子どもを壊す食のデマの闇⑧ デマ屋は鼻血が大好き
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「子どもを壊す食の闇」(山田正彦)を読みました。
「第八章 市民の力で食の安全を取り戻す」にツッコミます。
種子法(正式名 主要農作物種子法) は、安心どころか安全さえ全く関係のない法律です。
以下に種子法第一条の目的部分を引用しますが、優秀な種子の生産と普及のためのものなので、安心・安全は全く関係ない。
空中散布した除草剤で鼻血がでるとはさぞかし毒性が強い農薬ですね。
毒物及び劇物取締法では、劇物・毒物ではなく普通物の扱いです。
アホらしいですが吸入でどれほどの害が出るか見てみましょう。
①「グリホサート農薬抄録」
によると、ラットに 4.24 mg/L を4時間吸入させたそうです。
1時間後に肺に暗色部または多発性暗色巣が見られたが、1日後には消失していたそうです。
②「Pilot study evaluating inhalation and dermal glyphosate exposure resulting from simulated heavy residential consumer application of Roundup®: Inhalation Toxicology: Vol 32 , No 8 - Get Access」・・・室内における話
これによると、グリホサート0.96%を100分間散布したとき、空気中のグリホサートの平均濃度は0.0047 mg/m3で、吸入よりも経皮の方が曝露量が多いとのこと。
③「Cytotoxic and DNA-damaging properties of glyphosate and Roundup in human-derived buccal epithelial cells | Archives of Toxicology」・・・細胞試験
によると、口腔上皮細胞で 40 mg/L 以上のラウンドアップで異常が出たそうです。
※吸引によるものを見つけられなかったので代替した。一般的に経皮・吸引より経口の方が毒性が強い。
④「ラウンドアップ | 農薬登録情報提供システム」
にラウンドアップをどのくらい希釈するべきか書かれています。
最低50倍、薬剤のグリホサート濃度は41%なので、0.82% になります。
②が④の散布濃度とほぼ同じなので、散布された時の濃度は 0.0047 mg/m3 以下。
立方メートルをリットルに変換すると 0.0000047mg/L。
③の濃度 > ①の濃度 >>>>>>> 空中散布濃度
まるっきり無視できる濃度ということです。
まぁ調べるまでもないことでしたけどね。
「美味しんぼの鼻血」もそうだが、デマ屋は鼻血が好きですね。
⑤「100均 ダイソー(DAISO)の除草剤は効果があるのか徹底検証! | 農家web」
によると、農薬有効成分はグリホサートからグルホシネートに変わったそうです。
名前は似ていますが全く別物です。
ADIを見てみましょう。
グリホサート:1 mg/kg 体重/日
グルホシネート: 0.0091 mg/kg 体重/日
⑤によるとストレートタイプのグルホシネートは 0.09% とのこと。
④から希釈時のグリホサートは 0.82%。
グリホサート系薬剤とグルホシネート系薬剤の毒性を比較してみましょう。
(1 mg/kg 体重/日 × 0.82%)÷( 0.0091 mg/kg 体重/日 × 0.09%)= 1001
グリホサートの方がグルホシネートより1001倍の量を散布しても問題ない≒毒性が低いということになります。
アホみたいにグリホサート(ラウンドアップ)を叩いていますが、典型的なリスクトレードオフですね。
ある一つのリスクを回避するしようとしたら別のリスクが顕在化して、回避前よりもリスクが増えるということです。
何ごともデマ屋に騙されず科学的・総合的に判断する必要があります。
この後、農薬を使うな!と圧力・業務妨害の話が続きます。
大豆収穫前にラウンドアップを散布して収穫を楽にすることに関して「なんと、このことは日本の農水省も推奨しているのです」と書いています。
「作物別の効果的な防除~大豆収穫前~|除草剤ならラウンドアップマックスロード」
プレハーベストとして使えるのは事実ですが、農林水産省が推奨しているというのはデマでしょうね。
子どもを壊す食の闇
山田正彦
河出書房新社
2023/10/21
「第八章 市民の力で食の安全を取り戻す」にツッコミます。
8条しかない種子法をいつになったら理解する?
