"記事論評"の記事一覧

食のデマの属国日本⑧:デマ屋は都合のよい古い情報を出す

「食の属国日本」(鈴木宣弘)を読みました。 ※既出のデマは基本的に細かく記載しません。過去ログのリンクかタグを見てください。 8回目は「第七章 田んぼ「潰し」に750億円」がツッコミ対象です。 日本は農業保護解消の過剰優等生?「政府が価格を決めて農産物を買い取る遅れた農業保護国」という日本農業批判があるが、実は、それを唯一やめたのが日本であって、他の国は自国の農業を徹底的に保護している。 ・・・ 国内政策は、貿易歪曲性の高さにより分類し、増産に結びつく価格支持政策などを「黄」の政策=削減対象、増産に結びつきにくい環境政策などを「緑」の政策=削減対象外、などと分類した。 …

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子どもを壊す食のデマの闇⑧ デマ屋は鼻血が大好き

「子どもを壊す食の闇」(山田正彦)を読みました。 「第八章 市民の力で食の安全を取り戻す」にツッコミます。 8条しかない種子法をいつになったら理解する?子どもたちに安心安全なものを食べてもらうためには「種子法廃止違憲確認訴訟」のように法的手段に訴えることも大事ですが、もう一方で市民ひとりひとりが草の根の運動を起こすことも、現状を動かしていくために非常に重要です。アホですね。 種子法(正式名 主要農作物種子法) は、安心どころか安全さえ全く関係のない法律です。 以下に種子法第一条の目的部分を引用しますが、優秀な種子の生産と普及のためのものなので、安心・安全は全く関係ない。(目的…

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食のデマの属国日本⑦:日本の食品は世界最先端の危険な食らしい

「食の属国日本」(鈴木宣弘)を読みました。 ※既出のデマは基本的に細かく記載しません。過去ログのリンクかタグを見てください。 7回目は「第六章 牛は水道の蛇口ではない」がツッコミ対象です。 主張がアベコベそもそも近年は、生乳はずっと不足基調だった。2014年にはバター不足が顕在化し北海道以外の都府県では生産減少が続いていたが、その生乳の供給不足分を、北海道での増産によってなんとか補ってきたのである。 その状況下で農水省は「畜産クラスター事業」を推進し、供給量の増加を図ってきた。「畜産クラスター事業」とは、酪農・畜産農家に大幅な頭数増加や、機械設備の増強を条件として、補助金…

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山室真澄先生、方法論とデータ解釈に欠陥があるって言われているよ~

東京大学の山室真澄教授が、ワカサギの餌がネオニコチノイド系殺虫剤によって減少したため、ワカサギが激減したという論文を発表しています。 「Neonicotinoids disrupt aquatic food webs and decrease fishery yields | Science」(ネオニコチノイドは水生食物網を破壊し、漁獲量を減少させる) この論文を参考文献としている論文を Google Scholar でリストアップし、山室論文を批判的、否定しているものを調べました。 見つけた論文の一覧はこちら(論文名を日本語訳したものもつけています)。 273本中、…

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日本学術会議法改正におかしな理由で反対したXアカウント

日本学術会議法改正案が2025年6月11日に成立しました。 ・法案条文 ・参議院での投票結果 X(旧Twitter)でおかしな理由で反対しているものを調べました。 ・「学術会議」が含まれるポスト ・「いいね」100以上 ・期間は2025/01/01~2025/06/13  上記条件で、831アカウント、2804ポストがヒットした。 ・おかしな理由で日本学術会議法改正に反対したものか中身を見て確認  おかしな理由とは、日本学術会議の解体である、学問の自由・表現の自由を棄損する、違憲である、戦争をするためのもの、弾圧である、政府がイデオロギーを理由に解任できるという…

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山室真澄教授は藁人形論法に目覚める

東京大学の山室真澄教授が、ワカサギの餌がネオニコチノイド系殺虫剤によって減少したため、ワカサギが激減したという論文を発表しています。 山室論文を否定するような論文がでました。 以下は、東北大学のプレスリリースと論文です。 ・汽水湖の生態系にとっては農薬よりも温暖化による塩分変化の影響が深刻 | ニュース | 東北大学 工学研究科・工学部 ・Are brackish water copepods susceptible to neonicotinoid pesticides? An experimental assessment across different salinit…

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食のデマの属国日本⑥:煽って金儲けが目的

「食の属国日本」(鈴木宣弘)を読みました。 ※既出のデマは基本的に細かく記載しません。過去ログのリンクかタグを見てください。 6回目は「第五章 多様な農業経営体からの後退」がツッコミ対象です。 日本語を読めないとは致命的だかつて、ある大手人材派遣会社の前会長がこんなことを言っていた。 「地方の山奥など僻地で、しかも農地に向かないような土地に住む必要はない。こういう土地に無理に住んで農業をやれば税金を投入して補助することになる。これこそが無駄というものだ、原野に戻したほうがいい」 これが間違った認識であることは言うまでもない。こうした考えで東京一極集中を進めていけば、いず…

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東大教授はグリホサートの使い方を知らずに叩いている?

東京大学山室真澄教授がまたおかしなツイートをしていたのでブログ記事ともどもツッコミます。 輸入小麦のグリホサートを懸念する情報をよく見ますけど、もしかしたら国産米の方が高いかもしれないと思ったりします。https://t.co/MEBfIfilrS— 山室真澄 (@YamamuroMasumi) June 3, 2025 「草1本生えない畦 - Limnology 水から環境を考える」 よくもまぁ東大教授という肩書の人間が、簡単に調べれば間違いであるとわかることを書くなぁ。 輸入小麦・輸入米のグリホサート残留濃度アメリカの小麦はプレハーベストといって収穫前にグ…

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反ネオニコ東大教授が反グリホサートに参戦

反ネオニコチノイド系農薬(殺虫剤)の東大山室真澄教授が以下のようなツイートをしてます。 自宅近くの水田でアマガエルの声が聞こえなくなったのは2021年で、その年から毎年、田起し時に畦に除草剤をまいています。正確には「夜は晴れていても鳴いているが、昼間は雨が降っていても鳴かない。」です。アマガエルのヨルガエル化です。写真は2021年の田植え後の畦です。 pic.twitter.com/lGnMW13OwE— 山室真澄 (@YamamuroMasumi) May 30, 2025 昨年は除草剤がまかれた後に、用水路の水を採水して分析してもらったところ、グリホサートが検出されま…

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食のデマの属国日本⑤:農業経済学者を名乗るのを辞めたら?

「食の属国日本」(鈴木宣弘)を読みました。 ※既出のデマは基本的に細かく記載しません。過去ログのリンクかタグを見てください。 五回目は「第四章 腰砕けの価格転嫁誘導策」がツッコミ対象です。 見るべきデータが間違っている このようなグラフを持ち出して『「日本は農産物関税率が高い」は誤り』だと言っています。 2025年の本なのに1999年のデータを持ち出すとはどういうことか?と思うが、珍しくデータソースが示されているので見てみましょう。 「Post-Uruguay Round Tariff Regimes | OECD」 これがその元ネタです。 11.7という…

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