つくられた放射線「危険」論

『増補改訂版 つくられた放射線「安全」論』(島薗進)を読みました。
例えば、枝野幸男官房長官は国会で次のように長期的にも影響はないと言っています。
リンクを張りましたが「福島県内の~暫定的考え方」を見ればすぐわかります。
屋外に8時間、木造の建物の中に16時間いて、屋内の線量は屋外の4割、1年間の追加被曝量を 20 mSv となる屋外の1時間あたりの線量 X を求めよ。
365 × (8h × X μSv/h + 16h × X μSv/h × 0.4) = 20 mSv
8X μSv + 6.4 μSv = 20000/365 μSv
14.4X μSv = 20000/365 μSv
X = 20000/365/14.4 = 3.8
最初の式に値を代入した式は以下です。
365 × (8h × 3.8 μSv/h + 16h × 1.52 μSv/h) = 20 mSv
これのどこが「複雑な換算」なのでしょうか?中学2年生の数学で求められます。
義務教育でやることが「複雑」などと言っている人に放射線の安全論とか言ってもらいたくないですね。
「3.8マイクロシーベルト」を「校舎などを通常利用する際の限界放射線量」といっているが、それは屋外の話であり、校舎は1.52マイクロシーベルトですよ。
こんな簡単な文章も読めないなんて酷いですね。
上記の文章中では、山下氏は、次のことしか言っていない。
①一度に100 mSv以上の被曝でがんの死亡確率が上がる
②原発作業員の被曝は年間50 mSv に抑えている
そのため、次の場合は山下氏の発言からはわからない
③①は年齢・性別などに言及していないので、子供・妊婦に適用できる?
④原発作業員で複数年で見た場合、毎年 50 mSv 被曝しても良い?
言っていもないことを理由に反論することを藁人形論法と言います。
先ほど登場した「福島県内の~暫定的考え方」でも年間20mSvとなっていますが、その資料で大事なことを島薗氏は無視しているのです。
5カ月なので上限でも8 mSv強なのです。
「こりゃヒドイ」と書いたのはこういう理由です。
なお、④は5年で100 mSvという基準になっています(こちら参照)。
中学2年の数学が「複雑な換算」といい、中学国語レベルの文章の理解力がないので絶望的ですね。
「将来のがんをも恐れず、安全と信じて戦おう」なんて上記の山下氏の主張からは全く読み取れない。
『「今のデータを正直に読んで皆様に解釈してお伝えする」ので、それをもとに冷静に判断してください』というのが山下氏の主張だと私は思います。
参考までにChatGPTに中学国語の問題を想定してまとめてもらうと、「今は非常事態の渦中にあるが、正確なデータに基づいて冷静に現状を判断し、人々に正しく伝えることが大切だ。」とのこと。
島薗氏の主張を採点してもらうと50点、私のは94点だそうです(100点満点で)。
島薗氏の主張に対しては、「内容が大きく元発言の趣旨と異なるため、評価は厳しくなります。」との総評になっています。
中学国語も怪しいですね~
青字部分の朝日新聞によるものは、慢性被曝の話で、
赤字部分のインタビュー記事は、急性被曝の話で、
緑字部分で、違うものを同一視して朝日新聞や山下氏の主張が誤りだと言っています。
島薗氏の主張がおかしいことを別の例でしめしましょう。
①20日間の合計で100gの塩分をとるという食事を続けても体に影響はない
②一度に100gの塩を摂ると深刻な影響でる
この二つを同一視して、①が間違っていると言っているようなものです。
WHOは塩分摂取を1日5g未満とすることを推奨しているので①は正しい。
塩の致死量は30~300gと言われているので②も正しい。
②なのだから、①というのは間違っている!というレベルの話をしているのです。
急性被曝の影響は「環境省_全身被ばくと局所被ばく」を見ると良いでしょう。
「一度に100ミリグレイ程度以上の放射線を受けた場合」に一時的精子数が減少するとあります。
※ガンマ線の場合、1グレイ(Gy)=1シーベルト(Sv)
この時点で、放射線についての知識は丸っきりの素人だということがバレてしまいましたね。
国会事故調報告書を見たが、404ページのウラル山脈がどうのというのは書かれていないし、全文検索しても見つからない。
「放射線による健康被害の現状と今後」という章はあるので私が見ているのは間違っていないだろう。また「放射線による健康被害の現状と今後」で検索してもこれ以外のものは見つからない。
・本編 | 国会事故調 HTML版
・国会事故調調査報告書【本編】 PDF版
書かれていないことをもって、「『国会事故調報告書』はその考え方に反する証拠が多いと述べている」と言われてもねぇ。
この後も白血病など報告書にないことが引用されている。何を見てこの本を書いているのでしょうね?
