「バスクリンちだい」は伊達じゃない 風評加害者は無視して安心して食べよう!
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「食べる?-食品セシウム測定データ745」(ちだい)を読みました。
著者は、バスクリンを風呂に入れることで処理水が危険性を主張した、”素晴らしい”人です。
「なぜ福島第一原発の汚染水の海洋放出が問題なのかの解説 - YouTube」
上記の動画で「放射能のことはですね割と僕は詳しいんです」と言っているので、どのくらい詳しいのか期待して読んでみますか。
※「出荷制限等の品目・区域の設定|厚生労働省」
「ただちに影響はない」は限られた場合の話だった!?枝野前官房長官の“問題発言”と“政治家としての責任” | 週刊・上杉隆 | ダイヤモンド・オンライン
この記事に載っている文言で議事録を検索しても出てこないので、日付・人名で検索すると見つかりました。
「第179回国会 衆議院 予算委員会 第3号 平成23年11月8日 | テキスト表示 | 国会会議録検索システム」
該当部分を引用しますが、回数の話はどうでもよく、言いたいところは赤字の部分ですね。
先ほど出てきた上杉氏も「自由報道協会が追った3.11」という本でデマを書きまくりましたが、ちだい氏も同じ穴の狢ということですね。
100mSv以下は他のリスクに埋もれて観測できないだけです。
他のリスクに埋もれているということは、100mSvまでは実質リスクがないということです。
リスクとは以下であらわされます。
リスク=ハザード(危険の程度)×曝露量(それにあう確率)
遺伝子組み換えのハザードを考えてみましょう。
非遺伝子組み換えに対して追加の危険性は現時点でありません。
そのため、遺伝子組み換えを摂取することで発生する追加のリスクは、「0(ハザード)×?(曝露量)=0」であり、ゼロです。
以下を見てもらえば著者が超ど素人であることがよくわかるでしょう。

※「食品に係るリスク認識アンケート調査の結果について」より引用
また「福島第一原発事故由来の放射性物質だけに話を絞っています」も間違いです。
後で登場しますが、核実験によるフォールアウトの影響はまだあるので、福島第一原発から離れた北海道・西日本での放射性セシウムの検出はこれが原因です。
※「環境省_核実験フォールアウトの影響(日本)」参照
しかし、本書ではごちゃ混ぜで書かれているので、「福島第一原発事故由来の放射性物質だけ」というのは明確な誤りです。
「放射能のことはですね割と僕は詳しいんです」とYouTubeの動画で言っていましたが、さすがバスクリン!というレベルです。
なお、核実験フォールアウトと原発由来では同位体比が異なるので、ちゃんと調べるとどちらの割合が多いかはわかります。
※「135 Cs濃度と 135 Cs/ 137 Cs同位体比の測定の最近の動向」参照
p.210から①問題ナシだけを使った「体がよろこぶ! ベクレルフリーレシピ」なるものが載っている。
※国内で出回っている食品は超低レベル放射線しか出さないのに、どうやって体がよろこべるかは知るすべもない
「ベクレてる」と同じ思考回路なのでしょうかね?
山本太郎議員が上記発言をしたのがで2013年10月24日、この本の出版日は2013年12月28日なので、その発言を意識した記述なのかもしれない。
①問題ナシで、炭水化物・タンパク質源になるものを以下にピックアップしてみました。
■肉
カンガルー
■魚介
ロコガイ
■穀物・豆
片栗粉(ジャガイモが原料だがそのことはこの本では触れられていない。ジャガイモは③に分類されている。片栗粉用のジャガイモは北海道産がメインだと思われる。)
コーンスターチ(トウモロコシが原料。トウモロコシ(スイートコーン)は②。コーンスターチはほぼ100%輸入)
■乳製品・卵
鶏卵
バター、チーズ(牛乳は③なのだが・・・)
バランスの取れた食事が健康に良いのだが、見事に偏った食事になりますね。
※「加齢:健康的な加齢のための食事パターンの特定 | Nature Medicine | Nature Portfolio」を参照
極少のリスクを回避するために別の大きなリスクを招き寄せるというリスクトレードオフの典型でしょう。
国産であれば内部被曝を覚悟しないとダメだというが、世界中に内部被曝を覚悟しなくてよいモノは存在しません。
引用外のところに原木シイタケのことが書かれているが、2300Bq/kgの数字を載せて「高リスク食材」だと言っています。
あんたはシイタケを毎日1kg食うのか?
