嘘と煽ることが得意な新聞とテレビ

「嘘の新聞」と「煽るテレビ」』を読みました。

この本も『「新聞記者」という欺瞞』や『フェイクニュースの生態系』と言おうとしていることは近い。
そして『「新聞記者」という欺瞞』と同じ感じで深掘りが足りないなぁ~って感じです。
サラッと読む本としては良いのでしょうが、それで終わりって感じで物足りません。

しかし、Amazonの★1つの人のレビューを見ると面白い。
脊髄反射で全く論理的・客観的でないコメントでした。

NHKは左傾化している?

こういうこと(日本は戦前、韓国に侵攻していないのに、テロップで勝手に人の発言を変えて、侵攻したことにしていることを指す)が起きるたびに、「NHKは左傾化している」と言われますが、思想的にはNHKは割合、中立的な組織です。
右・左両方から非難されているので、そういう意味ではプラスマイナスしてゼロで中立ってか?

ちなみに、後の方で上層部は結構右派がいるとか、プロデューサーは左派が多いとか書いていて、結局のところどうなんじゃい?って感じです。
元NHKアナウンサーだったので、内部のことにはそれなりに詳しいだろうから、客観的に書いてほしいですな。

さすが東京新聞/中日新聞

知りませんでしたが「新貧乏物語第4部 子どもたちのSOS」という連載記事で、事実と来なる取材メモを作成し、それを基に書かれたそうです。
検証記事を見ると、現場の人間が捏造していて、報道対象が一般の個人なのでチェックは難しいことは想像できるのである意味同情はする。

また「『高校生未来会議』どんな組織」とい捏造記事を書いていたそうです。それに関して次のように書いています。
東京新聞は日本報道検証機構の取材に対して「取材、編集の経緯は十以下からお応えしていません。ご指摘の記事に問題があったとは考えておりません」とのみコメントしたそうですが、東京新聞の公式アカウントからは、この記事は何の説明もなく削除されていました。
 他者の不祥事を取材する時には、さんざん「説明責任を果たせ」と言いながら、自社の不祥事には説明せずになかったことにしようとする。これが東京新聞の体質であるとするならば、卑怯と言う言葉しか思い浮かびません。
この件の記事は『「高校生未来会議は首相シンパが支援」 東京新聞報道に学生「傷つけられた」(上)』参照。

こっちは同情の余地ありませんね。

個人的に東京新聞/中日新聞が報道組織としてダメだと思うのは種苗法改正に関する社説ですね。
この社説は、農林水産省のページを見ればすぐ誤りであることがわかるのにもかかわらず掲載し・訂正すらしていない。

よっ!フェイクニュース

『NEWS23』については、選挙期間中にこんな事もありました。10月11日(2017年)に放映さえたフェイクニュースについての特集で、事実と違うことが拡散されるフェイクニュースの危険性をリポートしていました。その中で、「ある衆議院議員が解散直前に立ち上がった新党に公認申請していた」というツイートが220万回以上リツイートされたという事例が紹介され、テロップでも「220万回以上」と表示されました。・・・
 しかし、実際はこのツイートは230回程度しかリツイートされていませんでした。8日後の19日、『NEWS23』は事実と違うことが拡散されるフェイクニュースの危険性を伝える特集で、自らが誤った情報を拡散してしまったのです。
フェイクニュースの生態系に朝日新聞の似たようなケースが載っていましたね。

しかし、こんなのちょっと見れば事実かどうか確認できるのにねぇ。

多面的・多角的な視点を

少し話はそれますが、気を付けなくてはならないのは保守系ユーザーも自身の思考・信条に合う情報だけを選択し、それを絶対の正義として思い込むのは危険であるということです。それでは左派系とユーザーと同じことになってしまいます。
 自分の意見と異なる情報を無視するのではなく、多面的・多角的に情報を収集し、検討するという作業が常に求められます。
仰る通りで。

「嘘の新聞」と「煽るテレビ」
和田 政宗
扶桑社
2018/7/28



この記事へのコメント

とも
2022年11月22日 15:01
>にと言おうとしていることは近い
となってます