森氏を総批判の新聞各社、さぞかし女性役員が多いのでしょう

森氏の蔑視発言?に総批判の新聞各紙。
いまだ、そんなのどうでも良い・大したことないという主張は見つけられていない。

女性蔑視というのならば、新聞各社はさぞかし女性が自社で活躍しているのでしょうね。

調べた結果、あれれ、おかしいぞ~(by コナン)
新聞社の役員性別


新聞社男(人)女(人)女性割合
しんぶん赤旗19830%
朝日新聞26516%
北海道新聞1218%
琉球新報1000%
産経新聞1000%
山形新聞1100%
神戸新聞1200%
読売新聞1500%
毎日新聞1700%
日本経済新聞2000%
河北新報2000%
京都新聞600%
178147%
31社が森氏を批判する社説をだしているが、HPから役員がわかるのは11社のみ。
中日新聞(東京新聞)など載せていないってどういうことでしょうかね。
※しんぶん赤旗の場合は、役員でなく中央委員会の幹部です。

森氏を批判的評価をした社説一覧

新聞社説
要約
日本経済新聞あまりにお粗末な森五輪会長の女性発言
自分の立場と発言の重さを、どこまで自覚しているのだろうか。東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が、女性をめぐる発言を撤回した。
この大切な時期に、お粗末な言動により組織委トップへの不信が増すような事態は、五輪開催への機運や国際的な理解を損ないかねない。信頼回復に向け、全力で取り組む必要がある。
朝日新聞女性差別発言 森会長の辞任を求める
そうでなくても懐疑論が国内外に広がるなか、五輪の開催に決定的なマイナスイメージを植えつける暴言・妄言だ。すみやかな辞任を求める。
何としても五輪を開催したい首相としては、森氏の謝罪―続投で事態の沈静化を図りたいのだろうが、それでは世論との乖離(かいり)は深まるばかりだ。開催都市の女性首長である小池百合子都知事の見識も問われる局面である。
毎日新聞森会長の女性蔑視発言 五輪責任者として失格だ
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」と述べた。日本オリンピック委員会(JOC)評議員会での言葉だ。
五輪精神を傷つける自らの発言が開催への障害となっていることを自覚すべきだ。一連の言動は、東京大会を率いる責任者としては失格だ。
東京新聞<社説>女性蔑視発言の森喜朗氏 五輪の顔として適任か
東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が、女性蔑視と受け取れる発言をした。謝罪会見で発言を撤回したが、大会の「顔」として適任なのか。
【関連記事】森喜朗会長が会見辞任は否定も「老害、粗大ごみなら掃いてもらえれば」女性蔑視発言で【関連記事】森喜朗会長釈明会見も質問にいら立ち「面白おかしくしたいんだろ」(会見詳報)【関連記事】森喜朗会長の女性蔑視発言「日本の男女不平等を世界に発信」JOC山口香理事も批判。
琉球新報森氏の女性蔑視発言 組織委会長を辞任せよ
男女平等というオリンピック精神をないがしろにする差別的な発言は看過できない。東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が3日、日本オリンピック委員会(JOC)の臨時評議員会に出席し、JOCが女性理事を増やしていく方針を掲げていることに関連して「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」と発言した。
在任中「日本は天皇中心の神の国」と発言したり、2000年の総選挙終盤に「無党派層は寝ていてほしい」と発言したりして、首相としての資質が問われた。東京五輪・パラリンピック組織委員会は、森氏に辞任を迫ることで自浄作用を働かせ、オリンピックの精神を共有していることを内外に示してもらいたい。
沖縄タイムス[森氏の女性蔑視発言] 「五輪の顔」任せられぬ
「女は黙ってろ」と言っているに等しい時代錯誤の発言である。こうした価値観を持つ人に、「多様性と調和」をコンセプトとする東京五輪のリーダーは任せられない。
組織委を健全に運営していくには、性別や障がいの有無などにかかわらず、多様なメンバーが意思決定に加わることが大切である。硬直化した組織を変えるためにも、まずは女性理事登用40%を達成すべきだ。
信濃毎日新聞森氏の発言 組織委会長の資格あるか
五輪憲章は人種や性別、国、身分によるあらゆる差別を禁止している。発言はこれに明確に反する。
菅義偉首相はきのうの衆院予算委員会で、森氏の発言は「あってはならない」と述べたものの、進退には触れなかった。組織委が「国民の理解と歓迎のもとでの五輪」を目指すなら、国民や国際社会の理解を得られるけじめをつけるべきだ。