食ったところで放射線の影響は大したことはないが、偏った食事をする方がよっぽどリスクが高いことを知らないのでしょう。
バスクリン:処理水の量=風呂:太平洋
の関係を正しく認識できないのだから、量の問題を理解できるはずがなかったですね。愚問でした。
千葉県の測定値が載っていますが 36 Bq/kg とのこと。
全くもってたいしたことではないですね。
大事なことを書いていませんね、と書こうと思ったが自分の知識不足でした。
ミカンの皮は通常食べないし、皮の方が放射能は高いのです。
「核分裂生成物による果樹体の放射性汚染について」
この論文によると皮は実に比べ10倍近く放射能が高い場合があります。
だから、実の部分の実測でないとダメだと書こうとしたが「・食品中の放射性物質の試験法について(◆平成24年03月15日食安発第315004号)」によると「試料は可食部を用いる」とあり皮は測定対象外でした。
残留農薬を測定する場合は皮も測定するので同じだと思い込んでいました。
参考文献を提示しろよと思うが、デマ屋はデマがバレるからしないのでしょうか?
実際のところはわからないが、近しいものは見つけました。
「紺野宏さん(浪江町・帰還困難区域)61歳 | 東日本大震災の記憶を記録に~福島の家畜農家から~」
牛の表面をガイガーミュラーカウンターを使って測定したとあります。
その測定目的は、出荷ではなく牛の県内移動。表面に大量の放射性物質が付いていないことを確認したということでしょう。
本当にガイガーカウンターで検査しただけで出荷しましたか?
「福島県、放射線量の現状 — 健康リスクなし、科学的計測の実施と愚かな政策の是正を – Global Energy Policy Research | GEPR」
他に見つけたこの記事はガイガーカウンターではなく、携帯型ガンマ線スペクトロメータであり、出荷したかどうかはわかりません。
暫定基準値から正式な基準値にしたので、基準値としては初めて規定されたものであり下げられていません。
暫定基準値 500 Bq/kg はICRPの緊急時勧告の半分になるように設定されたもので、それを平時の勧告に合うように制定されたのです。
基準値が厳しすぎるという話はあるが、話としては何の矛盾もありません。
※「食品中の放射性物質の新基準値及び検査について」、
国内産食品の全てが 100 Bq/kg で汚染されている前提の基準値なのだが、先ほどのミカンの 36 Bq/kg で⑤警戒MAX!!としてるあなたの方が、一億倍矛盾していますわ。
稲わらが高濃度に汚染されていて危険だ!稲わらの問題はクリアされたがほかのエサまではチェックしていないから牛肉を食べても良いか判断が難しいと言っています。
しかし、牛肉の所では、「牛肉は全頭検査が行われているので、深刻な内部被曝を喰らう可能性はほぼないと思われます」と言っているのですよね。
出口をチェックすれば、入口が何だろうと関係ありませんが、その矛盾についてどう思うのですかね?
