「ヤバい“食” 潰される“農” 日本人の心と体を毒す犯人の正体」(堤未果、藤井聡)を読みました。
第5回は『第4章 食料「自決権」のヒントは地方にあり』がツッコミ対象です。
リウマチ藤井聡:新潟の貧農の家に生まれた角栄は、豪雪地帯・新潟の冬がどれだけ厳しい環境か、農家にとって過酷な状況かというのをよく知っていました。
春になっても、雪解け水が冷たすぎて大半の農業従事者がリウマチになっていたというような厳しさです。嘘をつくな!
新潟の情報は見つけられなかったので東北地方のデータを見てみましょう。
農村におけるリウマチ性疾患の地域別統計調査成績
この統計で一番患者の多い昭…
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「子どもを壊す食の闇」(山田正彦)を読みました。
「第四章 食べるものが孫やひ孫の健康に影響を与えることも」にツッコミます。
新しい OR よくあるデマ文科省が2019年に発表した、通級による指導を受けている児童生徒数の推移調査では、発達障害と診断される子ども(編集部注:注意欠陥多動性障害、学習障害、自閉症、情緒障害の合計)が2006年には9792人だったのが、2017年には6万8839人と、1年で約7倍に増加していることがわかりました。発達障害と診断できるのは医師だけですが、この調査は教師がそうだと思ったものが計上されているだけなのでは?
日本で自閉症をはじめ発達障害の…
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『本当は危ない国産食品 ―「食」が「病」を引き起こす―』(奥野修司)
この本の参考文献です。本文へのツッコミはこちらから参照ください。
参考文献一覧第一章 「国産は安全」神話
*1 Yoshinori Ikenaka et al: Toxicol Rep. 2018 Jun 19:5:744-749.
*2 Yoshinori Ikenaka et al: Environ Toxicol Chem. 2019 Jan:38(1):71-79.
*3 平久美子「ネオニコチノイド系殺虫剤のヒトへの影響―その1:物質としての特徴、ヒトにおける知見―」「臨床環境医学』2:25-3(…
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「ルポ 食が壊れる 私たちは何を食べさせられるのか?」(堤未果)を読みました。
過去記事はタグを参照のこと。
『第1章 「人工肉」は地球を救う?』にツッコみます。
デマ本なので校閲は期待していないが、校正くらいはしようよ
ミズーリ大学に通うリチャードという人の発言を引用してるのだが、閉じ括弧がありませんね。
仕方がないので、赤字で『」』を付けました。
校正すらまともにせず出版して恥ずかしくないですかね?
まあ、恥ずかしかったらデマ本なんて出さないか。
出ました!MAAの創設者のゼン・ハニーカットは、インポッシブルバーガーとビヨンドバーガーの両方の人工肉を第三者…
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