2025/10/05社説
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| 要約 | |
| 朝日新聞 | 自民新総裁に高市氏 「分断」回避を主導できるのか |
| 衆参両院で少数与党という異例の状況下で行われた自民党総裁選は、決選投票の結果、高市早苗前経済安全保障相が小泉進次郎農林水産相を破った。 現役世代を中心に広がる国民の不満に正面から向き合いつつ、格差の拡大や社会の分断を防ぐ。高市氏に課された責任は極めて重い。 | |
| 毎日新聞 | 自民新総裁に高市氏 幅広い声聞き不信払拭を |
| 偏狭な姿勢を排し、幅広い声に耳を傾けなければ、根深い政治不信は払拭(ふっしょく)できない。自民党の新総裁に高市早苗前経済安全保障担当相が選出された。 多様な意見をすくい上げ、長期的な視野で政策を立案する。国民政党としての責任を果たせるかが問われている。 | |
| 東京新聞 | 自民新総裁に高市氏 党の体質こそ変えねば |
| 自民党新総裁に保守色の強い高市早苗氏が選出された。リベラル色が強いとされた石破茂総裁(首相)からの交代は、保守層の支持離れへの危機感の反映だろう。 「数合わせ」に応じることなく、与野党が緊張感を保ちつつ政策合意を探る議会制民主主義を実践すべきである。 | |
| 中日新聞 | 党の体質こそ変えねば 自民新総裁に高市氏 |
| 自民党新総裁に保守色の強い高市早苗氏が選出された。リベラル色が強いとされた石破茂総裁(首相)からの交代は、保守層の支持離れへの危機感の反映だろう。 「数合わせ」に応じることなく、与野党が緊張感を保ちつつ政策合意を探る議会制民主主義を実践すべきである。 | |
| 読売新聞 | 高市自民新総裁 存亡の岐路で舵取り託された |
| 自民党にとって、新時代の幕開けとなるか。緩みきった党の体質を改めて、思い切った改革を実行できる体制を目指そうという選択だろう。 秩序の立て直しや平和の回復に向け、日本はもっと外交努力を尽くすべきだ。国際社会の激変に対応するため、確固とした外交戦略を打ち立てることが不可欠だ。 | |
| 産経新聞 | 高市自民新総裁 全身全霊で危機克服を 政治の安定を取り戻したい |
| 自民党総裁選で、高市早苗前経済安全保障担当相が小泉進次郎農林水産相を決選投票で破り、新総裁に選ばれた。 参院選の争点となった外国人政策や、石破政権下で停滞した憲法改正への取り組みも進めていきたい。 | |
| 日本経済新聞 | 高市氏は難局打開へ政治再生急げ |
| 自民党の新総裁に高市早苗前経済安全保障相が選ばれた。衆参両院で少数与党となるなか、厳しい国政のかじ取りを迫られる。 高市氏が保守層を意識する持論にこだわれば、野党の一部との協力も遠のきかねない。安定と協調に軸足を置く政治姿勢に徹してもらいたい。 | |
| 琉球新報 | 自民新総裁に高市氏 時代錯誤に不安覚える |
| 自民党の第29代総裁に高市早苗氏が選出された。女性の自民党総裁は初であり、日本として初めての女性首相が視野に入る。 高市氏は「国民の不安を希望に変える」と語った。そうであれば、再び戦争に巻き込まれることへの不安に沖縄県民が直面していることに向き合ってもらいたい。 | |
| 沖縄タイムス | 自民新総裁に高市氏 物価高対策は猶予なし |
| 安倍晋三元首相の後継を自認し保守強硬派として知られる高市早苗前経済安全保障担当相が自民党総裁に選ばれた。決選投票で小泉進次郎農相を破った。 高市氏は関与した議員を党の要職に付ける可能性も示唆している。「国民の声を丁寧に聞く」と言うなら、政治改革も前に進めるべきだ。 | |
| しんぶん赤旗 | 総裁選おわる/変われぬ自民党の行き詰まり |
| 自民党総裁選がようやくおわり、高市早苗前経済安全保障担当相が新総裁に選ばれました。 一部野党との密室・個別の政策協議や連立協議に時間を費やすのではなく、国民の前で堂々と国民要求実現のための議論をすべきです。 | |
| 信濃毎日新聞 | 新総裁に高市氏 「岩盤保守」への回帰選んだ |
| 石破茂首相の退陣表明を受けた自民党総裁選は、高市早苗前経済安全保障担当相が当選した。3回目の挑戦で念願を果たした。 「まずは物価高対策だ」と、経済重視の姿勢を示す。持論の「積極財政」と財政規律のバランスをどう図っていくかが問われる。 | |
| 信濃毎日新聞 | 給付付き税額控除 超党派で議論 前に進めて |
| 所得税減税と現金給付を組み合わせた「給付付き税額控除」の制度設計に向け、自民と公明、立憲民主の3党が協議を始めている。 少子高齢化が加速し、社会保障の持続可能性が危ぶまれている。海外の先進事例も参考に、具体的な検討を急いでほしい。 | |
| 新潟日報 | 自民総裁に高市氏 「解党的出直し」責任重く |
| 「解党的出直し」を掲げた自民党の新しい総裁がやっと決まった。参院選大敗後、石破茂首相の責任を巡り、国民不在の権力闘争を続け、約2カ月半もの政治空白を生じさせた。 中国の習近平国家主席や韓国の李在明(イジェミョン)大統領の出席が予定される。首脳会談を通じて信頼関係を深め、東アジアの安定を図ってもらいたい。 | |
