「この国を覆う憎悪と嘲笑の濁流の正体」(青木理、安田浩一)を読みました。
津田大介「広島で【人々はなぜ自民党に投票し続けるのか?】をテーマに講演します」青木理「一言で終わりそう。【劣等民族だから】って」津田大介「あははははは」ポリタスTV 2024年9月12日https://t.co/WAeO1ntXMv pic.twitter.com/VHEq0o3bUR— キャベ (@Cabagine) September 15, 2024 青木理氏が、自民党に投票し続けるのは「劣等民族だから」と言ったので久しぶりに彼の本を読んでみた次第です。
まえがき 切り捨ての時代を招いた…
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『この国を蝕む「神話」解体』(佐々木俊尚)を読みました。
面白い内容
マイナンバーカードは、「監視社会反対」の人々から目の敵にされている。しかし歴史を振り返ってみれば、マイナンバーやマイナンバーカードへのそういう批判は実に的外れであることがわかる。
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そこで1980年にはついに、グリーンカードという制度をつくった。名前は似ているが、アメリカの永住権のことではない。日本の所得税法を改正して、国民全員に番号を付与するというものだった。
この法改正は国会も通過し、あとは施行されるのを待つはずだったのだが......なんと施行は延期となり、ついには改正法そのものが廃止になってしま…
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「フェイクニュースの見分け方」を読みました。
これは元朝日新聞記者である烏賀陽弘道氏の本です。
日本会議は黒幕か「日本会議は黒幕か」というサブタイトルをつけて、日本会議に関する本(例えば青木理氏の「日本会議の正体」など)に対して烏賀陽氏が、おかしいんじゃね?と言っている。
憶測だけで事実に関する記述が無いとのこと。そこで次のことをしてみたそうです。私も興味があったので、最小限の労力でできる公開情報の調査をしてみた。新聞記事等のデータベース「Gサーチ」の「首相動静」欄(朝日新聞)で「日本会議」を検索してみた。安倍総理と日本会議関係者がどれくらいの頻度であっているか調べたのだ。
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「もの言えぬ時代 戦争・アメリカ・共謀罪」を読みました。
この本は共謀罪などについて、主にインタビューを書籍化したものです。
登場人物は以下の方々(敬称略)。
内田樹、加藤陽子、髙村薫、半藤一利、三浦瑠麗、落合恵子、ドリアン助川、小林よしのり、平野啓一郎、周防正行、溝口敦、萩上チキ、青木理、宮嶋茂樹、江川紹子、田原聡一郎、池上了、尾木直樹、小澤俊夫、亀石倫子、杉浦正健、萩野富士夫、パトリック・ハーラン、水野友幸
日本学術会議任命拒否された6名の中の一人である加藤陽子東京大学教授に関してはこちら。
内田樹氏日本には温帯モンスーンの豊かな資源がり、耕地は肥沃で、多様な動植物…
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「日本会議の正体」を読みました。
TBSのサンデーモーニングで毎週素晴らしい発言をする青木理氏の本です(テレビほとんど見ないから「素晴らしい発言をするらしい」です)。
日本会議というのは初めて知りました。
その日本会議というのが、今どんなことを議論しているかに興味があり手に取りました。
結論としては、その答えは書かれていなかった。
何とかという宗教法人が母体で、神社庁がバックにいるとか、組織・昔の人の話ばかりで、「今どんなことを議論しているか」はまるで書かれていない。
今の話をせずに、どうやって正体がわかるのだ!
過去の話だけで正体を明らかにするのならば、日本共産党…
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