ハト(鳩)のことを全く知っていなかった
「となりのハト」を読みました。
知っているようで知らないハト(鳩)のお話です。
・鳩胸という通りに、胸の筋肉が発達していて大きく張り出している。その筋肉は体重の31~44%もある。スズメは16%くらい。
この筋肉は飛ぶために使う。巡航速度で60km/hも出るそうだ。
・羽毛は抜けやすい。猛禽類に捕まりそうになった時に羽が抜けて逃げる。
紛綿羽(ふんめんう)と呼ばれる羽毛は先端が粉上になって滑り易くなる。
・流し目ができない。
ハトは首を前後しながら歩いているように見えるが、実際は地面に落ちている種などを見つけやすくするために、固定する時間を増やしている。
まず頭を前に出し、頭の位置を固定して首を曲げる。
・ハトの砂肝(筋胃)は発達していて、のみこんだものを砂と一緒にすり潰し細かくしてから消化する
・水をごくごくと飲める。このような飲み方ができるのは、カエデチョウの仲間の一種とサケイの仲間とハトの仲間だけ。
スズメ・カラスなどは嘴ですくって上を向いて飲む
白いのなど、結構色にバリエーションがあるが、あれは品種改良されてきたからだそうです。
元々日本におらず、奈良時代くらいに偉い人が愛玩用に飼われていたそうで、それが逃げ出したりして野生化したのがカワラバト。
鳴き方は「クー クー グルッー」や「クルッポー、クルッポー」。
「ドバト|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動」で聞いてみましょう。
・群れをつくる
・元々崖に巣をつくっていたので、ビルとか大好き
・灰色っぽい
鳴き方は「デデッポポー デデッポポー」。
「キジバト|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動」この鳴き声がキジバトなんですね。
よく聞く鳴き声だけど何だろうなと思っていた。
・群れをつくらない
・茶色っぽい
青りんごとおなじように、緑色のハト。
鳴き方は「アーーアオーアオー」「ウーウワァーオー」
「アオバト|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動」
ナトリウムを摂取するために海水を飲んだり、ナトリウム温泉を飲んだりする。
果物の季節はそればかり食べてカリウム過剰となるのを防ぐためらしい。
となりのハト 身近な生きものの知られざる世界
柴田 佳秀
山と渓谷社
2022/3/19
知っているようで知らないハト(鳩)のお話です。
ハト一般に言える話
色々とハトオンリーの話がある。・鳩胸という通りに、胸の筋肉が発達していて大きく張り出している。その筋肉は体重の31~44%もある。スズメは16%くらい。
この筋肉は飛ぶために使う。巡航速度で60km/hも出るそうだ。
・羽毛は抜けやすい。猛禽類に捕まりそうになった時に羽が抜けて逃げる。
紛綿羽(ふんめんう)と呼ばれる羽毛は先端が粉上になって滑り易くなる。
・流し目ができない。
ハトは首を前後しながら歩いているように見えるが、実際は地面に落ちている種などを見つけやすくするために、固定する時間を増やしている。
まず頭を前に出し、頭の位置を固定して首を曲げる。
・ハトの砂肝(筋胃)は発達していて、のみこんだものを砂と一緒にすり潰し細かくしてから消化する
・水をごくごくと飲める。このような飲み方ができるのは、カエデチョウの仲間の一種とサケイの仲間とハトの仲間だけ。
スズメ・カラスなどは嘴ですくって上を向いて飲む
ドバト(カワラバト)
公園などで地面をつついていて、パンなどを食べていると寄ってくるのがカワラバト。白いのなど、結構色にバリエーションがあるが、あれは品種改良されてきたからだそうです。
元々日本におらず、奈良時代くらいに偉い人が愛玩用に飼われていたそうで、それが逃げ出したりして野生化したのがカワラバト。
鳴き方は「クー クー グルッー」や「クルッポー、クルッポー」。
「ドバト|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動」で聞いてみましょう。
・群れをつくる
・元々崖に巣をつくっていたので、ビルとか大好き
・灰色っぽい
キジバト
カワラバトとは違い自然にいたハトで、山村・山林・畑などにいたが戦後あたりから街中にもでてくるようになった。鳴き方は「デデッポポー デデッポポー」。
「キジバト|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動」この鳴き声がキジバトなんですね。
よく聞く鳴き声だけど何だろうなと思っていた。
・群れをつくらない
・茶色っぽい
アオバト
これは山の中にいてめったにお目に書かれないそうです。青りんごとおなじように、緑色のハト。
鳴き方は「アーーアオーアオー」「ウーウワァーオー」
「アオバト|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動」
ナトリウムを摂取するために海水を飲んだり、ナトリウム温泉を飲んだりする。
果物の季節はそればかり食べてカリウム過剰となるのを防ぐためらしい。

柴田 佳秀
山と渓谷社
2022/3/19
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