを表明した。菅政権は、発足からわずか1年余りで幕を閉じることになった。
最優先課題のコロナ対策のほかにも、経済の再生や少子高齢化、環境問題、安全保障をはじめ、本県が直面する震災復興、廃炉・汚染水対策など、国政には多くの課題が山積している。各候補者は具体的な政策や解決策を明確に打ち出し、国の新しいリーダーにふさわしい人物であることを示してほしい。
福井新聞菅首相が辞意 「一存」が招いた負の連鎖
菅義偉首相が辞意を表明した。昨年9月に史上最長の安倍晋三政権の継承を掲げ首相に就任したものの、新型コロナウイルスの感染急拡大を防げず、指導力の欠如を露呈した。
首相に期待されたのは自らの言葉で語る発信力を持ち、国民との信頼関係を構築しながら一丸となって国難を乗り越えようとする指導者の姿だった。首相は後任に託すまでの間、政治空白が状況悪化につながらないよう、真に国民の命を守る責務を果たす必要がある。
山陰中央新報強権政治見直す契機に
菅義偉首相が自民党総裁選に立候補せず、退陣する意向を表明した。昨年9月、安倍前政権の後継として発足した菅政権は1年で幕を下ろす。
自らの選挙で有利に働くかどうかだけを総裁選びの基準とするなら、首相と大差ない保身意識である。安倍前政権から続く政治手法や政策判断を改めてこそ、コロナ対策でも国民の協力が得られると自覚すべきだ。
高知新聞【菅首相が辞意】説明と理解置き去りの末
菅義偉首相が、自民党総裁選に出馬せず、辞任する意向を表明した。新型コロナウイルス感染防止に専念したいと述べた。
野党も、菅政権を追い詰めたと胸を張れるだろうか。埋没していないか自省の必要がある。
佐賀新聞菅首相辞任へ
菅義偉首相が自民党総裁選に立候補せず、退陣する意向を表明した。昨年9月、安倍前政権の後継として発足した菅政権は1年で幕を下ろす。
自らの選挙で有利に働くかどうかだけを総裁選びの基準とするなら、首相と大差ない保身意識である。安倍前政権から続く政治手法や政策判断を改めてこそ、コロナ対策でも国民の協力が得られると自覚すべきだ。
東奥日報政権運営を見直す契機に/菅首相退陣へ
菅義偉首相が自民党総裁選に立候補せず、退陣する意向を表明した。昨年9月、安倍前政権の後継として発足した菅政権は1年で幕を下ろす。
自らの選挙で有利に働くかどうかだけを総裁選びの基準とするなら、首相と大差ない保身意識である。安倍前政権から続く政治手法や政策判断を改めてこそ、コロナ対策でも国民の協力が得られると自覚すべきだ。
南日本新聞[菅首相退陣へ] 極まった国民の不信感
菅義偉首相(自民党総裁)がきのう党臨時役員会で総裁選に立候補しない意向を示した。就任から1年、事実上の退陣表明である。
自らの選挙で有利に働くかどうかだけで総裁を選ぶ内向きの基準は保身そのものだ。総裁選は今後の自民党の在り方を占う試金石となる。
宮崎日日新聞菅首相退任へ
菅義偉首相が自民党総裁選に立候補せず、退陣する意向を表明した。昨年9月、安倍前政権の後継として発足した菅政権は1年で幕を下ろす。
自らの選挙で有利に働くかどうかだけを総裁選びの基準とするなら、首相と大差ない保身意識である。安倍前政権から続く政治手法や政策判断を改めてこそ、コロナ対策でも国民の協力が得られると自覚すべきだ。
陸奥新報菅首相退陣へ「“負の遺産”ここで断ち切れ」
菅義偉首相(自民党総裁)が、党総裁選(17日告示、29日投開票)に立候補しない意向を表明した。新総裁の次期首相就任に伴って正式に退陣する。
政治自体の信頼にかかわる問題である。「負の連鎖」はもう断ち切る時だ。
愛媛新聞菅首相退陣 国民の共感得られぬまま幕引き
菅義偉首相が退陣する意向を表明した。自民党総裁選に出馬せず、来週予定していた党役員人事も行わないと述べた。
総裁選は議会制民主主義を取り戻せるかどうかの試金石となる。ポスト菅に課された責任は重い。

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