山下氏達が言っていることは、
低線量による被曝は累積100mSv未満であれば大丈夫(大人の場合)
であって、100mSv/y とは言っていない。
100mSv/yと言う場合があっても、緊急時における一時的な話であって、毎年100mSv被曝しても大丈夫とは言っていない。
序章までやっと読みましたが、次のようにお話ならないことは十分に理解いただけたと思うので、ツッコミはここで終わります。
・中学2年の数学で出来る計算すら「複雑な変換」という
・中学生でもわかる日本語を誤読する
・藁人形論法を弄する
・慢性被曝と急性被曝の違いがわからない
・ありもしない「国会事故調調査報告書」の内容を持ち出す
しかし、はじめに・序章を読んでも「安全」とは何かが出てこなかったのは笑えますね。
『「安全」論』というタイトルの本なのに、「安全」の定義を書いていない。
※第一章以降に書かれているかもしれないが、大前提なので最初に書くべき
仕方がないので説明します。
安全とは「許容できないリスクがないこと」を指します。
そして、リスクとは「発生した時の影響の大きさ×発生確率」を指します。
これを言わずに「安全」を語るのはモグリもいいところ。読むに値しません。
増補改訂版 つくられた放射線「安全」論
島薗進
専修大学出版局
2021/3/9
はじめに
汚染地域の住民の、とりわけ子どもの健康に「直ちに影響がない」と言われても、先のことは知らされず、どうすればよいか分からない。それは、あなたが都合の悪いことを聞かなかったことにしているのではないですか?
例えば、枝野幸男官房長官は国会で次のように長期的にも影響はないと言っています。
私は、三月十一日からの最初の二週間で三十九回記者会見を行っておりますが、このうち、直ちに人体あるいは健康に影響がないということを申し上げたのは、全部で七回でございます。
そのうちの五回は食べ物、飲み物についての話でございまして、現在の事故の状況が一般論として直ちに健康に、ないということを申し上げたのではなくて、放射性物質が検出された、最初はたしか牛乳だったかというふうに思いますが、それが、一年間同じ当該規制値の量を飲み続ければ健康に影響を及ぼす可能性があるということで定められた基準値についてのことでございますので、万が一、一度か二度そういったものを体内に摂取したとしても、それは健康に影響を及ぼすものではないということ、このことを繰り返し申し上げたものです。
序章 不信を招いたのは科学者専門家
4月19日に文部科学省と厚生労働省が示した「福島県内の学校等の校舎・校庭等の利用判断における暫定的考え方」とその後の経緯は衝撃的だった。以下、私が5月3日に記したブログ記事にそって顧みておこう。「複雑な換算を行って」3.8 μSv/h という数字が出たというが、全く複雑でも何でもない。
この文書の骨子は、「ICRP(国際放射線防護委員会)の「非常事態が収束した後の一般公衆におけ参考レベル」1~20ミリシーベルト/年(1年あたり20ミリシーベルト)を暫定的な目安として設定し、今後できる限り、児童生徒の受ける線量を減らしていくことを指向」するというものだ。ここから複雑な換算を行って一時間あたり3.8マイクロシーベルトという数字を引き出し、これを福島県内の幼保育園と小中学校の校舎などを通常利用する際の限界放射線量とする具体的な基準が導かれる。
リンクを張りましたが「福島県内の~暫定的考え方」を見ればすぐわかります。