BSEの件もそうだが、牛の全頭検査、米の全量検査など無駄なことを求めるものですわ。
※「と畜場におけるBSE検査の定量的評価 | 農研機構」、「全頭検査神話史」参照
リスクはほとんど変わらないのに、無駄なコストだけをかける。
著者のように危険を煽るデマ屋にそのコストを請求したいものです。
予防原則とは、科学的に十分な証拠がなくても、重大なリスクが予見される場合に、事前に対策を講じるべきとする考え方です。
リスクとは何か説明しましたが、重大なリスクはないので、予防原則の対象にはなり得ない。
簡単な計算をしてみましょう。
「預託実効線量とは – 日本の環境放射能と放射線」からCs、Sr、Puの経口摂取した場合の実効線量係数(mSv/Bq)の大きな値を引用します。
Cs:1.3×10-5 mSv/Bq
Sr:2.8×10-5 mSv/Bq
Pu:2.5×10-4 mSv/Bq
放射能の比は著者の数字を使うと、
Cs:Sr:Pu = 100万:1000:1
なので、内部被曝の比は、
Cs:Sr:Pu = 100万×1.3×10-5:1000×2.8×10-5:1×2.5×10-4=52000:112:1
となります。
プルトニウムはカスであることがわかりましたね。
デマ屋に騙されないように。
群馬県の 1.3Bq/kg という数値を持ち出して③要注意としています。
では「環境放射線データベース – 日本の環境放射能と放射線」から牛乳の1957年1月~2025年3月の値を見てみましょう。
トップ10は1963~1964年のもの9件で福島第一原発事故後は2011/08/23の 10 Bq/L の9位がランクインするだけです。
トップ3は 17.39 Bq/L(宮城県)、13.024 Bq/L(高知県)、12.025 Bq/L(東京都)でした。
1)1963/05/09~1999/12/31(福島第一原発事故前2000年より前)
2)2000/01/01~2011/03/10(福島第一原発事故前2000年以降)
3)2011/03/11~2013/09/10(事故後~このデマ本出版の約3か月前)
4)2013/09/11~2025/03/05(このデマ本出版の約3か月前~)
上記期間で検出された分を比較してみましょう。
1)件数:6473、最大:17.39 Bq/L、平均:0.43 Bq/L
2)件数:702、最大:0.5 Bq/L、平均:0.04 Bq/L
3)件数:259、最大:10 Bq/L、平均:0.25 Bq/L
4)件数:360、最大:2.3 Bq/L、平均:0.08 Bq/L
事故前後全期間を通して、全く注意する必要のない数値であり、事故後より核実験フォールアウトの方がよっぽど高かったということがわかります。
※「環境省_低線量率被ばくによるがん死亡リスク」参照
その勧告を出すために当たり前ですがチェルノブイリの結果も取り込まれています。
そもそも、解説が違いますね。「がんになる確率」ではなく「がんで死ぬ確率」です。
しかも、100mSvでは他のは確認されておらず、500mSv以上で脳血管疾患の確率が上がるかもと言っています。
※「ICRP Publication 118: 組織反応に関する ICRP 声明」参照
「あらゆる病気」と言っている時点で超胡散臭いのですけどね。
「市民測定所がなかったら・・・」というコラムですが、なかったらデマに扇動される人が減って、無駄な自主避難などせずに済んでいたかもしれません。
そもそも論ですが、「食品中の放射性物質の新基準値及び検査について」を見たらこの本が全くの煽りであることが一瞬でわかります。
この資料より以下を引用します。

バナナなどに多く含まれる放射性カリウムと比較すると1/10程度のカスなのです。
安全であり心配するだけ無駄なのです。
以上、「放射能のことはですね割と僕は詳しいんです」と自称するが、実際はど素人でデマ屋の人の本の紹介でした。
食べる?-食品セシウム測定データ745
新評論
2013/12/28
著者は、バスクリンを風呂に入れることで処理水が危険性を主張した、”素晴らしい”人です。
「なぜ福島第一原発の汚染水の海洋放出が問題なのかの解説 - YouTube」
上記の動画で「放射能のことはですね割と僕は詳しいんです」と言っているので、どのくらい詳しいのか期待して読んでみますか。
はじめに
この本は、食材ごとの著者なりの評価がダラダラあるだけで、読み物としての部分はあまりないですが、「はじめに」にあるデタラメっぷりをツッコみましょう。政府は「ただちに健康に影響はない」と言い、「絆」や「風評被害」という大看板のもと、汚染された食べ物の流通を止めるどころか、むしろ大々的に売り出すキャンペーンをしました。次を見てもらえばわかりますが、出荷停止にしているので大嘘です。