子どもたちに安心安全なものを食べてもらうためには「種子法廃止違憲確認訴訟」のように法的手段に訴えることも大事ですが、もう一方で市民ひとりひとりが草の根の運動を起こすことも、現状を動かしていくために非常に重要です。アホですね。
種子法(正式名 主要農作物種子法) は、安心どころか安全さえ全く関係のない法律です。
以下に種子法第一条の目的部分を引用しますが、優秀な種子の生産と普及のためのものなので、安心・安全は全く関係ない。
(目的)元農林水産大臣・現弁護士という肩書がありますが、騙されてはダメですよ。
第一条
この法律は、主要農作物の優良な種子の生産及び普及を促進するため、種子の生産についてほ場審査その他の措置を行うことを目的とする
デマ屋は鼻血が大好き
ゼン・ハニーカットのキャンピングカーの上空にヘリコプターが飛んできて、ゼンさんたちに向かって除草剤を撒いていったこともあったと言います。一緒にいた息子さんたちは、鼻血を出して気分が悪くなってしまいました。除草剤としか書かれていないが、前の方でグリホサートの話をしているのでグリホサートだと思われます。
空中散布した除草剤で鼻血がでるとはさぞかし毒性が強い農薬ですね。
毒物及び劇物取締法では、劇物・毒物ではなく普通物の扱いです。
アホらしいですが吸入でどれほどの害が出るか見てみましょう。
①「グリホサート農薬抄録」
によると、ラットに 4.24 mg/L を4時間吸入させたそうです。
1時間後に肺に暗色部または多発性暗色巣が見られたが、1日後には消失していたそうです。
②「Pilot study evaluating inhalation and dermal glyphosate exposure resulting from simulated heavy residential consumer application of Roundup®: Inhalation Toxicology: Vol 32 , No 8 - Get Access」・・・室内における話
これによると、グリホサート0.96%を100分間散布したとき、空気中のグリホサートの平均濃度は0.0047 mg/m3で、吸入よりも経皮の方が曝露量が多いとのこと。
③「Cytotoxic and DNA-damaging properties of glyphosate and Roundup in human-derived buccal epithelial cells | Archives of Toxicology」・・・細胞試験
によると、口腔上皮細胞で 40 mg/L 以上のラウンドアップで異常が出たそうです。
※吸引によるものを見つけられなかったので代替した。一般的に経皮・吸引より経口の方が毒性が強い。
④「ラウンドアップ | 農薬登録情報提供システム」
にラウンドアップをどのくらい希釈するべきか書かれています。
最低50倍、薬剤のグリホサート濃度は41%なので、0.82% になります。
②が④の散布濃度とほぼ同じなので、散布された時の濃度は 0.0047 mg/m3 以下。
立方メートルをリットルに変換すると 0.0000047mg/L。
③の濃度 > ①の濃度 >>>>>>> 空中散布濃度
まるっきり無視できる濃度ということです。
まぁ調べるまでもないことでしたけどね。
「美味しんぼの鼻血」もそうだが、デマ屋は鼻血が好きですね。
典型的なリスクトレードオフ
神さんたちは、ネットで集めた2万2000筆を超える署名とともに、そうした知り得たリスクについても、ダイソーやアマゾンジャパンなど流通4社に伝えたうえで、販売中止を要望しました。そんなことをやっていたのですね。これは初見です。
すると、なんとダイソーの社長からは直々に、「こういう危険性があるとは知りませんでした。教えてくださってありがとうございます。グリホサートを含む農薬については在庫がなくなり次第、販売を中止します」という手紙がきたのです。一方で、株式会社ビバホーム、DCM株式会社からは、「法的に問題がないのでこのまま販売する」との回答。アマゾンジャパンからは回答がありませんでした。
⑤「100均 ダイソー(DAISO)の除草剤は効果があるのか徹底検証! | 農家web」
によると、農薬有効成分はグリホサートからグルホシネートに変わったそうです。
名前は似ていますが全く別物です。
ADIを見てみましょう。
グリホサート:1 mg/kg 体重/日
グルホシネート: 0.0091 mg/kg 体重/日
⑤によるとストレートタイプのグルホシネートは 0.09% とのこと。
④から希釈時のグリホサートは 0.82%。
グリホサート系薬剤とグルホシネート系薬剤の毒性を比較してみましょう。
(1 mg/kg 体重/日 × 0.82%)÷( 0.0091 mg/kg 体重/日 × 0.09%)= 1001
グリホサートの方がグルホシネートより1001倍の量を散布しても問題ない≒毒性が低いということになります。
アホみたいにグリホサート(ラウンドアップ)を叩いていますが、典型的なリスクトレードオフですね。
ある一つのリスクを回避するしようとしたら別のリスクが顕在化して、回避前よりもリスクが増えるということです。
何ごともデマ屋に騙されず科学的・総合的に判断する必要があります。
この後、農薬を使うな!と圧力・業務妨害の話が続きます。
大豆収穫前にラウンドアップを散布して収穫を楽にすることに関して「なんと、このことは日本の農水省も推奨しているのです」と書いています。
「作物別の効果的な防除~大豆収穫前~|除草剤ならラウンドアップマックスロード」
プレハーベストとして使えるのは事実ですが、農林水産省が推奨しているというのはデマでしょうね。
子どもを壊す食の闇山田正彦
河出書房新社
2023/10/21
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