東大山室真澄教授はプロを「ウソを書くエセ研究者」と呼ぶ

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東大山室真澄教授が科学者ならぬバリ名誉棄損となるツイートをしていたのでツッコミます。

「ネオニコに問題がない」といっているか?

ここで「ウソを書くエセ研究者」と呼んでいるのは農研機構上級研究員である永井孝志氏のことです。
リスク管理の専門家です。

シロアリ防除剤としてのネオニコチノイド系殺虫剤のリスク | リスクと共により良く生きるための基礎知識
このブログ記事で「ネオニコに問題がない」と書いているといっている。
だが記事を見ると「問題」という言葉は以下の1カ所しか使っていない。
冒頭に記したように「ネオニコチノイドだけ」使用をやめても問題解決にはなりません。
ツイートなので文字数制限があり表現を変えているかもしれないので、少しでも似ている記述を見てみましょう。

①過去に使用されてきたものに比べると安全性が改善されています
②リスクの懸念は低いことがわかります
③吸って直ちに影響が出るということは考えにくい
④クロルデンやクロルピリフォスに比べてイミダクロプリドになると毒性が大きく改善したことがわかります
⑤以前に使用されていたクロルデンやクロルピリフォスに比較するとリスクは大きく低下しており

どれもネオニコに問題がないとはいっていない。
相対的に安全であり、少量であればリスクが低いといっているだけ。
そもそも問題のない物質であればADI(許容一日摂取量)は設定されません。

そんな超初歩的なことも知らずにプロに対して「ウソを書くエセ研究者」とは片腹痛いわ。

日本語の文脈を理解できないとは恥ずかしいですね

こんな論文があるのだから「人体への影響が懸念されているわけではありません」というのはウソだといいたいようです。

「人体への影響が懸念されているわけではありません」って、少量暴露で重大な影響があるとは懸念されていないという意味ですよ。
先ほども書きましたが「人体への影響が懸念される」のでADIが設定されているのです。
ハザードとリスクの問題です。

人のことを馬鹿にする前に永井さんの「リスクと共により良く生きるための基礎知識」を熟読したら?

日本語を理解できないのに他人を英語が読めないと馬鹿にする

日本語を理解できないようですね。

永井氏は「ネオニコチノイド系殺虫剤を禁止しても他の農薬に切り替えるだけでリスクは減らないことが明らかとなった」という。
そして山室教授は「新しい技術や優れた応用例を農家示すプロジェクトは、(農薬の)排出削減に貢献します」という。

「ネオニコチノイド系殺虫剤を禁止しても他の農薬に切り替えるだけでリスクは減らない」ので、「新しい技術や優れた応用」などでリスクを減らしましょう
で、何も矛盾しないのだが、何が「詐欺」なのですか?

日本語をまともに理解できないのにプロに対して「詐欺」「ウソを書くエセ研究者」というとは片腹痛いわ。

人にデタラメな内容で中傷する前に自身のデタラメな論文を撤回したら?

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