| 西日本新聞 | 新総裁に高市氏 出直しは単なるかけ声か |
| 「解党的出直し」はどこへいったのか。具体的な手だてや道筋はほとんど示されなかった。 自民総裁としての言動は与野党、諸外国との関係に影響する。高市氏が示す針路を見極めたい。 | |
| 北海道新聞 | 自民総裁に高市氏 見えぬ反省 保守色に危うさ |
| 自民党総裁選は、高市早苗前経済安全保障担当相が決選投票で小泉進次郎農水相を破り、3度目の挑戦で初当選した。 長期の展望を示した上で、実現する政策の優先順位を決めていかねばならない。野党との連携もそのためにあることを忘れてはなるまい。 | |
| 河北新報 | 自民党新総裁に高市氏 総力戦で国民期待に応えよ |
| 自民党の新総裁にきのう、高市早苗前経済安全保障担当相(64)が選出された。1955年の結党以来、第29代まで引き継がれてきた歴史の上で初の女性総裁誕生である。 「全世代の総力結集」を掲げた高市氏には、新時代に見合ったかじ取りを望みたい。 | |
| 山陰中央新報 | 自民新総裁に高市氏 包摂的な社会の構築を |
| 自民党の新総裁に高市早苗前経済安全保障担当相が選出された。国会での首相指名選挙を経て石破茂首相の後継首相に就任する見通しだ。 しかし、国民の信任を失い退陣に追い込まれた石破首相が「最大の心残り」とした裏金事件へのけじめをつけない限り、自民が掲げる「解党的出直し」には値すまい。 | |
| 神戸新聞 | 新総裁に高市氏/政治への信頼を取り戻せるか |
| 自民党総裁選がきのう投開票され、第29代総裁に高市早苗前経済安全保障担当相が選ばれた。結党70年で初の女性総裁である。 国内外の課題解決には国民の理解と協力が欠かせない。謙虚さを忘れず、自らの政権構想や目指す国のかたちを率直に語り、合意を重んじる真の熟議を定着させてもらいたい。 | |
| 中国新聞 | 自民新総裁に高市氏 「不信の底流」忘れぬように |
| 自民党の新総裁に、高市早苗前経済安全保障担当相が選ばれた。15日召集を軸に調整が進む臨時国会で、石破茂首相の後継首相に指名される公算が大きい。 それ以前に、参院選後の「石破降ろし」で生じた党内の亀裂修復を図れるかどうかが問われよう。強調した「謙虚」の言葉を、高市氏には忘れないでもらいたい。 | |
| 日本農業新聞 | 高市自民総裁への注文 「農政は現場第一」を貫け |
| 女性初の自民党新総裁となった高市早苗前経済安保相には、幾多の難問が待ち受ける。まず衆参で少数与党に転落した党の再生。 高市氏は、政策集で「農政は現場が第一」をうたい、「稼げる農業の実現」を目指すという。その思いを形にしてほしい。 | |
| 山陽新聞 | 自民総裁に高市氏 地方創生に引き続き力を |
| 7月の参院選大敗を受けた自民党の党内政局と総裁選で、政治空白が長引いている。新総裁誕生を機に、政治を前に動かさねばならない。 だが、単なる数合わせでは国民の理解は得られまい。政権の目指す社会像や政策を明示することが不可欠だ。 | |
| 秋田魁新報 | 自民総裁に高市氏 挙党態勢で立て直しを |
| 自民党総裁選で高市早苗前経済安全保障担当相が石破茂首相の後継となる新総裁に選出された。女性の自民総裁就任は初めて。 いつ、誰が、どんな目的で始めたのかといった裏金問題の核心部分は依然「闇」の中。自浄能力を示せない自民では不信の払拭などおぼつかない。 | |
| 福島民友新聞 | 自民新総裁に高市氏/古い体質から脱却できるか |
| 既成政党への国民の不信を拭い去り、政治に信頼を取り戻せるのか。史上初の女性リーダーの決断力と指導力が問われる。 高市氏は本県の現状をつぶさに把握し、多くの県民が未来に希望を抱けるよう全力で復興施策に取り組んでもらいたい。 | |
| 高知新聞 | 【自民党新総裁】国民の信頼取り戻せるか |
| 自民党が新しい総裁に高市早苗氏を選出した。結党以来、初の女性リーダーとなる。 閣僚や党役員に女性を積極登用する姿勢も示している。改革姿勢も含め、まずは人事が注目される。 | |
| 佐賀新聞 | 自民新総裁に高市氏 包摂社会を構築してこそ |
| 自民党の新総裁に高市早苗前経済安全保障担当相が選出された。国会での首相指名選挙を経て石破茂首相の後継首相に就任する見通しだ。 既成政党への不信から自民、公明両党は衆院選と参院選で大敗し、少数与党に転落した。国政は、新興勢力を含めた多党化が進んでいる。 | |
| 八重山日報 | 自民新総裁、初の「女性首相」へ |
| 自民党総裁選で高市早苗前経済安全保障担当相が当選し、新総裁に選出された。 その上で野党といかに連携し、政策を実現するかが問われる。連立の拡大も取り沙汰されているが、総裁就任早々から手腕を試されることになりそうだ。 | |
| ワシントンタイムズ | 民主党による民主主義への攻撃 |
| バイデン大統領は保守活動家チャーリー・カーク氏を標的にしていた。 パテル氏は、FBIが秘匿してきた文書の公開を加速すべきだ。われわれは4年前に何が起きたのかを理解し、それが再び繰り返されないようにしなければならない。 | |
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