読売新聞森氏の女性発言 五輪会長として不見識すぎる
世界が注目する祭典を主導する立場として、あるまじき発言である。東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長が、日本オリンピック委員会(JOC)の会合で「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる。
政府と東京都、組織委などが緊密に協力して、安全な大会の実現に向けた精緻(せいち)な計画をつくらなければならない。感染症対策に最優先で取り組み、不安の払(ふっ)拭(しょく)に努めることが大切である。
産経新聞森氏の問題発言 組織委もJOCも猛省を
どこまで東京五輪・パラリンピックを逆風にさらすつもりか。女性蔑視と受け取れる発言をしたとして、謝罪した大会組織委員会の森喜朗会長である。
組織委やJOCには猛省を求めたい。これ以上向かい風が強まれば、開催への機運は本当にしぼんでしまう。
しんぶん赤旗暴言無反省の森氏/恥ずべき居座りは許されない
東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の女性を差別した暴言に、国内外の怒りが沸騰しています。森会長は発言を撤回する一方で辞任は拒否し、釈明の記者会見でも謝罪とは程遠く、開き直りに終始しました。
アスリートや国民の命より「開催ありき」の態度は大問題です。この点でも会長を続ける資格はありません。
西日本新聞森氏の蔑視発言 根深い性差別の解消図れ
まさに耳を疑う言葉である。首相まで経験した人物が立場をわきまえず、自覚なく性差別に根ざした見解を公の場で語る。
それでは不十分だ。政府は今回の問題を教訓に、性別により理不尽な扱いをされない社会づくりを加速すべきだ。
北海道新聞森喜朗氏の発言 五輪トップに不適格だ
東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などと発言し、翌日記者会見で謝罪、撤回に至った。だが、記者に「面白おかしくしたいから聞いてるんだろ」などと反省の色がうかがえない言動を繰り返し、内外の批判が高まる異常な状況となっている。
コロナ禍に加え、森氏の不適切な発言により日本のイメージダウンは避けられない。「五輪の顔」の役割など期待できまい。
河北新報森会長の女性蔑視発言/五輪の妨げ 早急に辞任を
首相まで務めたというのに、社会常識や国際感覚がなく、危機管理もまるでなってないと言うほかない。東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長である。
選手の士気にも影響する。森氏の続投こそ大会の成功を危うくすることを、関係者は認識するべきだ。
神戸新聞森氏の女性蔑視/「五輪の顔」には不適格だ
耳を疑うような発言だ。東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が、日本オリンピック委員会(JOC)の臨時評議員会で、女性理事増員の方針を巡って「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」と述べた。
感染状況を見極めつつ、開催への道を探る日本の動向を世界が注視している。森氏は問題の重大さをわきまえ、速やかに進退を決すべきだ。
中国新聞森会長発言の波紋 「五輪の顔」の資格なし
もはや「五輪の顔」の資格はない。東京五輪・パラリンピック組織委員会会長である森喜朗氏の女性蔑視発言が、国内外でなおも波紋を呼んでいる。
火種は依然くすぶっている。国内外の世論を見誤るべきではない。
山形新聞森氏の女性蔑視発言 会長職にとどまるのか
あまりにも不用意で不適切な発言だった。翌日の記者会見で謝罪し撤回したが、菅義偉首相は衆院予算委員会で「あってはならない発言」と断じた。
森氏は辞任する考えはないと言い切った。しかし、会長にとどまることでさまざまな悪影響が表れてくるようであれば身の処し方を再考する必要があろう。
福井新聞森会長の問題発言/女性の社会参画に反する
東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の女性蔑視発言が波紋を広げている。女性理事を増やす日本オリンピック委員会(JOC)の方針に対して述べ、後に「不適切な発言」と謝罪し撤回したが、国会などで辞任を求める厳しい声も上がっている。
一方、日本が遅れた要因として「社会全体に固定的な性別役割分担意識や無意識の思い込みがある」(5次計画)との指摘がある。今回のような発言が飛び出す土壌を改める必要もあろう。
山陰中央新報森会長発言/不適格で辞任に値する
