自民党総裁選の結果を新聞社説でどう報じる?

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自由民主党の新総裁に石破茂氏が選出されました。
これに関する新聞の社説をまとめました。
社説の一覧はこちら

ChatGPTによるまとめ

よく嘘をつくChatGPTですが面倒なのでやってもらいました。参考程度に見てください。

候補者ごとの肯定的・否定的記述の割合
候補者肯定的な記述の割合否定的な記述の割合
石破茂約 40%約 60%
高市早苗約 30%約 70%
小泉進次郎約 20%約 80%


総評
石破茂
肯定的な記述としては、彼の政治経験、改革への意欲、党内外の人気、安定感のあるリーダーシップなどに触れられており、自民党の再建を託す存在として評価されている点が挙げられます。
否定的な記述では、裏金事件への対応が不十分であることや、党内基盤が弱く、派閥の力に依存する恐れがあること、政策の実現性に対する疑問などが述べられています。

高市早苗
肯定的な記述は少なく、主に議員票や地方票の一部で支持を得ていることや保守的な政策に関する記述が見られました。
否定的な記述では、靖国神社参拝の保守色の強さが議員心理に悪影響を与えたこと、裏金事件への態度、安倍派との結びつきが批判されており、また、地方票の伸び悩みや政策リーフレット郵送の問題も挙げられています。

小泉進次郎
肯定的な記述はほとんどなく、「次期首相候補として人気が高い」といった表現が見られた程度です。
否定的な記述では、経験不足や論戦での力不足、政策実行力への疑問などが挙げられ、全体的に低評価の傾向が強いです。


石破・高市・小泉以外の候補について言及した社説

■朝日新聞
現役の幹事長の茂木敏充氏をはじめ、少なからぬ候補者が主張した政策活動費の廃止などは、すぐにでも実現に動き出すべきだ。

■福井新聞
健闘したのは小林鷹之氏。知名度の低さを政策発信力で補い、次回への足がかりを築いた。
小林の選挙区を調べると福井県ではなく千葉県でした。地元推しというわけではないのですね。

その他

高市氏がお嫌い?
高市氏が政策リーフレットを全国30万人以上の党員らに郵送したことが、告示直前に発覚した。「カネのかからない総裁選」を呼び掛けていた党総裁選挙管理委員会から、注意を受けた。
これは毎日新聞の社説なのですが、郵送禁止が通知された時点で郵送手続きを終えていたそうですが、それには触れないのですか?
高市早苗氏、自民党総裁選告示前に文書郵送 ルール抵触の指摘も - 日本経済新聞

女性初の首相はお呼びでない?
決選投票で及ばなかったが女性初の首相にあと一歩と迫り、存在感を示した。
こんな感じで報じたのは福井新聞のみ。

石破氏の地元鳥取の新聞の書きようが面白い
報道各社の「次の首相にふさわしい人」アンケートでの人気は常に高かったが、面倒見が悪い、後ろから鉄砲を撃つだとか言われ、同僚議員からの人気のなさが悩みだった。為政者にとって厳しい“正論”を語ってきた石破氏は、煙たがられる存在でもあった。
これは鳥取の新聞の日本海新聞ですが、ど直球で笑えました。

