安倍元首相の国葬についての社説での意見

安倍元首相の国葬を行うことになったが、それに関する社説をまとめました。

安倍元首相の国葬についての社説での意見

朝日新聞は国葬に関して社説を出していないが、以下の川柳を選んだことから、どのような意見かはわかりますね。
朝日川柳 西木空人選

しんぶん赤旗も「主張」で記事出していないが、志位委員長が反対しているので、赤旗も反対ですね。

国葬が法律に書かれていないから国庫支出はおかしいと反対しているところがありますが、そんなもの幾らでもあります。
例えば外国人への生活保護。
法律・閣議決定・政令・省令のいずれにも書かれておらず、単なる通知があるだけです。

※2022/7/20 中国新聞/朝日新聞/東京新聞/しんぶん赤旗/神戸新聞 を追加。
 案の定、朝日新聞・しんぶん赤旗は国葬に反対でした。
※2022/7/22 高知新聞・社会新報・河北新報・南日本新聞を追加
 社会新報(社民党)はさすがぶっ飛んでますね


社説一覧

新聞社説
要約
京都新聞安倍氏の国葬 法の根拠がなく疑問だ
国民の賛否は分かれるのではないか。岸田文雄首相は、参院選の街頭演説中に銃撃されて死去した安倍晋三元首相の「国葬」を今秋に行う方針を発表した。
中曽根氏の合同葬の際には、文部科学省が全国の国立大などに弔意を表明するよう求める通知を出し、問題となった。今回も弔意を国民に押しつけるようなことはあってはならない。
信濃毎日新聞安倍氏国葬に 特例扱いは納得がいかぬ
安倍晋三元首相の国葬が、この秋に営まれることになった。岸田文雄首相が会見で明らかにした。
なぜ、慣例を破って国葬にしなくてはならないのか。岸田首相の説明では納得がいかない。
北海道新聞安倍氏「国葬」 幅広い理解得られるか
岸田文雄首相は、参院選の遊説中に銃撃されて死亡した自民党の安倍晋三元首相の「国葬」を秋に行うと表明した。戦後の首相経験者の国葬は、1967年の吉田茂氏に続き2人目となり、極めて異例だ。
政治家の評価は称賛一辺倒ではあり得ない。国会で国葬を行う基準の明確化や経費負担のあり方を議論するとともに、安倍政権の功罪を検証し、今後の政策に生かしていくことが大事である。
新潟日報安倍元首相「国葬」 納得のいく説明が必要だ
異例の対応に国民から賛否の声が出ている。政府には納得のいく説明が求められる。
安倍氏の負の側面に向き合わず、ふたをしてしまうことにつながらないか。言論の自由と民主主義を守る意義をもう一度確認したい。
毎日新聞安倍元首相の「国葬」 国民の思い尊重する形に
街頭演説中に銃撃され死亡した安倍晋三元首相の葬儀が「国葬」として今秋に実施される。岸田文雄首相が記者会見で発表した。
大切なのは遺族の意向にも配慮し、静かに見送れる環境を整えることだ。さまざまな国民の思いを尊重し、世論の分断を招かぬよう丁寧に進めなければならない。
琉球新報安倍元首相「国葬」 内心の自由に抵触する
岸田文雄首相が、街頭演説中に銃撃を受けて死去した安倍晋三元首相の「国葬」を9月に実施すると発表した。史上最長の在任期間、国際社会からの高い評価、国内外から追悼の意が寄せられていることを理由として挙げたが、全く納得できない。
銃撃は民主主義への挑戦であり、今求められることは民主主義の精神を守ることだ。「国葬令」が失効した歴史をかみしめるべきである。
西日本新聞安倍氏の国葬 首相は国民に説明尽くせ
参院選の街頭演説中に銃撃を受けて亡くなった安倍晋三元首相の「国葬」を秋に行うと岸田文雄首相が発表した。戦後、首相経験者の国葬は吉田茂氏しか例がない。
一昨年の中曽根康弘氏のときは、国と党で折半した約1億9千万円の経費が議論になった。国費を使う以上は適正規模や形式についても熟慮してもらいたい。
読売新聞安倍氏国葬に 内外の悼む声を踏まえた判断
元首相が演説中に銃撃された衝撃の大きさや、内外の多くの人々が死を悼んでいることを踏まえた判断なのだろう。静かに見送りたい。
国葬でのミスは許されない。政府は万全の警備・警護体制を確立すべきだ。
世界日報安倍氏国葬 吉田茂元首相に劣らぬ功績
岸田文雄首相は、参院選の街頭演説中に銃撃され死亡した安倍晋三元首相を追悼する「国葬」を今秋行うと発表した。戦後では、1967年の吉田茂元首相以来2例目となる。