あまりにも不用意で不適切な発言だった。翌日の記者会見で謝罪し撤回したが、菅義偉首相は衆院予算委員会で「あってはならない発言」と断じた。
しかし、会長にとどまることでさまざまな悪影響が今後表れれば、身の処し方を再考する機会があるのではないか。会長として不適格で、発言は辞任に値する。
高知新聞【女性蔑視発言】森氏は五輪の顔に適さぬ
新型コロナウイルスの感染収束が見通せず、ただでさえ開催に懐疑的な見方が強まっている東京五輪・パラリンピックへの逆風をさらに強めた責任は重い。大会組織委員会の森喜朗会長による女性蔑視発言が国内外で批判を広げている。
菅義偉首相は、国会で「五輪の重要な理念である男女共同参画と全く異なる」と述べた。ならば、五輪の理念を重視して森氏に辞任を求めるべきである。
佐賀新聞森会長発言
あまりにも不用意で不適切な発言だった。翌日の記者会見で謝罪し撤回したが、菅義偉首相は衆院予算委員会で「あってはならない発言」と断じた。
しかし、会長にとどまることでさまざまな悪影響が今後表れれば、身の処し方を再考する機会があるのではないか。会長として不適格で、発言は辞任に値する。
東奥日報あまりにも不用意・不適切/森会長の女性蔑視発言
あまりにも不用意で不適切な発言だった。東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が、日本オリンピック委員会(JOC)名誉委員として出席したJOC評議員会で「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」と話した。
森氏は辞任する考えはないと言い切った。しかし今後、会長にとどまることでさまざまな悪影響が表れれば、身の処し方を再考する機会があるのではないか。
宮崎日日新聞森氏女性蔑視発言
あまりにも不用意で不適切な発言だった。東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が、日本オリンピック委員会(JOC)臨時評議員会で「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」と発言。
しかし、会長にとどまることで悪影響が今後表れる可能性もある。身の処し方を再考する機会である。
山陽新聞森会長の蔑視発言 五輪への“逆風”は深刻だ
あまりにも立場をわきまえない不見識な発言に、憤りと失望感を覚える。東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が、日本オリンピック委員会(JOC)の臨時評議員会で女性蔑視ともとれる発言をし、国内外に波紋を広げている。
国民の理解を得て、アスリートが輝ける大会にするための「顔」をどうするか。組織委の姿勢が問われよう。
愛媛新聞森氏の女性蔑視発言 五輪パラの顔にふさわしくない
東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長が女性蔑視の発言をしたことが波紋を広げている。日本オリンピック委員会(JOC)の臨時評議員会で「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」「女性っていうのは競争意識が強い」「女性を増やす場合は発言の時間を規制しないと終わらないので困ると誰かが言っていた」などと述べていた。
一連の事態は図らずも日本の「遅れ」を世界に示す結果となった。性差別認識や男女の不平等を改善していくために、一人一人が現状への問題意識を持ち続けたい。
熊本日日新聞森氏の差別発言 女性の参画進める契機に
東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が、日本オリンピック委員会(JOC)の会合で、「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などと差別的な発言をし、波紋を広げている。森氏は「女性というのは競争意識が強い。
男性と女性が互いの立場で物事を考えるようになる近道だ。それすらできなければ、LGBTなど性的少数者や人種、障害の有無など、多様性を認め合う社会が実現するはずはない。
毎日新聞森会長の続投論 「仕方がない」は、やめよう
驚くべき世論とのずれである。東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が「女性がたくさんいる会議は時間がかかる」と述べた問題で、政府や五輪関係者がそろって森氏の続投を支持している。
署名を呼びかけた女性たちは「こんな問題は私たちの世代で終わりにしたい」と述べた。今回の問題を変革の契機にできるか、日本社会が問われている。
