事実に向き合わない者の論理

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覚悟の論理」(石丸伸二)を読みました。

過去に政治家の本を読みましたが、それらと同じで都合のよいことしか書かれておらず、つまらないものでした。

覚悟の決め方

 私にとっての覚悟とは、戦略立てて考えれば、おのずと決まっていくもの。リスクとリターンを冷静に分析し、それでもやったほうが得だと判断すること。
 燃えたぎる情熱、パッションとはむしろ逆で、極めて醒めた状態でするもの。


覚悟を決めて、えいやっと動き出すのではいけないのです。むしろ落ち着いて論理的に答えを導けば、おのずと覚悟は決まるというのが私の考えです。
覚悟を決めるときにどうやってするかは人それぞれなので、そうですか、という感想ですね。

居眠り問題

2022年11月、国際子ども平和賞を受賞して注目を集めた川崎レナさんという方がいます。当時17歳の川崎レナさんは受賞スピーチの中でこのように発言されました。
 「33歳の市長が居眠りする議員に向かい「恥を知れ」と叫んだとき、日本はまだ変われる、私はそう思うことができました」
名前は出ていませんが、この市長とは私のことでしょう。
・・・
一応褒めてもらってはいるのですが、普通のことができたら褒めてもらえるなんて、大人としてあまりに次元が低すぎないでしょうか。
この本は2024年5月のものなので、居眠りしていた理由が病気であることはわかっています。
にもかかわらず、この書きっぷり。
この時点で当該の議員は亡くなっていて、この本が出された後に奥さんは自殺しています。

「謝罪することもできないなんて、大人としてあまりに次元が低すぎないでしょうか。」
と言ってあげましょう。
※経緯は個人サイトですが「石丸伸二がさらした居眠り議員は脳梗塞?市議の死までの経緯まとめ! | 政治家のはなし」を参照ください

第二章までは読みましたが、上記を見て読むだけ無駄だと判断したので、以降は「おわりに」を除き、ぱらぱらっとめくって目に留まった箇所だけ触れます。

建設的?

サブタイトルとして「建設的な対立、対話が必要」が書かれていました。
必要に応じて対立するのは仕方がないでしょう。
しかし、Youtubeなどを見る限り「不要な対立、対話をする気がない」の間違いですよね?と聞きたくなりますね。

本当に寄付した?

なお本書の印税の著者分は、すべて安芸高田市の収入となります。これも「安芸高田市を何とかしたい」と願い、考えた結果です。
そうですか。

2024年6月26日時点では石丸氏から安芸高田市へ意向は伝わっているが、結局どうなったかは不明。

おおむね当たり障りのないことが書かれていました。それだけに、得るところはなく、読む価値があるとは思えませんでした。

覚悟の論理 戦略的に考えれば進む道はおのずと決まる
石丸伸二
ディスカヴァー・トゥエンティワン
2024/5/24

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