今回の事件で警護の不備が明らかとなったが、その点が最も心配されるところだ。問題点を早急に洗い出し、要人警護、セキュリティーに万全を期して臨みたい。
沖縄タイムス[安倍氏の国葬]異例の扱い 疑問が残る
岸田文雄首相が、安倍晋三元首相の「国葬」を営むと発表した。遊説中だった安倍氏が凶弾に倒れた事件は、国内外に衝撃を与えた。
喪に服すも、服さないも個人の自由である。政府はそのことを重んじるべきだ。
中国新聞安倍元首相の「国葬」 決定の理由、説明足りぬ
参院選の街頭演説中に銃撃されて死去した安倍晋三元首相の「国葬」を秋に行うと岸田文雄首相が発表した。首相経験者の国葬は1967年の吉田茂氏以来となる。
にもかかわらず再び閣議決定だけで済ませるのは国会軽視と言わざるを得ない。国権の最高機関である国会の意見もしっかり聞くべきである。
しんぶん赤旗安倍元首相の国葬/国を挙げての礼賛許されない
参院選中に銃撃され死去した安倍晋三元首相の国葬を秋に実施するとした岸田文雄首相の方針に、疑問と批判が上がっています。首相経験者の国葬は1967年の吉田茂氏以来です。
秋にはさらなる物価高騰で国民生活が苦しくなることが予想される中で、巨額な支出への疑問は尽きません。いま必要なのは、安倍元首相の8年8カ月の政治を事実に基づいて多面的に検証し、冷静な評価を行うことです。
朝日新聞安倍氏を悼む 「国葬」に疑問と懸念
在任期間は憲政史上最長となったが、安倍元首相の業績には賛否両論がある。極めて異例の「国葬」という形式が、かえって社会の溝を広げ、政治指導者に対する冷静な評価を妨げはしないか。
国葬が政権の評価を定めるものでもない。自由な論評を許さぬ風潮が生まれれば、それこそ民主主義の危機である。
東京新聞安倍氏「国葬」 国民の分断を懸念する
政府は、参院選の応援演説中に銃撃され死亡した安倍晋三元首相の国葬を今秋に行う方針だ。だが、反対論もある中で、なぜ国葬なのか、岸田文雄首相が説明を尽くしたとは言い難い。
故人への弔意の表し方は個人の信条に基づいて自由であるべきだが、他人に強いるべきではない。ましてや国葬となった場合、政府が国民に弔意を強制するようなことがあってはならない。
神戸新聞安倍氏の国葬/国民への説明が不十分だ
岸田文雄首相は先週、参院選の街頭演説中に銃撃され亡くなった安倍晋三元首相の「国葬」を秋に実施すると発表した。極めて異例の扱いである。
何より弔意は国が求めたり、強要したりするものではない。政府は国葬にこだわらず、政治的な立場の違いを超えて元首相への哀悼を静かに表明できる場を再考すべきだ。
南日本新聞[安倍元首相国葬] 根拠を明確にすべきだ
参院選の街頭演説中に銃撃され、死去した安倍晋三元首相の国葬実施を巡り賛否が分かれている。与党からは「功績、国際的な活躍を考えると国葬に値する」と賛同する声が上がる。
野党は閉会中審査の開催を求めている。国会で議論し、さまざまな疑念を解消してもらいたい。
高知新聞【安倍氏の国葬】国民の納得へ説明足りぬ
参院選の街頭演説中に銃撃され死去した安倍晋三元首相について、岸田文雄首相が実施を表明した国葬の是非を巡る議論が噴出している。政府は9月27日に東京・日本武道館で行う方向で調整を進め、今週中にも閣議決定するようだ。
野党は国会での閉会中審査の開催を求めている。岸田首相には国葬の意義や基準を丁寧に説明し、国民の納得を得る責任がある。
日本経済新聞広く国民の理解を得る国葬に
政府が安倍晋三元首相の国葬を9月27日に都内の日本武道館で行うと閣議決定した。内政や外交の実績を総合的に評価した判断は理解できるが、国内には国葬への慎重論もある。
岸田首相は葬儀委員長として国葬の意義を丁寧に説明し、透明性の高い運営方法を主導してほしい。それが時代に合った国葬のあり方を考える基準にもなる。
河北新報安倍元首相「国葬」 性急な決断、「聞く力」どこへ
政府は参院選の遊説中に銃撃され、死亡した安倍晋三元首相の葬儀を「国葬」として9月27日に実施することをきょうにも閣議決定する。根拠となる法令がない中、慣例にもよらない異例の扱いだ。