屋外に8時間、木造の建物の中に16時間いて、屋内の線量は屋外の4割、1年間の追加被曝量を 20 mSv となる屋外の1時間あたりの線量 X を求めよ。
365 × (8h × X μSv/h + 16h × X μSv/h × 0.4) = 20 mSv
8X μSv + 6.4 μSv = 20000/365 μSv
14.4X μSv = 20000/365 μSv
X = 20000/365/14.4 = 3.8
最初の式に値を代入した式は以下です。
365 × (8h × 3.8 μSv/h + 16h × 1.52 μSv/h) = 20 mSv
これのどこが「複雑な換算」なのでしょうか?中学2年生の数学で求められます。
義務教育でやることが「複雑」などと言っている人に放射線の安全論とか言ってもらいたくないですね。
「3.8マイクロシーベルト」を「校舎などを通常利用する際の限界放射線量」といっているが、それは屋外の話であり、校舎は1.52マイクロシーベルトですよ。
こんな簡単な文章も読めないなんて酷いですね。
山下俊一氏は「安全」をことさらに強調してきたが、私は事故後の早い段階でこの重要な役割を負った専門家の言説の特異さに驚いた。そして、私のブログ「島蘭進・宗教学とその周辺」に「放射性物質による健康被害の可能性について医学者はどう語っているか」という文章を書き(3月23日)、以下のよう山下氏の言説を引いてその問題点について述べた。こりゃヒドイ。一度に100ミリシーベルト以上の放射線を浴びるとがんになる確率が少し増えますが、これを50ミリシーベルトまでに抑えれば大丈夫と言われています。原発の作業員の安全被ばく制限が年間50ミリシーベルトに抑えてあるのもより安全域を考えてのことです。これなら、一度にではなく一年に100ミリシーベルトというような被ばく線量ではおおよそ安全だということになる。20ミリシーベルトなどはその五分の一なのだから問題にもならないということになるだろう。だが、これは小佐古氏や本間氏が述べることと著しい隔たりがある。たとえば、江川紹子氏のインタビューの先に引用した箇所に続く部分で、本間氏は次のように述べている。
放射線被ばくをして一般の人が恐れるのは将来がんになるかもしれないということです。そこで、もし仮に100人の人が一度に100ミリシーベルトを浴びると、がんになる人が一生涯のうちに一人か二人増えます(日本人の三人に一人はがんで亡くなります)。ですから、現状ではがんになる人が目に見えて増えるというようなことはあり得ません。(SMC〔サイエンス・メディア・センター〕の2011年3月22日配信の記事「放射性物質の影響山下俊一・長崎大教授」)ICRPは、大人も子どもも一緒でいい、などとは言っていません。確かに外部被曝の影響は大人子どももあまり違いは出ていませんが、やはり子どもは感受性が高く、より守らなければならない。他に、妊婦などの感受性を考えなければならない人たちがいます。・・・
上記の文章中では、山下氏は、次のことしか言っていない。
①一度に100 mSv以上の被曝でがんの死亡確率が上がる
②原発作業員の被曝は年間50 mSv に抑えている
そのため、次の場合は山下氏の発言からはわからない
③①は年齢・性別などに言及していないので、子供・妊婦に適用できる?
④原発作業員で複数年で見た場合、毎年 50 mSv 被曝しても良い?