社説一覧

新聞社説
要約
朝日新聞自民新総裁に石破氏 信頼回復の道のりは険しい
今秋にも政権選択選挙である衆院選が想定されるなか、自民党は裏金事件で失墜した党への信頼回復を、総裁選5度目の挑戦となる石破茂元幹事長に託すことになった。
所信表明演説に対する代表質問だけではなく、最低限、一問一答形式の予算委員会や党首討論を実現する。与野党の対立軸をわかりやすく示した後で、国民に判断を求めるのが筋だ。
毎日新聞自民新総裁に石破氏 国民の信を取り戻せるか
自民党派閥の裏金事件で極まった政治不信を拭い去り、国民の信頼を取り戻さなければならない。党を再生できるか、実行力が問われる。
何よりも「政治とカネ」の問題を清算することが求められる。身内の論理に従うのではなく、幅広く国民の声に耳を傾け、改革を進める責任がある。
東京新聞自民新総裁に石破氏 裏金事件に幕は引けぬ
自民党新総裁に石破茂氏が就任した。派閥の裏金事件で国民の信頼を失った岸田文雄首相に代わる党の「顔」を選んだに過ぎず、体質が刷新されたわけではない。
政治改革は立民中心の政権に委ねるのか。それを判断するのは、私たち自身であることを確認しておきたい。
読売新聞石破新総裁 新しい自民党の出発となるか
5回目の挑戦で、ようやく首相の座をつかみ取った。地に足の着いた政策を遂行し、自民党への信頼を取り戻せるかどうかが問われる。
政治活動には一定の資金がかかるが、カネのかからない選挙の実現は時代の要請と言える。新たな政党像を作り上げることもまた、石破氏に課せられた使命だ。
産経新聞自民総裁に石破氏 保守の精神踏まえ前進を 外交安保政策の継承が重要だ
自民党総裁選で、石破茂元幹事長が高市早苗経済安全保障担当相を決選投票で破り、新総裁に選出された。
早期の衆院解散・総選挙が取り沙汰されている。臨時国会では所信表明演説で国家観と政策の全体像を披露するとともに質疑にも応じ、国民に投票の判断材料を示すべきである。
日本経済新聞石破新総裁は行動で信頼を取り戻せ
自民党の新総裁に石破茂氏が選ばれた。10月1日召集の臨時国会で102代目の首相に就任する運びだ。
立憲民主党や公明党でも党首交代が決まった。次の臨時国会は衆参両院の代表質問だけでなく、党首討論や予算委員会の質疑を経たうえで有権者の審判を仰ぐのが筋だろう。
日本海新聞自民党新総裁に石破氏
過去最多の9人が名乗りを上げた自民党総裁選は、石破茂元幹事長=衆院鳥取1区=が新総裁の座を射止めた。1回目の投票で石破氏は154票を獲得。
石破氏は「必要なのは刷新感ではなく、本当に刷新されるか」と述べた。時に煙たがられた政治家の真価が、今こそ問われよう。
東亜日報日本の新首相に「知韓派」石破茂氏、韓日関係「コップの残りの半分」を満たさなければ
日本の政権与党である自民党が27日、石破茂元幹事長を新総裁に選出した。3年間在任した岸田文雄首相の後継として、石破氏は来月1日召集の臨時国会で首相に指名される。
日本の政権交代で、政府の安定的な状況管理がより重要になった。
琉球新報自民新総裁に石破氏 県要望に沿う協定改定を
自民党総裁選は決選投票の結果、石破茂氏が新総裁に選出された。10月1日召集の臨時国会で新首相に指名される運びだ。
石破氏はそのことを認め、新たな普天間の危険性除去策を追求すべきだ。実現可能性が乏しい計画にいつまでも執着してはならない。
沖縄タイムス自民新総裁に石破氏 地位協定の改定進めよ
自民党の新総裁に石破茂元幹事長が決まった。10月1日召集の臨時国会で首相に就く。
立憲民主党の新代表も決まったばかりだ。解散前に党首討論や予算委員会を開くなど、論戦に応じ有権者に判断材料を示すべきだ。
しんぶん赤旗自民総裁に石破氏/日本を守るどころか危険増す