※「出荷制限等の品目・区域の設定|厚生労働省」
そして、いざ国会で責任を追及されると、「『ただちには健康に害はない』と言ったのは7回だけだ」という、わけのわからない弁明を繰り出したのです。国会議事録を検索しても出てこないのでGoogleで検索すると次が見つかりました。
「ただちに影響はない」は限られた場合の話だった!?枝野前官房長官の“問題発言”と“政治家としての責任” | 週刊・上杉隆 | ダイヤモンド・オンライン
この記事に載っている文言で議事録を検索しても出てこないので、日付・人名で検索すると見つかりました。
「第179回国会 衆議院 予算委員会 第3号 平成23年11月8日 | テキスト表示 | 国会会議録検索システム」
該当部分を引用しますが、回数の話はどうでもよく、言いたいところは赤字の部分ですね。
私は、三月十一日からの最初の二週間で三十九回記者会見を行っておりますが、このうち、直ちに人体あるいは健康に影響がないということを申し上げたのは、全部で七回でございます。日本語を読めない&正しく引用できないとは恥ずかしいですね。
そのうちの五回は食べ物、飲み物についての話でございまして、現在の事故の状況が一般論として直ちに健康に、ないということを申し上げたのではなくて、放射性物質が検出された、最初はたしか牛乳だったかというふうに思いますが、それが、一年間同じ当該規制値の量を飲み続ければ健康に影響を及ぼす可能性があるということで定められた基準値についてのことでございますので、万が一、一度か二度そういったものを体内に摂取したとしても、それは健康に影響を及ぼすものではないということ、このことを繰り返し申し上げたものです。
先ほど出てきた上杉氏も「自由報道協会が追った3.11」という本でデマを書きまくりましたが、ちだい氏も同じ穴の狢ということですね。
放射線による内部被曝の影響は、現代の科学でほとんど明らかになっていません。どれくらい内部被曝すると、どれくらいリスクが高まるのか。嘘ばっかつくな。
100mSv以下は他のリスクに埋もれて観測できないだけです。
他のリスクに埋もれているということは、100mSvまでは実質リスクがないということです。
流通している食品には、農薬や添加物、遺伝子組み換えなど、放射能以外にもたくさんのリスクがあります。しかし本書では、あくまでも福島第一原発事故由来の放射性物質だけに話を絞っています。著者がリスクについて全く理解していないことがわかります。
リスクとは以下であらわされます。
リスク=ハザード(危険の程度)×曝露量(それにあう確率)
遺伝子組み換えのハザードを考えてみましょう。
非遺伝子組み換えに対して追加の危険性は現時点でありません。
そのため、遺伝子組み換えを摂取することで発生する追加のリスクは、「0(ハザード)×?(曝露量)=0」であり、ゼロです。
以下を見てもらえば著者が超ど素人であることがよくわかるでしょう。

※「食品に係るリスク認識アンケート調査の結果について」より引用
また「福島第一原発事故由来の放射性物質だけに話を絞っています」も間違いです。
後で登場しますが、核実験によるフォールアウトの影響はまだあるので、福島第一原発から離れた北海道・西日本での放射性セシウムの検出はこれが原因です。
※「環境省_核実験フォールアウトの影響(日本)」参照
しかし、本書ではごちゃ混ぜで書かれているので、「福島第一原発事故由来の放射性物質だけ」というのは明確な誤りです。
「放射能のことはですね割と僕は詳しいんです」とYouTubeの動画で言っていましたが、さすがバスクリン!というレベルです。
なお、核実験フォールアウトと原発由来では同位体比が異なるので、ちゃんと調べるとどちらの割合が多いかはわかります。
※「135 Cs濃度と 135 Cs/ 137 Cs同位体比の測定の最近の動向」参照
5段階注意度メーター
次の5段階で《「どのくらい注意すべきか」を総合的に評価しています》と書かれている。①問題ナシ:今のところ、それほど心配はいらないと思われます。※①~⑤の数字は分かり易くするために付けました
②少し注意:最近は数値が落ち着いているが過去に出があるあるいは、ないなどの理由で、念のため注意が必要です。
③要注意:注意複数の検出があり、摂取には注意が必要です。
④要警戒:数多くの検出例があり、検査なしに摂取することには一定のリスクが伴います。
⑤警戒MAX!!:頻繁に検出されているか、国の基準値を超えるような高濃度の汚染を検出する可能性があります。
p.210から①問題ナシだけを使った「体がよろこぶ! ベクレルフリーレシピ」なるものが載っている。
※国内で出回っている食品は超低レベル放射線しか出さないのに、どうやって体がよろこべるかは知るすべもない
「ベクレてる」と同じ思考回路なのでしょうかね?