言っていもないことを理由に反論することを藁人形論法と言います。
先ほど登場した「福島県内の~暫定的考え方」でも年間20mSvとなっていますが、その資料で大事なことを島薗氏は無視しているのです。
3.留意点4月から8月末の5カ月が対象であり、状況により追加の措置(厳しくする)こともあると言っています。
(1)この「暫定的考え方」は,平成23年3月に発生した福島第一原子力発電所の事故を受け,平成23年4月以降,夏季休業終了(おおむね8月下旬)までの期間を対象とした暫定的なものとする。
今後,事態の変化により,本「暫定的考え方」の内容の変更や措置の追加を行うことがある。
5カ月なので上限でも8 mSv強なのです。
「こりゃヒドイ」と書いたのはこういう理由です。
なお、④は5年で100 mSvという基準になっています(こちら参照)。
中学2年の数学が「複雑な換算」といい、中学国語レベルの文章の理解力がないので絶望的ですね。
3月21日の講演会の筆記録を見ると、山下氏は次のように述べている。マジで大丈夫かこいつ。今は非常事態ですからご心配が多いけれども、いずれこれは治まって、安全宣言がされて、復興のいかずちを上げなくてはいけません。しかし、今はその渦中です。火の粉が降り注いでいるという渦中で、これをどう考えるかということを皆様方は念頭に置いてください。今その渦中にいる我々が予測をする、あるいは安心だ、安全だという事は、実は非常に勇気のいる事であります。危ない、危険だ、最悪のシナリオを考えるという事は、これは、実は誰でも出来るんです。しかし、今の現状を打破するためにどう考えるかという時に、今のデータを正直に読んで皆様に解釈してお伝えするというのが私たちの役割であります。一市民がしろうとの個人的信念として述べるのならどうこう言うべきものではないが、これはこの分野の専門家として助言を求められていた科学者が、「将来のがんをも恐れず、安全と信じて戦おう」と福島県民に訴えているわけだ。
「将来のがんをも恐れず、安全と信じて戦おう」なんて上記の山下氏の主張からは全く読み取れない。
『「今のデータを正直に読んで皆様に解釈してお伝えする」ので、それをもとに冷静に判断してください』というのが山下氏の主張だと私は思います。
参考までにChatGPTに中学国語の問題を想定してまとめてもらうと、「今は非常事態の渦中にあるが、正確なデータに基づいて冷静に現状を判断し、人々に正しく伝えることが大切だ。」とのこと。
島薗氏の主張を採点してもらうと50点、私のは94点だそうです(100点満点で)。
島薗氏の主張に対しては、「内容が大きく元発言の趣旨と異なるため、評価は厳しくなります。」との総評になっています。
中学国語も怪しいですね~
24日の朝刊の「ニュースがわからん!ワイド」の「放射線、体にどんな影響があるの?」では、「普通は、この値が100ミリシーベルトを超えなければ、体に影響は出ないとされている」とある。27日朝刊の「ニュースがわからん!ワイド」「放射能、子どもは大丈夫かしら?」でも、この言葉はそのまま記されている。だが、「影響は出ない」というのは真実か。無知かつ不勉強ですね。
先の江川氏によるインタビュー記事で、本間氏は「我々放射線防護の観点では、100ミリシーベルトを超えなければ「確定的影響」はないが、それ以下でも「確率的影響」はあると考えます」と述べている。「確定的影響」とは「大量の放射線を浴びてしまい、体の組織に対してすぐ影響が出ることで、深刻な場合は死に至ります」。一方、「確率的影響というのは、すぐに身体に影響は出ないけれども、その後何年かして一定の確率でガンを発症する場合などを指します」という。「影響は出る」のだ。
朝日新聞の記事は、本間氏の見解から見れば誤りだし、おそらくかなり多くの専門家が誤りであると述べるだろう。
青字部分の朝日新聞によるものは、慢性被曝の話で、
赤字部分のインタビュー記事は、急性被曝の話で、
緑字部分で、違うものを同一視して朝日新聞や山下氏の主張が誤りだと言っています。
島薗氏の主張がおかしいことを別の例でしめしましょう。
①20日間の合計で100gの塩分をとるという食事を続けても体に影響はない
②一度に100gの塩を摂ると深刻な影響でる
この二つを同一視して、①が間違っていると言っているようなものです。
WHOは塩分摂取を1日5g未満とすることを推奨しているので①は正しい。
塩の致死量は30~300gと言われているので②も正しい。
②なのだから、①というのは間違っている!というレベルの話をしているのです。
急性被曝の影響は「環境省_全身被ばくと局所被ばく」を見ると良いでしょう。
「一度に100ミリグレイ程度以上の放射線を受けた場合」に一時的精子数が減少するとあります。
※ガンマ線の場合、1グレイ(Gy)=1シーベルト(Sv)
この時点で、放射線についての知識は丸っきりの素人だということがバレてしまいましたね。
2012年末までのところ、事故後の放射線健康影響をめぐる情報が混乱した理由について、まとまった記述が見られるのは『国会事故調報告書』だ。その4・4「放射線による健康被害の現状と今後」はおおよそバランスのとれた記述と言ってよいだろう。何を言っているのだろう?