自民党総裁選で石破茂元幹事長が選出されました。石破氏は総裁選で、「日本を守る」「国民を守る」などのスローガンを掲げました。
日本共産党は、自民党政治のゆがみをもとから変える大改革を訴え、必ず躍進する決意です。
社会新報自民党と統一教会~石破新総裁は組織的癒着関係の再調査を急ぎ説明を
(社会新報10月3日号3面より)衝撃的な写真の公開が「カルトと政治」の闇に再び光を当てた。
石破茂・新総裁は統一教会との組織的癒着関係について再調査を急ぎ国民に説明しなければならない。社民党は「カルトと政治」問題を今後も徹底的に追及していく。
信濃毎日新聞新総裁に石破氏 裏金の棚上げ許されない
自民党の新総裁に石破茂元幹事長(67)が選出された。10月1日召集の臨時国会で、首相に指名される。
今後の党役員人事や組閣にも派閥や旧派閥が影響を与える懸念が拭えない。石破氏の党改革の試金石として注視する必要がある。
京都新聞自民総裁に石破氏 腐敗に切り込む改革果敢に
国民の政治不信を極めた自民党の病巣にどう切り込むか。そこから逃げれば、選挙目当ての看板のかけ替えに終わろう。
石破氏は首相就任後の解散総選挙について、国会での与野党間の議論を経て争点を明らかにするとしている。信を問う大義と覚悟を明確に示してほしい。
新潟日報石破自民新総裁 政治の信頼取り戻せるか
自民党は生まれ変わることができるのか。新総裁は、地に落ちた政治への信頼を取り戻す方策を示さねばならない。
石破氏がどのような党役員人事や組閣をするのか、注目される。派閥の力学が働くような人事が行われることがないか、目を凝らしたい。
西日本新聞新総裁に石破氏 自民党の再生はまだ遠い
自民党は本当に生まれ変われるのか。新総裁のお手並み拝見である。
ここから脱却せずに自民党が生まれ変わることなどあり得ない。石破氏は肝に銘じてほしい。
北海道新聞自民党新総裁に石破氏 政治不信解消の道筋示せ
自民党の新しい総裁に石破茂氏が選ばれた。1回目の投票で1位だった高市早苗氏を決選投票で逆転し、9人が乱立する総裁選を制した。
衆院選の争点は何か、政権選択の対立軸はどこにあるのか。有権者の疑問に答える中身の濃い国会論戦を展開してほしい。
河北新報自民党新総裁に石破氏 国民の信頼取り戻す改革を
「政治とカネ」の問題で、逆風が吹く中での船出である。トップの交代で刷新感を演出したとしても、国民の政治不信は深刻だ。
山積する難題に立ち向かい、希望を持って生きられる社会をどうつくるか。有権者も政治の行方を厳しく見定めねばならない。
山陰中央新報自民新総裁に石破氏 本気で政治改革断行を
過去最多の9人が立候補する乱戦となった自民党総裁選は、石破茂元幹事長が、高市早苗経済安全保障担当相との決選投票を制し、総裁の座をつかんだ。
国民人気を背景にした次期衆院選向けの「選挙の顔」で終わるわけにはいくまい。地元の山陰両県民からすれば、地方創生と東京一極集中の是正で是が非でも成果を上げてほしい。
神戸新聞新総裁に石破氏/生まれ変わる姿示せるか
自民党の総裁選がきのう投開票され、28代総裁に石破茂元幹事長が選ばれた。岸田文雄首相に代わり、10月1日召集の臨時国会で正式に新首相に指名される。
石破氏は総裁選後、「国民を信じ、勇気と真心をもって真実を語る自民党に」と述べた。まずは目指す国のかたちと重視する政策を国民に語り、逃げずに論戦に臨むべきだ。
中国新聞自民新総裁に石破氏 政治改革、本当にできるのか
自民党の新総裁に、石破茂元幹事長が決まった。来月1日召集の臨時国会で、岸田文雄首相の後継首相に選出される予定だ。
衆院選で有権者の審判材料となる。国会審議を軽んじるような独善的な手法を排する手始めとしたい。
日本農業新聞石破新総裁に望む 農業農村 立て直し急げ
