2025年11月06日
「コメ壊滅」(山口亮子)を読みました。
山口さんの本は何冊か過去に読みましたが、本作は時流に乗って売るためにやっつけ仕事をした感じで、残念な内容でした。
・序 章 1年で3兆円が消えた
・第1章 農相が吐いた「七つの大嘘」
・第2章 高すぎて消えていく需要
・第3章 減反の罪
・第4章 農業ムラが潰したコメ市場
・第5章 空転する輸出戦略
・第6章 コメ不足を招く「三高」
・終 章 小泉劇場という茶番
序 章 1年で3兆円が消えた───3兆円。
わずか1年の間に「令和のコメ騒動」で国民が被った損害額である。私が試算したものだ。具体的には、米価が上がったことに…
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2025年05月22日
「ウンコノミクス」(山口亮子)を読みました。
山口さんの本は過去2冊読んだことがありますが、まともだったので、この本もきっとそうなのでしょう。
目に留まったところを列挙します。
・日本人の一日のウンコは200g。
昔は倍近くあった。食物繊維などたくさん食べていたからなのでしょうね。
欧米人はもっと少ない。
別途調べた「The human carbon budget: an estimate of the spatial distribution of metabolic carbon consumption and release in the United…
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2024年04月22日
『「やさしさ」の免罪符 暴走する被害者意識と「社会正義」』(林智裕)を読みました。
特に気になった箇所にコメントします。
この本の脚注・参考資料集はこちら。
第1章 被害者文化という侵略者断罪の流れは過去の行為にまで遡り、ときに歴史的人物にも及ぶ。たとえば2018年には、『大草原の小さな家』などで知られる米国を代表する児童文学作家、ローラ・インガルス・ワイルダーが、「作品の中に反先住民、反黒人の感情が含まれている」ことを理由に、冠の児童文学賞か名前を外された。
2013年からSNSのハッシュタグなどで発生し、2020年には米国で黒人のジョージ・フロイドが白人警察官に殺害された…
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2024年02月15日
「日本一の農業県はどこか:農業の通信簿」(山口亮子)を読みました。
「誰が農業を殺すのか」という窪田新之助氏との共著は以前読みました。
この本は初の単著らしいです。どうでしょうか。
参考文献はこちら。
農政のコスパ宮城大学の大泉一貫名誉教授に相談して「都道府県の農業産出額を農業関連の予算で割れば、どれだけ効率のいい農政をやっているかランク付けできる」というアドバイスからランクを出してみたそうです。
群馬、茨城、栃木・・・富山、福井、石川というランクとのこと。
読み進めていって疑問に思ったことは次のこと。
・なぜ農業所得ではなく農業産出額を使うのか?
農業単独…
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2023年02月13日
「誰が農業を殺すのか」(窪田新之助,山口亮子)を読みました。
まともな本なので、特段ツッコむところは無いのだが、目に留まったところを書いていきます。
第一章 中韓に略奪されっぱなしの知的財産サブタイトルで「"意識高い系"が反対した種苗法改正」とあるところのお話。
「種苗法改正」について、過去にいろいろ書いたので詳細は左記のリンクを見てください。
"意識高い系"とは、控えめな表現だと思いましたが、以下のように書かれていました。反対派の中心にいたのは、著名な農業経済学者や元農相、JAの組合長らである。農業の知的財産権の一つである種苗を保護するための法改正であるというのに、…
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