陸奥新報女性への問題発言「森会長は一日も早く辞任を」
東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が女性蔑視と受け取れる発言をし、その後の釈明会見も含めて国内外から批判が高まっている。森会長は発言を撤回したものの、自ら辞任する考えはないとしている。
コロナ禍で危機にひんしている東京大会に、これ以上のリスクを背負わせる必要はない。組織委も東京都もできないのなら、政府の責任で森会長を早期に辞任させるしかない。
信濃毎日新聞森発言の土壌 社会に潜む差別直視せよ
背景に潜む日本社会の意識に目を向けなければならない。東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の女性蔑視発言だ。
組織委は理事会と評議員会の臨時会合を週内にも開き、対応を協議する。「女性差別は許さない」という日本の姿勢を国内外に明確に示すことができなければ、五輪を開催する資格はない。
秋田魁新報森氏女性蔑視発言 続投で決着、許されない
東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が日本オリンピック委員会(JOC)の会合で「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などと女性蔑視発言をし、国内外で批判が高まっている。東京五輪・パラは「多様性と調和」を目標とし、男女平等を基本原則に掲げる。
森氏の潔い決断が求められる。男女共同参画社会を推し進める新たな一歩を踏み出したい。
朝日新聞五輪組織委 混迷打開に刷新を急げ
東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の女性蔑視発言から1週間が過ぎた。混迷は日を追って深まり、森氏本人はもとより、手をこまぬいたまま事態を収拾できない組織委、そして日本政府に対し、国内外から厳しい批判と不信の目が向けられている。
大会までの道筋をどう描き直すか。その手腕が問われる。
東京新聞森発言と菅政権 深刻さ理解しているか
東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長による女性蔑視発言に国際的な批判が高まっている。しかし、菅義偉首相ら政府側の反応はどこかひとごとだ。
森氏の発言は女性蔑視のみならず、会議での自由な発言封じを当然視するなど、日本社会の在り方そのものも問われている。それを変えるのは政治の仕事なのに、政治家にその認識がないとしたら、森氏の発言以上に深刻である。
東京新聞<社説>森会長辞任へ 遅きに失した判断…自浄作用を発揮できなかった周囲の責任も
東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が辞意を固めた。女性蔑視発言での引責だが、遅きに失した判断だ。
川淵氏は信頼回復を急ぐとともに、新型コロナウイルス感染拡大の中、現実に即した大会の在り方を早急に打ち出す必要がある。【関連記事】スポーツ界も変革の時縦社会脱却し声上げる日本のアスリート森氏の女性蔑視発言に「NO」【関連記事】東京五輪まで半年で異例のトップ交代未解決の課題山積。
産経新聞森会長の辞意 心機一転の奇貨としたい
東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が辞意を固めた。女性蔑視ととられる発言が国内外の反発を買ったことでの引責である。
後任に川淵氏の名が挙がることは、半面、スポーツ界に次代の後継者が誕生していない証しでもある。ここでもスポーツ界には、猛省を求めなくてはならない。
琉球新報森会長が辞意 組織のうみを出し切れ
女性蔑視発言で国内外から批判を浴びる東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が、辞意を固めた。辞任を求める世論の高まりに押し切られた形で、12日の組織委で表明するという。
五輪ボランティアの辞退続出にも、自民党の二階俊博幹事長は「辞めたいなら新たに募集する」と意に介さず、火に油を注いだ。時代錯誤の認識を擁護してきた政治の体質こそ、厳しく問わなければならない。
しんぶん赤旗森氏が辞任の意向/「沈黙しない」力が追い込んだ
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が女性を蔑視する発言をした問題をめぐり、辞任の意向を固めました。「(森氏の)謝罪によって問題は終わった」とコメントしていた国際オリンピック委員会(IOC)が一転、森氏の発言を「完全に不適切だ」と厳しく非難する声明を出すなど、高まる国内外の世論に追い込まれました。