民主主義を守り、実践する決意を示すのであれば、追悼の在り方を巡っても自由な議論が交わされなくてはなるまい。参院選で大勝した直後だからこそ、岸田首相にはより「聞く力」の真価が問われる局面だったはずだ。
社会新報「国葬」に反対する ~憲法が保障する「内心の自由」に抵触する~
岸田文雄首相は7月14日、街頭演説中に銃撃で死去した安倍晋三元首相の国葬を9月に実施すると発表した。しかし、なぜ国葬なのか、全く理解できない。
さらに談話は、狙撃事件の背景にある、自民党と旧統一教会の関係の解明こそが求められると指摘している。まさにカルトと政界の癒着構造を徹底検証することが喫緊の課題だ。
信濃毎日新聞安倍氏国葬決定 割れる民意は見ぬふりか
安倍晋三元首相の国葬は9月27日、都内の日本武道館で行う。岸田文雄政権がきのう、閣議決定した。
急拡大する新型コロナ感染が収束しているかどうかも気がかりだ。何より、十分な説明もないまま異論を封じれば、国民との間にしこりが残るに違いない。
北海道新聞「国葬」閣議決定 弔意の強制にならぬか
政府はきのうの閣議で、参院選の遊説中に銃撃されて死亡した安倍晋三元首相の「国葬」を、9月27日に東京都千代田区の日本武道館で行うことを決めた。当日は休日にしない方針で、松野博一官房長官は「国民一人一人に喪に服することを求めるものではない」と強調した。
岸田文雄首相は「聞く耳」を掲げるが、国葬を求める保守派の声だけを聞いているのではないか。党内基盤の弱い首相が安倍氏の非業の死を政治利用していると見られても仕方あるまい。
山形新聞安倍氏の「国葬」 分断回避へ説明尽くせ
政府は閣議で、参院選の応援演説中に銃撃され死去した安倍晋三元首相の国葬を9月27日に行うと決めた。安倍氏は2度の首相在任期間中、強いリーダーシップでリーマン・ショックや東日本大震災などからの経済回復を先導、外交面でも日本の存在感を高めた。
安倍氏も同様で、国葬への反対や慎重論も、不祥事などの「影」の部分から派生している。こうした点を検証・改善し、多くの人が静かに追悼できる環境を整えるのが岸田首相の務めだろう。
東奥日報分断回避へ説明尽くせ/安倍氏の国葬
政府は閣議で、参院選の応援演説中に銃撃され死去した安倍晋三元首相の国葬を9月27日に行うと決めた。首相退任後も自民党の最大派閥の長として国政に影響力を発揮してきた安倍氏の無念さは察するにあまりあり、海外を含め元首相を悼む気持ちは共通している。
安倍氏も同様で、国葬への疑念も不祥事などの「影」の部分から派生している。国葬を営むにしても、岸田首相は安倍政治を検証し改善することで、民主主義への信頼度が強まると自覚すべきだ。
毎日新聞安倍氏「国葬」を決定 なぜ国会説明しないのか
銃撃事件で死亡した安倍晋三元首相の「国葬」を9月27日に行うと、政府が閣議決定した。岸田文雄首相が先週、方針を発表して以来、賛否両論が噴出している。
日本の民主主義の基盤は、国民の代表で構成する国会である。国民の疑問に答えるには、政府が国会で説明し、議論することが欠かせない。
福井新聞安倍氏の「国葬」 多くの賛同へ説明尽くせ
政府は、参院選の街頭演説中に銃撃され死去した安倍晋三元首相の国葬を、9月27日に日本武道館で実施することを閣議決定した。国葬の費用は全額国費で賄われ、戦後の首相経験者では1967年の吉田茂元首相以来2例目となる。
自民党側は応じない構えだが、より多くの国民の賛同が欠かせないはずであり、国会で理解を得る努力が必要だろう。首相は「民主主義を断固として守り抜く」と訴えた以上、国葬賛成派と反対派の間で新たな分断、対立を生まぬよう説明を尽くすべきだ。
しんぶん赤旗安倍氏国葬の決定/疑問や批判にこたえぬままか
街頭演説中に銃撃され死去した安倍晋三元首相の国葬を9月27日に東京・日本武道館で行うことを岸田文雄政権が決定しました。安倍氏国葬の是非をめぐり世論は割れています。
安倍政治を国家として礼賛一色にする国葬を実施することは国民に新たな分断をもたらすことにしかなりません。国葬の中止を強く求めます。
静岡新聞安倍元首相の国葬 国民の分断深めぬよう