・・・
放射線環境汚染による被ばくリスク
この度の事故と類似する環境汚染による被ばくリスクについては、長期にわたる低線量被ばくは同じ線量でも影響が小さいとする考え方があるが、『国会事故調報告書』はその考え方に反する証拠が多いと述べている。昭和24(1949)年から7年間にわたりウラル山脈の南東に位置するマヤーク生産共同体の施設から住民に知らされることなく、核廃棄物がテチャ川に流された。この地域住民の年間平均被ばく線量は4ミリシーベルトであり、その55%は内部被ばくである。1シーベルト当たりの固形がんによる死亡、白血病は対照のそれぞれ約2倍、5.2倍と報告されている。(404ページ)
国会事故調報告書を見たが、404ページのウラル山脈がどうのというのは書かれていないし、全文検索しても見つからない。
「放射線による健康被害の現状と今後」という章はあるので私が見ているのは間違っていないだろう。また「放射線による健康被害の現状と今後」で検索してもこれ以外のものは見つからない。
・本編 | 国会事故調 HTML版
・国会事故調調査報告書【本編】 PDF版
書かれていないことをもって、「『国会事故調報告書』はその考え方に反する証拠が多いと述べている」と言われてもねぇ。
この後も白血病など報告書にないことが引用されている。何を見てこの本を書いているのでしょうね?
山下氏や長瀧氏と同じように、低線量放射線による被ばくのリスクは「100ミリシーベルト/年以下では科学的に証明できない」ので、子どもでも「20ミリシーベルト/年ならば許容できるぐらい低い」とする立場の科学者とはどういう人たちなのか。無知ゆえにこう書いているのかは知らないが、ダメダメであることは確かですね。
山下氏達が言っていることは、
低線量による被曝は累積100mSv未満であれば大丈夫(大人の場合)
であって、100mSv/y とは言っていない。
100mSv/yと言う場合があっても、緊急時における一時的な話であって、毎年100mSv被曝しても大丈夫とは言っていない。
序章までやっと読みましたが、次のようにお話ならないことは十分に理解いただけたと思うので、ツッコミはここで終わります。
・中学2年の数学で出来る計算すら「複雑な変換」という
・中学生でもわかる日本語を誤読する
・藁人形論法を弄する
・慢性被曝と急性被曝の違いがわからない
・ありもしない「国会事故調調査報告書」の内容を持ち出す
しかし、はじめに・序章を読んでも「安全」とは何かが出てこなかったのは笑えますね。
『「安全」論』というタイトルの本なのに、「安全」の定義を書いていない。
※第一章以降に書かれているかもしれないが、大前提なので最初に書くべき
仕方がないので説明します。
安全とは「許容できないリスクがないこと」を指します。
そして、リスクとは「発生した時の影響の大きさ×発生確率」を指します。
これを言わずに「安全」を語るのはモグリもいいところ。読むに値しません。

島薗進
専修大学出版局
2021/3/9
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