自民党の二階俊博幹事長がボランティアの辞退を「瞬間的」なものと軽んじ、森氏の発言を「内閣総理大臣を務め、党の総裁であられた方のことを現職の幹事長があれこれ申し上げることは適当でない」と述べたことも大問題です。森氏を擁護し続けた菅政権と与党の姿勢が改めて問われます。
北海道新聞森会長辞任へ 五輪態勢 立て直し急務
東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が辞意を固めた。きょう表明する見通しだ。
米国のバイデン大統領は開催について「科学に基づいて判断されるべきだ」との考えを示している。再建に取り組む組織委は、IOC、都、政府と連携し、開催の可否を冷静に見極めながら、安全な大会へ準備を進めねばならない。
河北新報森会長辞任へ/世論に鈍く遅すぎた決断だ
東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)が女性蔑視発言の責任を取り、辞任する意向を固めた。遅きに失した幕引きだ。
森氏個人の問題にとどめてはならないし、人事の刷新で済まされまい。国際社会の信任を得るためには、日本社会に根強く残る旧態依然の体質を直視し、改める行動を起こすことが急務だ。
山形新聞五輪組織委・森会長辞任へ 信頼回復に全力尽くせ
東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が辞意を固めた。女性蔑視発言が国内外から強い反発を受け、追い込まれた形だ。
新たな組織委会長に求められるのはまず性差別と闘う姿勢を明確に打ち出し、男女共同参画を推進すると約束することだ。そして多様性の尊重を改めて誓う必要がある。
福井新聞森組織委会長が辞意/信頼回復の一歩にすぎぬ
東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が辞意を固めた。「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」といった一連の女性蔑視発言の責任を取るという。
新型コロナ収束の見通しは立っておらず、大会に向けての課題は山積している。開幕まで間もなく5カ月という時点で、トップの貴重な協議の機会が損なわれるようでは、開催への道筋はますます不透明になると言わざるを得ない。
山陰中央新報森会長辞任へ/信頼回復に全力尽くせ
東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が辞意を固めた。女性蔑視発言が国内外から強い反発を受け、退任せざるを得なくなった。
森氏に代わる組織委会長に求められるのはまず性差別と闘う姿勢を明確に打ち出し、男女共同参画を推進すると約束することだ。そして多様性の尊重を改めて誓う必要がある。
高知新聞【森会長の辞意】五輪が負った傷は深い
遅きに失したとはいえ、トップの座を去るのは当然である。東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の辞意が報じられた。
感染防止とどう両立させるのか。丁寧に説明してもらいたい。
佐賀新聞森会長が辞意
東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が辞意を固めた。女性蔑視発言が国内外から強い反発を受け、退任せざるを得なくなった。
森氏に代わる組織委会長に求められるのは、万全なコロナ対策とともに、性差別と闘う姿勢を早期に打ち出し、男女共同参画を推進すると約束することだ。そして多様性の尊重を改めて誓う必要がある。
南日本新聞[森会長発言] 五輪へ向け けじめ必要
東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」と女性蔑視とも受け取れる発言をした問題は、1週間を過ぎても大きな波紋を広げ続けている。「多様性と調和」を掲げる大会ビジョンに反しており、森氏は撤回、謝罪した。
森氏には責任を重く受け止めてほしい。同時に、五輪開催の可否はあくまで感染状況や競技者の立場を考えた上で冷静に判断すべきであることを確認しておきたい。
熊本日日新聞森・五輪会長辞任へ 露わになった感度の鈍さ
東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が辞意を固めた。12日の組織委の評議員会、理事会の合同懇談会で辞任を表明するという。
後任は日本サッカー協会元会長の川淵三郎氏で調整されているが、単にトップをすげ替えるだけで一件落着とは到底なるまい。組織委など関係機関が、五輪の根本理念である男女共同参画を真に理解して、それを世界に発信できる姿勢を明確に示さねば、国内外ともに大会開催への支持を得られることはないと覚悟すべきだ。