山本太郎議員が上記発言をしたのがで2013年10月24日、この本の出版日は2013年12月28日なので、その発言を意識した記述なのかもしれない。
①問題ナシで、炭水化物・タンパク質源になるものを以下にピックアップしてみました。
■肉
カンガルー
■魚介
ロコガイ
■穀物・豆
片栗粉(ジャガイモが原料だがそのことはこの本では触れられていない。ジャガイモは③に分類されている。片栗粉用のジャガイモは北海道産がメインだと思われる。)
コーンスターチ(トウモロコシが原料。トウモロコシ(スイートコーン)は②。コーンスターチはほぼ100%輸入)
■乳製品・卵
鶏卵
バター、チーズ(牛乳は③なのだが・・・)
バランスの取れた食事が健康に良いのだが、見事に偏った食事になりますね。
※「加齢:健康的な加齢のための食事パターンの特定 | Nature Medicine | Nature Portfolio」を参照
極少のリスクを回避するために別の大きなリスクを招き寄せるというリスクトレードオフの典型でしょう。
シイタケ
シイタケは、国の基準値を超えることも珍しくなすべての食材の中で最もリスクの高い食べ物です。国産のシイタケは広範囲かつに汚染されていて、たとえ九州産であってもセシウムが検出されることもあります。九州産でもセシウムが検出されるというのは、先ほども書いた核実験フォールアウト由来であり、福島第一原発事故は関係ない。
・・・
国産である限り、どのシイタケを食べても、内部被曝の可能性は覚悟しなければなりません。
国産であれば内部被曝を覚悟しないとダメだというが、世界中に内部被曝を覚悟しなくてよいモノは存在しません。
引用外のところに原木シイタケのことが書かれているが、2300Bq/kgの数字を載せて「高リスク食材」だと言っています。
あんたはシイタケを毎日1kg食うのか?
食ったところで放射線の影響は大したことはないが、偏った食事をする方がよっぽどリスクが高いことを知らないのでしょう。
バスクリン:処理水の量=風呂:太平洋
の関係を正しく認識できないのだから、量の問題を理解できるはずがなかったですね。愚問でした。
ミカン
ミカンは、非常に汚染が深刻な果物です。各地で報告が相次いでおり、千葉県柏市をはじめとする関東のホットスポットはもちろん、神奈川県小田原市のミカンからも検出された例があり、厳重な警戒が必要です。自宅の庭に植えている方も多く、検査をせずに食べてしまうケースもかなりあるようです。しかし、東日本ではかなり深刻な汚染も見られますので、自宅採取には十分に注意して下さい。このように書き、⑤警戒MAX!!に分類しています。
千葉県の測定値が載っていますが 36 Bq/kg とのこと。
全くもってたいしたことではないですね。
大事なことを書いていませんね、と書こうと思ったが自分の知識不足でした。
ミカンの皮は通常食べないし、皮の方が放射能は高いのです。
「核分裂生成物による果樹体の放射性汚染について」
この論文によると皮は実に比べ10倍近く放射能が高い場合があります。
だから、実の部分の実測でないとダメだと書こうとしたが「・食品中の放射性物質の試験法について(◆平成24年03月15日食安発第315004号)」によると「試料は可食部を用いる」とあり皮は測定対象外でした。
残留農薬を測定する場合は皮も測定するので同じだと思い込んでいました。
コラム「矛盾と欺瞞に満ちた牛肉騒動」
原発事故から3か月後、騒動になった「セシウム牛」。当時の国や専門家の対応は、実にずさんなものでした。まず、事故で大な被害を受けた福島県浪江町では、第一原発の半径20km圏内ではないということで、早くも4月22日から肉の出荷が再開。牛の体にガイガーカウンターを当てるだけの無意味な検査が行われ、「安全」と判断されていました。調べましたが、そのような事例は見つかりませんでした。
参考文献を提示しろよと思うが、デマ屋はデマがバレるからしないのでしょうか?
