有機給食エンドブック

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有機給食 スタートブック: 考え方・全国の事例・Q&A」(靍理恵子、谷口吉光)を読みました。

PARTI なぜ有機給食に注目するのか 有機給食が地域を元気にする(靍 理恵子)

有機給食が必要な三つの理由
有機食材による給食がなぜ今求められているのか。筆者は大きく以下の三つがあげられると思う。
一つは、食の安全性への対応(農薬の危険性を含む)である。
二つめは、地域農業と地域社会の維持存続に必要であること、
三つめは、子どもに限らない食育(子ども、子どもの親たち、農家、学校関係者、地域住民、一般市民)が可能となること、である。
一つ目はもろ間違いです。
そんなエビデンスはない。
何を使っているかわからないなんちゃって有機が使われる「有機給食」の方がよっぽど危険ですわ。
この記述で、この本を読む価値がないことがわかりました。
二つ目の持続可能なものにするのに有機である必要は無いし、給食にそれを使う必要は無い。
有機・無機にかかわらず資源を効率的に利用すればよい。

三つ目も地元の農産物を使えばよいだけで、有機である必要性は全くない。

そんな無駄なコストをかけるのなら、地元の果物を増やすなどに金を使った方がよい。

たとえば、市場出荷用には農薬や化学肥料を使用してきた生産者が、自給用の畑では農薬や化学肥料をほとんど使用しない、という事実がある。これに対して、「生産者は自分さえよければいいのか」という皮相的な批判があることは、よく知られている。
アホか。元々使わないひとは自家用にも使わない。
使う人は、同じように使うか、金・時間などの問題から使わない。まるで農家のことをわかっていません。お話になりませんね。

このようにデタラメ内容なので以降読む気にはならずPARTI で終了!
大学教授でこの体たらくですから困ったものです。

有機給食 スタートブック: 考え方・全国の事例・Q&A
靍理恵子、谷口吉光
農山漁村文化協会
2023/4/4

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