水害多発時代の流域治水

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水害多発時代の流域治水」を読みました。

日本は、モンスーンアジアに位置し、多雨多湿な気候と島国特有の急峻な国土を有している。
これは第1章第1節の最初の一文です。
間違っていますね。急峻な国土は島国だけにあるものではないし、島国だからといって急峻なわけでもない。
南北の大東島のようにサンゴ礁の島は平坦だし、イギリスのようにプレート境界とは関係のない島は急峻でないものもある。

上記の記述があったのはあまり関係ないが、条例がどうの法制度がどうのはあまり興味はないのでパラパラとめくって終わりにしました。

日本は「既往最大主義」から「確率主義」に変わったことが書かれていた。
世界は基準値でできている」にも書かれていたが、治水が専門の本なので、書いていて当たり前なのでしょう。

平成30年7月の西日本豪雨における岡山県真備町のケースが載っていた。
1976年に頃までに河川改修などがされて、市街化区域の変更が1979年にあり、新たな場所が宅地化されていたった。
1976年以降大きな水害が起きておらず40年ぶりに起きたのが西日本豪雨であり、被害が起きたのは新たに宅地化された場所だったそうだ。

野放図に宅地化していった弊害が出ているのでしょう。人口減少時代になったのでうまくシュリンクしていく必要があると再確認した。

水害多発時代の流域治水-自治体における組織・法制・条例・土地利用・合意形成-
内海麻利、日本都市センター、大谷基道、髙野裕作、瀧健太郎、田中尚人、中村晋一郎、松川寿也
第一法規株式会社
2024/11/5

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