実際のところはわからないが、近しいものは見つけました。
「紺野宏さん(浪江町・帰還困難区域)61歳 | 東日本大震災の記憶を記録に~福島の家畜農家から~」
牛の表面をガイガーミュラーカウンターを使って測定したとあります。
その測定目的は、出荷ではなく牛の県内移動。表面に大量の放射性物質が付いていないことを確認したということでしょう。
本当にガイガーカウンターで検査しただけで出荷しましたか?
「福島県、放射線量の現状 — 健康リスクなし、科学的計測の実施と愚かな政策の是正を – Global Energy Policy Research | GEPR」
他に見つけたこの記事はガイガーカウンターではなく、携帯型ガンマ線スペクトロメータであり、出荷したかどうかはわかりません。
当時、あれだけ大丈夫だと豪語していたのに、やがて図の基準値が1kgあたり100Bqに下げられたことの矛盾は、どのように説明するつもりなのでしょうか。基準値は下げられていません。
暫定基準値から正式な基準値にしたので、基準値としては初めて規定されたものであり下げられていません。
暫定基準値 500 Bq/kg はICRPの緊急時勧告の半分になるように設定されたもので、それを平時の勧告に合うように制定されたのです。
基準値が厳しすぎるという話はあるが、話としては何の矛盾もありません。
※「食品中の放射性物質の新基準値及び検査について」、
国内産食品の全てが 100 Bq/kg で汚染されている前提の基準値なのだが、先ほどのミカンの 36 Bq/kg で⑤警戒MAX!!としてるあなたの方が、一億倍矛盾していますわ。
稲わらが高濃度に汚染されていて危険だ!稲わらの問題はクリアされたがほかのエサまではチェックしていないから牛肉を食べても良いか判断が難しいと言っています。
しかし、牛肉の所では、「牛肉は全頭検査が行われているので、深刻な内部被曝を喰らう可能性はほぼないと思われます」と言っているのですよね。
出口をチェックすれば、入口が何だろうと関係ありませんが、その矛盾についてどう思うのですかね?
BSEの件もそうだが、牛の全頭検査、米の全量検査など無駄なことを求めるものですわ。
※「と畜場におけるBSE検査の定量的評価 | 農研機構」、「全頭検査神話史」参照
リスクはほとんど変わらないのに、無駄なコストだけをかける。
著者のように危険を煽るデマ屋にそのコストを請求したいものです。
コラム「一刻も早く、海の汚染を明らかに!」
さらに言えば、セシウムについてすら、検査数が圧倒的に足りません。なので、予防原則に則って考えたい人は、「セシウムが入っているものには、ストロンチウムが入っているかもしれない」と考えて、食べるか食べないかを判断するしかありません。あからさまに予防原則の誤用です。
予防原則とは、科学的に十分な証拠がなくても、重大なリスクが予見される場合に、事前に対策を講じるべきとする考え方です。
リスクとは何か説明しましたが、重大なリスクはないので、予防原則の対象にはなり得ない。
ストロンチウムよりも恐ろしいと言われているのがプルトニウムです。こちらは陸地の場合、ストロンチウム1000Bqに対して1Bqと言われているので、セシウム100万Bqに対してプルトニウムが1Bqあるということになります。セシウムやストロンチウムに比べては少ないのですが、人体に与える害は非常に大きいと考えられているため、ごく微量であっても注意したい核種です。相変わらずの大嘘ですね。
簡単な計算をしてみましょう。
「預託実効線量とは – 日本の環境放射能と放射線」からCs、Sr、Puの経口摂取した場合の実効線量係数(mSv/Bq)の大きな値を引用します。
Cs:1.3×10-5 mSv/Bq
Sr:2.8×10-5 mSv/Bq
Pu:2.5×10-4 mSv/Bq
放射能の比は著者の数字を使うと、
Cs:Sr:Pu = 100万:1000:1