政府は、参院選の応援演説中に凶弾に倒れた安倍晋三元首相の国葬を、9月27日に東京・日本武道館で開くと閣議決定した。理由を、①憲政史上最長の8年8カ月にわたり首相の重責を担った②外国首脳を含む国際社会から高い評価を受けている③突然の蛮行で亡くなり、国内外から幅広い追悼の意が寄せられている―などとした。
国葬によって政治的評価を事実上強制することになるという懸念も野党から出ている。国葬を理由に安倍氏の負の遺産といえる数々の問題にふたをすることがあってはならない。
茨城新聞安倍氏の国葬 分断回避へ説明尽くせ
政府は閣議で、参院選の応援演説中に銃撃され死去した安倍晋三元首相の国葬を9月27日に行うと決めた。首相退任後も自民党の最大派閥の長として国政に影響力を発揮してきた安倍氏の無念さは察するにあまりあり、海外を含め元首相を悼む気持ちは共通している。
安倍氏も同様で、国葬への疑念も不祥事などの「影」の部分から派生している。国葬を営むにしても、岸田首相は安倍政治を検証し改善することで、民主主義への信頼度が強まると自覚すべきだ。
山陰中央新報安倍氏の国葬 分断回避へ説明尽くせ
政府は閣議で、参院選の応援演説中に銃撃され死去した安倍晋三元首相の国葬を9月27日に行うと決めた。首相退任後も自民党の最大派閥の長として国政に影響力を発揮してきた安倍氏の無念さは察するにあまりあり、海外を含め元首相を悼む気持ちは共通している。
安倍氏も同様で、国葬への疑念も不祥事などの「影」の部分から派生している。国葬を営むにしても、岸田首相は安倍政治を検証し改善することで、民主主義への信頼度が強まると自覚すべきだ。
産経新聞安倍元首相の国葬 野党の反対は理解できぬ
政府は、安倍晋三元首相の「国葬」(国葬儀)を9月27日に実施することを閣議決定した。首相経験者の国葬は、吉田茂元首相以来、55年ぶりで戦後2例目である。
国家に功績のあった人物を国葬で送るのは、諸外国では当たり前である。日本もそうあるべきだ。
宮崎日日新聞安倍氏の国葬
政府は閣議で、参院選の応援演説中に銃撃され死去した安倍晋三元首相の国葬を9月27日に行うと決めた。首相退任後も自民党の最大派閥の長として国政に影響力を発揮した実績の一方で、国内には首相時代の政権運営に批判的な声がある。
安倍氏も同様で、国葬への疑念も不祥事などの「影」の部分から派生している。国葬を営むにしても、岸田首相は安倍政治を検証し改善することで、民主主義への信頼度が強まると自覚すべきだ。
朝日新聞臨時国会 首相は「国葬」の説明を
政府が閣議決定した安倍元首相の「国葬」について、世論の賛否は割れたままである。社説は、極めて異例の追悼の形式が、社会の溝を広げ、政治家の業績に対する自由な論評を妨げる恐れを指摘した。
国民に危機意識を共有してもらうためにも、国会質疑を通じた発信は重要である。岸田政権は野党各党が求める十分な会期を確保して、一連の課題に真摯(しんし)に向き合うべきだ。
新潟日報安倍氏国葬決定 国会で説明尽くすべきだ
幅広い国民の理解を得ようとする姿勢もなく強行することには疑念が募る。国会でしっかり説明し、議論を尽くすべきだ。
政府・与党は幅広い意見を取り入れた協調への道を進むべきだ。内向きの姿勢で国葬や追悼演説を実施すれば、国民の疑問はさらに深まりかねない。
西日本新聞国葬の当否 臨時国会を議論の機会に
参院選後初の臨時国会が8月3日に召集される。街頭演説中に銃撃されて亡くなった安倍晋三元首相の国葬について国民に説明する機会であるはずなのに、政府、与党の及び腰な姿勢は理解に苦しむ。
参院選を受けた臨時国会は参院の正副議長選出などが中心で、会期は通常数日間だ。与党側は今回も3日間とする方針だが、そ...。
信濃毎日新聞安倍氏の国葬 服喪の強要にならないか
国民一人一人に喪に服すことを求めるものではない―。安倍晋三元首相の国葬について松野博一官房長官は繰り返し述べている。
かつて国葬は、ナショナリズムを高揚させ、国民を動員して戦時体制を強化する装置となったことを中央大の宮間純一教授は指摘している。その歴史にも目を据え、服喪の強要になりかねない国葬を問い直す必要がある。

この記事へのコメント

けんじ
2022年07月18日 17:59
それでは、外国人への生活保護も、法令化するのかしないのか(保護対象外とする)のか、議論なり必要な手続きをすればいい。