陸奥新報森会長辞任へ「“わきまえない”会議こそを」
東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が「女性がたくさん入っている会議は時間がかかる」と発言、女性蔑視として高まる国内外の批判を受け、11日に辞任の意向を表明した。今回の一連の出来事は、ジェンダーギャップ指数が先進国最下位クラスにある日本社会を象徴する出来事と言えるだろう。
日本はそろそろ、「わきまえない」会議こそを意識すべきではないか。ぜひとも、女性出席者の数を増やした上でお願いしたい。
朝日新聞森会長辞任 目を覆うばかりの混迷
女性を蔑視した発言の責任をとって、きのう森喜朗氏が東京五輪・パラリンピック組織委員会の会長を辞任した。女性の存在をおとしめ、五輪のイメージを失墜させた責任の重さを考えれば当然であり、遅きに失したと言わざるを得ない。
森発言は「国益にとって芳しいものではない」と首相が真に思うのであれば、やるべきことがたくさんあるはずだ。森氏が辞任して済む話ではない。
毎日新聞森会長辞任と後継人事 旧弊を改めていく契機に
女性蔑視発言をした東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が辞任した。女性の尊厳を傷つけた責任は重い。
会長の交代だけで済む話ではない。組織委はこの問題を立て直しにつなげなければならない。
東京新聞森氏後任人事 社会の在り方変えねば
東京五輪・パラリンピック組織委員会の会長後任人事が白紙に戻った。女性蔑視、意思決定や人事の不透明さなど国際社会に通用しない組織の在り方と決別しなければ、大会開催の資格はない。
新型コロナウイルス感染拡大の影響も深刻だ。今の日本に大会を開催する余力や資格があるのか、問い直すべき時に来ている。
読売新聞五輪会長辞任 森氏の決断遅れが混乱広げた
不適切な発言で、日本のイメージを損ねた責任は極めて重い。辞任の決断は、遅きに失したと言わざるを得ない。
五輪を実現するまでの課題は、山積している。組織委は早急に体制を立て直し、安全な大会への道筋を示してもらいたい。
日本経済新聞森五輪会長の辞任を旧弊改める契機に
東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長が、辞任を表明した。「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などの発言が、国内外から強い批判を受けていた。
森氏の辞任劇もあり、国民の間の五輪への機運がしぼみつつある。新たなトップは組織委やスポーツ界の体質の改善を通じ、国内外から期待され、称賛される大会運営に向け、迅速な取り組みが求められる。
琉球新報五輪組織委迷走 民主的手続きを尊重せよ
東京五輪・パラリンピック組織委員会の迷走が続いている。女性蔑視発言の責任を取って、12日に森喜朗氏が会長辞任を表明したものの後任は決まらなかった。
透明性が必要なのはトップ人事だけではない。平和の祭典を運営するにふさわしい組織の在り方が求められる。
沖縄タイムス[森氏後継人事混迷] 透明性の確保が前提だ
日本が性差別の解消に後ろ向きであることを世界に印象づけ、批判の高まりに追い込まれた末の辞任となった。東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が自らの女性蔑視発言の責任を取り辞任を表明した。
新会長の選定は、手続きにのっとり透明性を確保することが欠かせない。世界が見ていることを意識してもらいたい。
しんぶん赤旗森氏の会長辞任/辞めただけで問題終わらない
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が辞任を正式に表明しました。女性差別発言から9日も居座り続けるなど、あまりに遅すぎます。
今回の事態は、日本の構造的な闇を明らかにしたとともに、自分の言葉で声を出し、行動することの大事さを示しました。未来をつくるのは、まぎれもなく多様な一人ひとりの声です。
信濃毎日新聞森氏が辞任表明 事態の軽視が招いた迷走
東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が辞任を表明した。女性蔑視発言で国内外から大きな批判を受けた末である。
組織委は透明性の高い手続きを取る必要があるとして、後任会長の選考委員会を設置する。コロナ禍で開催が危ぶまれる中、東京五輪が国内外の支持を得るには、あらゆる差別の撤廃に取り組むことができる人物を、公開の場で民主的に選ぶ必要がある。
京都新聞森会長の辞任 古い体質の改革不可避