なので、内部被曝の比は、
Cs:Sr:Pu = 100万×1.3×10-5:1000×2.8×10-5:1×2.5×10-4=52000:112:1
となります。
プルトニウムはカスであることがわかりましたね。
デマ屋に騙されないように。
牛乳
茶の所で西日本でも検知したということで核実験フォールアウトの例を示そうと思ったのですが、過去の情報を簡単に見つけられなかったので牛乳で説明します。群馬県の 1.3Bq/kg という数値を持ち出して③要注意としています。
では「環境放射線データベース – 日本の環境放射能と放射線」から牛乳の1957年1月~2025年3月の値を見てみましょう。
トップ10は1963~1964年のもの9件で福島第一原発事故後は2011/08/23の 10 Bq/L の9位がランクインするだけです。
トップ3は 17.39 Bq/L(宮城県)、13.024 Bq/L(高知県)、12.025 Bq/L(東京都)でした。
1)1963/05/09~1999/12/31(福島第一原発事故前2000年より前)
2)2000/01/01~2011/03/10(福島第一原発事故前2000年以降)
3)2011/03/11~2013/09/10(事故後~このデマ本出版の約3か月前)
4)2013/09/11~2025/03/05(このデマ本出版の約3か月前~)
上記期間で検出された分を比較してみましょう。
1)件数:6473、最大:17.39 Bq/L、平均:0.43 Bq/L
2)件数:702、最大:0.5 Bq/L、平均:0.04 Bq/L
3)件数:259、最大:10 Bq/L、平均:0.25 Bq/L
4)件数:360、最大:2.3 Bq/L、平均:0.08 Bq/L
事故前後全期間を通して、全く注意する必要のない数値であり、事故後より核実験フォールアウトの方がよっぽど高かったということがわかります。
コラム「もし、市民測定所がなかったら・・・」
チェルノブイリ原発事故でも、ウクライナ政府が正式に健康被害を認めったにもかかわらず、日本では無視され、「100ミリシーベルト浴びても、がんになる確率が0.5%上がるだけ」というトンデモ科学が「正しい情報」として語られています。データを見れば、あらゆる病気が全体的に増えているのは明白なのに、話を「がん」だけに限っているのも、健康被害の矮小化につながっています。100mSvでがんの死亡の確率が0.5%上がるというのは、日本独自のトンデモ科学ではなくICRPの勧告です。
※「環境省_低線量率被ばくによるがん死亡リスク」参照
その勧告を出すために当たり前ですがチェルノブイリの結果も取り込まれています。
そもそも、解説が違いますね。「がんになる確率」ではなく「がんで死ぬ確率」です。
しかも、100mSvでは他のは確認されておらず、500mSv以上で脳血管疾患の確率が上がるかもと言っています。
※「ICRP Publication 118: 組織反応に関する ICRP 声明」参照
「あらゆる病気」と言っている時点で超胡散臭いのですけどね。
「市民測定所がなかったら・・・」というコラムですが、なかったらデマに扇動される人が減って、無駄な自主避難などせずに済んでいたかもしれません。
そもそも論ですが、「食品中の放射性物質の新基準値及び検査について」を見たらこの本が全くの煽りであることが一瞬でわかります。
この資料より以下を引用します。

バナナなどに多く含まれる放射性カリウムと比較すると1/10程度のカスなのです。
安全であり心配するだけ無駄なのです。
以上、「放射能のことはですね割と僕は詳しいんです」と自称するが、実際はど素人でデマ屋の人の本の紹介でした。
食べる?-食品セシウム測定データ745新評論
2013/12/28
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