ヤバい“食”のデマ屋に潰される“農”⑥クズっぷりに吐き気がしますね
「ヤバい“食” 潰される“農” 日本人の心と体を毒す犯人の正体」(堤未果、藤井聡)を読みました。
第6回は『第5章 「最適化」に抗うために』と「おわりに」がツッコミ対象です。
「Maize in Africa」によると、アフリカで1年あたりのトウモロコシの消費量が最も少ないのは、ガーナとウガンダの19kgです。
「論説 米国における燃料用エタノール政策の動向 ――とうもろこし需給に与える影響―― 」にあるデータからエタノール1リットル作るのにどれだけのトウモロコシが必要か計算してみましょう。
2006年のデータですが、バイオエタノールは 1,514 万 KL、燃料用のトウモロコシは 48,260(1000トン)、バイオエタノールの9割がトウモロコシから作られているそうです。
48,260×1,000×1,000 ÷ (1,514 × 10000 × 1000 × 0.9) = 3.5
バイオ燃料を1リットル作るのに、トウモロコシは3.5kgが必要ですね。
藤井教授によると「3.5 = 19」が成り立つそうです。
それは、「多様性と消費者の選ぶ権利を侵害した」というのですよ。
多様性というのならば、昆虫粉を含む食品が有るのと無いのとでは、有る方が高くなる。
昆虫粉を含むものを選べた方が、消費者の選ぶ権利が守られるのだよ。
自分の認めるものしか認めないというクズっぷりがよくわかります。
法律関係もデタラメな堤未果さん。
TRIPS協定27条で品種の保護について規定されているが、市場独占はできません。
なぜならば、「新規性」があるものでないと保護されないので、昔からある品種を独占利用できません。
「食品安全法」という法律は存在しません。「食品安全基本法」ならばあるけれどもね。
想像するに「食品衛生法」なのでは?
SPS協定の件は、話がふわっとし過ぎて何を問題にしているかわかりませんね。
「食べ物が価値観を方向づけし、文化を形成する」のですか。しかもそれは普遍的とのこと。
そう思いたいのならば、思えばよいでしょう。個人の勝手ですから。
個人として、アホじゃね?と評しましょう。食べ物で価値観が決まるって何さ!
赤字の部分もアホですね。
言っていることは、「AにならないにはBになることです」ということですよ。
常識人は「AにならないためにCをすることです」みたいな文章とするでしょう。
そもそも、「人間的」って何ですか?
これで、この本も終わりです。
想像した通りの、デマ、意味不明な語りなど、読む価値は無い本でした。
ヤバい“食” 潰される“農” 日本人の心と体を毒す犯人の正体
堤未果、藤井聡
ビジネス社
2024/6/20
第6回は『第5章 「最適化」に抗うために』と「おわりに」がツッコミ対象です。
バイオ燃料
藤井聡:「地球にやさしいバイオ燃料」と言って、アフリカの人が1年間に食べる量のトウモロコシで、わずか1リットルの燃料を作って「食料危機」なんて言っているとしたら、その偽善性には吐き気がしますね。デタラメばかり言う大学教授に吐き気がしますね。
「Maize in Africa」によると、アフリカで1年あたりのトウモロコシの消費量が最も少ないのは、ガーナとウガンダの19kgです。
「論説 米国における燃料用エタノール政策の動向 ――とうもろこし需給に与える影響―― 」にあるデータからエタノール1リットル作るのにどれだけのトウモロコシが必要か計算してみましょう。
2006年のデータですが、バイオエタノールは 1,514 万 KL、燃料用のトウモロコシは 48,260(1000トン)、バイオエタノールの9割がトウモロコシから作られているそうです。
48,260×1,000×1,000 ÷ (1,514 × 10000 × 1000 × 0.9) = 3.5
バイオ燃料を1リットル作るのに、トウモロコシは3.5kgが必要ですね。
藤井教授によると「3.5 = 19」が成り立つそうです。
多様性
堤未果:イタリアは2023年に「現在流通している典型的なイタリア製品への昆虫粉の使用」を禁止する通達を出して、伝統食と自国の食料安全保障と多様性、消費者の選ぶ権利を守りました。笑ってしまいますね。
それは、「多様性と消費者の選ぶ権利を侵害した」というのですよ。
多様性というのならば、昆虫粉を含む食品が有るのと無いのとでは、有る方が高くなる。
昆虫粉を含むものを選べた方が、消費者の選ぶ権利が守られるのだよ。
自分の認めるものしか認めないというクズっぷりがよくわかります。
おわりに:堤未果
種子と医薬品の市場独占を許す〈貿易関連知的財産権(TRIPS)協定〉が設定され、アグリビジネス大手副社長によって〈WTO農業協定〉が作られ、ファーストフードと食品加工業界によって、〈食品安全法〉が、ローカルな食システムを解体し、企業に都合の良い〈衛生植物検疫(SPS)協定〉として誕生したように。流石ですね。
法律関係もデタラメな堤未果さん。
TRIPS協定27条で品種の保護について規定されているが、市場独占はできません。
なぜならば、「新規性」があるものでないと保護されないので、昔からある品種を独占利用できません。
「食品安全法」という法律は存在しません。「食品安全基本法」ならばあるけれどもね。
想像するに「食品衛生法」なのでは?
SPS協定の件は、話がふわっとし過ぎて何を問題にしているかわかりませんね。
食べたものが私たちの身体を作るだけでなく、知らぬ間に価値観を方向づけ、やがて文化を形成するという、普遍的な法則。最後に格好いいことを書こうとして意味のわからない文章を書くというのはいつも通りですね。
・・・
画一化と優生思想ですべてを最適化し、多様性が失われた単一市場での利益を狙うグローバルビジネス。その非人間的価値観に対抗する術はただ一つ、私たちがより人間的になることだからです。
「食べ物が価値観を方向づけし、文化を形成する」のですか。しかもそれは普遍的とのこと。
そう思いたいのならば、思えばよいでしょう。個人の勝手ですから。
個人として、アホじゃね?と評しましょう。食べ物で価値観が決まるって何さ!
赤字の部分もアホですね。
言っていることは、「AにならないにはBになることです」ということですよ。
常識人は「AにならないためにCをすることです」みたいな文章とするでしょう。
そもそも、「人間的」って何ですか?
これで、この本も終わりです。
想像した通りの、デマ、意味不明な語りなど、読む価値は無い本でした。
ヤバい“食” 潰される“農” 日本人の心と体を毒す犯人の正体
堤未果、藤井聡
ビジネス社
2024/6/20
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