報道の責任からの「自由」(自由報道協会)③おしどりマコ編

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自由報道協会が追った3.11」を読みました。

3回目は「おしどりマコ:守りたい人たちを守るために 漫才師としてできること」です。
過去の回は、こちらから見てください。

東日本大震災で東京のマンションが倒壊したの?

2011年に東京に引っ越してきて、3か月で東日本大震災があったのです。
「わー死ぬかも!」
古いマンションの7階の自宅は、とても揺れてお風呂の水がバケツを揺らしたように、全部飛び出ました。棚もほとんど倒れ、電子レンジも吹っ飛んでいきました。
動画でリアルタイム発信する場合はおかしな発言もあるでしょう。
しかし、これは文章なので読み直しするなど世に出る前にチェック・修正できます。
それなのに「風呂の水がバケツを揺らしたように、全部飛び出ました」だ?
「バケツを揺らしたように」は比喩として問題はないが、「全部飛び出ました」はマンションが倒壊しない限りあり得ない。
このように文章でも話を盛る人だとさっそく分かりました。

それはあなたのアンテナが壊れているからだよ

いろんな本を読んだり、インターネットで情報を集めたりし始めました。前述のとおり、テレビ、新聞では内部被曝のことを言わない、と気づいたからです。
都合の悪いことは目に入らないようですね。

例えば朝日新聞の社説では次のように内部被曝に触れています。
原発で働く人―被曝から守らなくては | asahi.com(朝日新聞社):社説
気になるのは、同様に高い線量の被曝をした人たちがいるのではないか、ということだ。緊急作業に従事した7800人のうち、内部被曝の検査をできたのは、まだ1800人にとどまる。全員の検査が急がれる。

日本語に難があるようだ

結果が知らされない小児甲状腺検査
5月19日時点で飯舘の仲良しに聞いた話に衝撃的なものがありました(ま、全部だけど)。それは、3月末に行った小児甲状腺サーベイの結果をそれぞれのお子さま、お母さまがご存知ないということ。3月30日に飯舘で行われたその検査は、子どもたちとお母さま方を別々の部屋に集め、子どもたちだけの部屋で甲状腺に測定器を当て、検査した後、お母さま方には「全員基準値以下だったので大丈夫です」と伝えただけなのです。
はい?問題ないと結果が伝えられていますよね。
何を言っているのでしょうね。ごく微量なのが検出されたから問題だと言いたいの?

福島県における小児甲状腺被ばく調査結果について

何を守ろうとしているの?

少なくとも、仲良しのチビッコと、劇場に来てくれるチビッコと、飯舘の仲良しは絶対に全力で守ります。毎日明るく電話で笑う飯舘の仲良しが、将来ひょっとしたらガンになって、補償もなく苦しい目に遭うかもしれない、と思うと腹が立って泣けてくるのです。
何を言っているのだか。
↓が何かを守ろうとしている人の発言ですか?ちゃんちゃらおかしいですわ。


自由報道協会が追った3.11
扶桑社
2011/10/4

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