トップが代わるだけで済む問題ではないだろう。東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が辞任を表明した。
スピード感を持って取り組む必要がある。スポーツ界だけでなく、日本社会に根強く残る性差別意識や、権力者に忖度(そんたく)して議論を避ける意思決定の在り方も問われていることを忘れてはなるまい。
西日本新聞森会長辞任へ 五輪への信頼を取り戻せ
事の重大さに対する認識を欠いたまま迷走を続け、表舞台から退場することになった。女性蔑視発言に対する批判が高まっていた東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が辞任に追い込まれた。
東日本大震災の後、世界から受けた支援に感謝し、復興をアピールする「復興五輪」も原点だったはずだ。そこに立ち返って後世に何を残すかを明確に示し、国内外の共感を得ることが再スタートの起点になる。
河北新報森会長の後任迷走/透明な人選で体制立て直せ
女性蔑視発言で辞任を表明した東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)の後任選びが迷走している。森会長は自らの後任に日本サッカー協会元会長で選手村村長の川淵三郎氏(84)に就任を要請し、受諾した川淵氏で固まったかに見えた。
他に人材はいないのか。日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長らスポーツ界関係者は、人材不足を大いに反省しなくてはならない。
神戸新聞森会長辞任/社会を変えるきっかけに
女性蔑視発言が問題となっていた東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が辞任を表明した。「私がいることが準備の妨げになってはいけない」と理由を述べた。
開催まで半年を切った五輪の開催にも支障となる恐れがある。今回の問題を森氏の個人的資質やスポーツ界の体質と矮小(わいしょう)化せず、日本の社会を大きく変える機会にしなければならない。
山陽新聞森会長の辞任 体制刷新で信頼回復図れ
女性蔑視ともとれる発言の責任をとって、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が12日、辞任の意向を正式に表明した。国内外で高まる辞任要求に追い詰められた形だ。
選手が輝き、五輪の精神を踏まえて人々を沸き立たせる大会にするにはどうすべきか。組織委は、早急に体制を立て直すとともに、「変革」のメッセージを強く打ち出さねばならない。
世界日報森会長辞意表明 五輪開催へ円滑な後任選出を
女性差別との批判広がる森氏は日本オリンピック委員会(JOC)の臨時評議員会で「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などと発言。女性差別だとの批判が広がり、大会ボランティアや聖火ランナーの辞退が相次ぐ状況となっている。
安全確保のため、選手と被災地との交流の在り方には配慮が必要だが、「復興五輪」の理念追求も求められよう。指導力と人望ある人物をその意味で、組織委の新会長には、さまざまな困難を克服して大会を実現する指導力と人望が不可欠だ。
福島民友新聞森会長が辞任/信頼の回復と立て直し急げ
東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長がきのう、辞任を表明した。女性蔑視発言が国内外で強い批判と反発を受け、責任を取る形となった。
感染状況を慎重に見極めるなかで、難しい判断を迫られる局面も想定できよう。早期に開催への具体的な道筋を示すことが大切だ。
宮崎日日新聞森組織委会長辞任
東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が12日、辞任を表明した。自身の女性蔑視発言を撤回、謝罪し、続投の意向を示していたが、国内外から強い反発を受け退任せざるを得なくなった。
開幕まで半年足らず。新しいリーダーは多様性の尊重を改めて誓う必要がある。
愛媛新聞森会長が辞任表明 体制立て直しと信頼回復が急務
東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が辞任を表明した。女性蔑視発言に対する国内外の批判が高まり、退任に追い込まれた形だ。
国際的には日本の男女平等に対する意識に疑念を持たれ、開催資格が問われている。組織委は新体制の下、多様性を尊重する強力なメッセージを国際社会に発信してもらいたい。

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