自民党の新総裁が石破茂氏に決まった。優先すべきは「政治とカネ」の問題で、失った政治の信頼を取り戻せるかが問われている。
今こそ東京への一極集中から地方分散へとかじを切るべきだ。石破新総裁には、持続可能な農業、農村の再生へ、強力なリーダーシップを求めたい。
山陽新聞自民総裁に石破氏 地方の声に応える政権に
自民党の新しい総裁に石破茂元幹事長が選ばれた。来月1日には首相に就くことになる。
国会議員からの人望の薄さを指摘する声もある。政権基盤をいかに強化するかも問われよう。
世界日報石破自民新総裁  挙党態勢構築し舵取りを
史上最多の9人が立候補した自民党総裁選は、石破茂元幹事長が決選投票で高市早苗経済安全保障担当相を制して第28代総裁に選出された。
「自由闊達(かったつ)に真実を語る、公平、公正で、謙虚な政党をつくりたい」とも語ったように、公明新執行部との信頼関係づくりも課題となろう。
秋田魁新報自民総裁に石破氏 地方政策への注力期待
自民党総裁選で石破茂元幹事長が新総裁に決まった。10月1日に召集される臨時国会で岸田文雄首相の後継首相に指名される見通しだ。
そんな枠から外れてきた石破氏には、地方に暮らす人々の声にも丁寧に耳を傾けてくれるような温かみのある政治を期待する。
福島民友新聞自民総裁に石破氏/政治への信頼取り戻せるか
派閥の裏金や旧統一教会の問題で失われたのは自民党だけではなく、政治そのものへの信頼だ。
政権復帰後の自民は濃淡こそあるものの、本県の復興を重点課題に掲げてきた。石破氏にはいま一度、本県の状況に目を向け、復興加速に向けた考えを示すよう強く求めたい。
福島民報【自民総裁に石破氏】不信払拭への責任重い
自民党総裁選で、石破茂氏は混戦を制し、次期首相に選任される見通しとなった。挑んでは敗れ、今に至る苦節を思えば、内心の喜びはひとしおに違いない。
政治とカネ問題などへの野党の厳しい追及に真摯[しんし]に向き合い、説明責任を果たすのか。しっかりと見極めねばならない。
福井新聞自民総裁に石破氏 論戦成果 新政権に生かせ(9月28日)
自民党総裁選を石破茂氏が制した。5回目の出馬で「これが最後」と宣言して臨み、混戦を勝ち抜いた。
自民1強はいつまで続くのか。野党の奮起を求めたい。
高知新聞【自民総裁選】政治不信は拭えていない
自民党の総裁選で、石破茂元幹事長が新しい総裁に選ばれた。来月1日に召集される臨時国会で第102代首相に指名される見通しだ。
長く非主流派にいた石破氏が当選後、「自由闊達(かったつ)、公平公正、謙虚な自民党」を強調したのはそうした意識があるからだろう。政権運営の流れが変わるか注目される。
佐賀新聞自民新総裁選出 政治改革で真価明らかに
自民党の新総裁に石破茂元幹事長が選ばれた。10月1日召集の臨時国会で岸田文雄首相の後継首相に就く。
派閥の裏金事件など相次ぐ「政治とカネ」問題で、自民には国民の厳しい視線が向けられている。
東奥日報政治改革で真価問われる/自民新総裁に石破氏
自民党の新総裁に石破茂元幹事長が選ばれた。10月1日召集の臨時国会で岸田文雄首相の後継首相に就く。
立憲民主党も野田佳彦代表を選出した。石破氏は総裁選で当初言明した通り、臨時国会での論戦に応じ、衆院選で有権者の審判材料となる政見を競い合うべきだ。
陸奥新報自民総裁に石破氏「地方創生“原点回帰”に期待」
岸田文雄首相の後継を選ぶ自民党総裁選の投開票が27日に行われ、石破茂元幹事長が決選投票で第28代総裁に選ばれた。
政治理念を共有する仲間をどう集めるのかは課題だ。人選の妙に期待したいところだ。

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