"読書"の記事一覧

子供を偽科学から守るには論理的思考を身に付けるべし

子どもを守るために知っておきたいことを読みました。 読んで驚いたが、世の中こんなにまで偽科学が出回っているのですね。 ホメオパシーをすすめられました。(内科医 NATOM) ホメオパシーというものがあるそうです。 はじめて聞いたのですが、日本ホメオパシー医学会のサイトにいろいろ書いてあるのでそちらをどうぞ。 要は偽医療です。この本には書いてありませんでしたが、プラシーボ効果です。 飴玉を効果のある薬だと渡されて服用したら病気が治ったっていうのと同じ。 先の日本ホメオパシー医学会のページに認定医・専門医リストというものがありました。 素人でも偽医療だとわかるものを医者が…

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思いの外まともだった原発本。しかし「教科書」と呼ぶに全く当たらない。

原発の教科書を読みました。 編者である津田大介氏というネームバリューから読んでみた次第です。 思っていたものよりはずっとまともでしたね。 著書ではなく、編者だからですかね? 最初の漫画が一番ダメですかね。 「普通は・・・」とか言っているが、何を基準に普通と言っているのか首をかしげるばかり。 個別に目にとまったものを書いていきます。 河合 弘之(弁護士)司法が原発事故を防ぐ抑止力になれなかったことを真摯に反省し、原発の安全性について正面から判断する裁判官が複数出てきた。と書いています。 日本国憲法には次のように書かれてます。 第七十六条 3 すべて裁判官は、…

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むかし「呉服」(ごふく)は絹製和服をさし、呉の服は「巻物」(まきもの)と言ったらしい

「司馬遼太郎全集 第58巻 街道をゆく 七」を読みました。 中国に行った時の話ですね。 中国の古い民家を見ると樋(とい)が無いそうです。 樋は中国では木の種類を差し、Google翻訳を使ってみると樋は「天溝」というそうだ。 中国建築を移入した東大寺の大仏殿も昔から樋は無いらしい。 そうだとすると、どこから樋を持ち込んだろう? 平安時代にはあったそうだから、タイとか南アジアからかな? 中国に行く一つの理由がジャンク(船)を見ることであったそうだ。 ジャンクって初めて聞いたのだが、キールが無く小さな船室をくっつけたような船で平たいので、 浅いところもいけるという。 こ…

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森の多様性が必要なのと同じように、考え方にも幅・深みが必要だ

「樹と暮らす」という本を読みました。 農学部の教授といろんな木で家具を作っている人が書いた本です。 いろんな木の紹介とそれを家具にするとこんなんなりますっていう解説をしています。 個別の木の紹介は数が多くてとても覚えられないので、すっ飛ばしてコラムを主に読みました。 木は好きなのだろうけど、どうも視野が狭いなと思った。 大きな木を切るなとか。成長速度は大きくなると落ちるので回転が悪くなる。 多元的な視野が欲しいね。 多様性が必要であると言うのには同意するね。 伐採しやすいところは、少し多様性が低い森、しにくいところは多様性の高い森にするなどの柔軟性差が必要だと思う…

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久しぶりに読んでも、街道をゆくは面白い

「司馬遼太郎全集 第62巻 街道をゆく 十一」を読みました。 「新にっぽん奥地紀行 ~イザベラ・バードを鉄道でゆく~」を読んで、街道をゆくを読みたいなとお思ったのです。 昔読んだが一部なので、全集で読破したいな~。 街道をゆくの良いところは、単なる紀行文でないところ。 行ったところに関する歴史をからめ、どう感じたを書いている所が良い。 読んでいて、ほ~と思ったことをピックアップ。 ・古い日本語では、同じ平地でも、水田ができるところを野といって、そうでないのは原といったそうだ。  小笠原といったら田んぼが無い、大野といったら田んぼがあるってこと。 ・日本にはオス…

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活字が苦手でも良い観光パンフレットのようなイザベラ・バード本

「イザベラ・バード『日本奥地紀行』を歩く」を読みました。 「新にっぽん奥地紀行 ~イザベラ・バードを鉄道でゆく~」を読んでもっとイザベラ・バードの旅を知りたいと思って2冊目です。 「鉄道でゆく」の方は、鉄道、かつ季節が違うというものだったが、こちらは徒歩OR自転車で季節は同じというもので、こちらの方が彼女の旅に近い。 写真が多用されページ数も少ないことから、どうしても文章は少なくなり著者がどう感じたかというのが伝わってこない。 観光パンフレットのような本で、個人的には残念な内容でした。 イザベラ・バード『日本奥地紀行』を歩く 金沢 正脩 ジェイティビィパブリ…

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経済学者の打率(まともなことを言う割合)は低いのだろうか?

「モノづくり幻想が日本経済をダメにする―変わる世界、変わらない日本」を読みました。 この本の著者の野口悠紀雄早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授は、 「文藝春秋オピニオン 2020年の論点100」で0か1の極端な議論しかできない人のように感じたので、どんな本を書くのか気になり読んでみました。 意外にまともなことが書かれていたのビックリしたが、何じゃこれ?っていうのを何個か紹介します。 ドイツには豊かな森が残っている。日本は、経済活動の中で自然景観を破壊し尽くした。それは、もはや復元できない。 ここには「この間今日先進国といわれる国々では森林の回復に血のにじむ努力をし,ヨー…

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議論のための議論をする人達は全く生産性が無い

「近代天皇制から象徴天皇制へ―「象徴」への道程」を読みました。 この本の著者の河西 秀哉神戸女学院大学文学部准教授は、 「文藝春秋オピニオン 2020年の論点100」で女性天皇を認めないのは男女平等に反すると中国が日本に難癖つけているのと同じ主張をしていたので、 どんな本を書くのか気になり読んでみました。 憲法九条がどうのという憲法学者もこの本と同じような議論を延々しているのだろうなって思う内容です。 議論のための議論をしているという感じで、とても最後まで読める代物ではありませんでした。 生産性が無いといって叩かれていた政治家がいたが、これこそ生産性が無いと言えるだろう。…

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対立する意見を併記するのは良いことだ

「文藝春秋オピニオン 2020年の論点100」を読みました。 最初に特別企画ということで、9個の論点に対して、反対・賛成両方の意見を載せているのがありました。 とても良いと思います。 しかし、片方のレベルが低すぎるのが散見され、当て馬にしたのか、編集者の人選ミスかどちらでしょうか。 もちろん、その対となる人の記述もおかしなのは見られるので、私の見方がおかしいだけではないと思うが。 そのおかしな記述をピックアップします。 性別に関係なく人物本位 それが新しい流れ:河西秀哉名古屋大学大学院人文学研究科准教授) 日本国憲法では第十四条で「すべて国民は、法の下に平等であって、人種、…

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特定の動植物だけ保護することに違和感を感じる

「湿地への招待 ウエットランド北海道」を読みました。 「SAR」=サロ・サル は、アイヌ語で湿地という意味なのでそうです。 とすると、沙流川、猿払川、サロベツ川、サロマ湖、屈斜路湖、なんかは全てその系統ですね。 そして、1つ前に読んだイザベラ・バードに関して少し書いてあった。 北海道では有名人なんですね。 それは良いとして、タンチョウ・ハクチョウを保護のために餌付けしたり、エトピリカをどうのこうの、というのはいかがでしょうか? クジラ・イルカを保護するのと同じ匂いがするのは私だけでしょうか? (そんな感じのモノばかりで、なんとなく釈然としないで読みました) 見…

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