韓国人のこころとくらし

韓国人のこころとくらし」を読みました。

本は新しいのだが、ちょっと古い内容です。

面白い風習

今も生きている風習かわかりませんが、子供が生まれた時に『私の木』を植えるそうだ。
男の場合は先祖の墓のある山に松を植え、女の場合は畑の隅に桐の木を植える。
嫁入りする時にはその桐の木でタンスなどを作って持たせ、男の場合は棺に使うそうだ。

山に墓を作るというのは聞いたことがあります(国定公園だろうと構わずやるらしい)。

韓国らしいエピソード

ヒマラヤ登山する時に韓国隊がやたら速かった。
その理由は、韓国人は二メートルのクレバスを気にせずジャンプで超えたが、
西欧人は回避して三日余計にかかったというエピソードが載っていました。

安全性よりスピード・コスト。韓国人らしいね。

もう一つ紹介します。
高麗時代にモンゴルに攻められた時のお話。
籠城し兵糧が乏しくなったときに、総力戦でなければ死ぬと説得しようとしても動かず、
肩書に関する恩賞を与えると言ったら目の色を変えて戦って大勝した。

平民には官位を与え、奴婢は平民にするという恩賞。



時間の考え方

イギリスでは、公式の晩餐の招待状は一年前に送る。セミナーやシンポジウムともなると、一年以上前に出席を依頼するのが礼儀であり、慣例である。韓国のように長くて一月前、通常は一週間前に依頼するようなことはまずない。また、約束の三、四日前になってキャンセルするのは大変失礼になる。・・・当日約束の時間が迫ってから、急用で参加出来なくなったというキャンセルが通用する韓国人の時間感覚の風土とは本質的に違う。
そういえば、台湾に対して当日キャンセルしたのがありましたね。

韓国人のこころとくらし「チンダルレの花」と「アリラン」
イ・ギュテ
彩流社
2019/4/26




この記事へのコメント