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子どもを壊す食のデマの闇④ 農家に訴えられろ!

「子どもを壊す食の闇」(山田正彦)を読みました。 「第四章 食べるものが孫やひ孫の健康に影響を与えることも」にツッコミます。 新しい OR よくあるデマ文科省が2019年に発表した、通級による指導を受けている児童生徒数の推移調査では、発達障害と診断される子ども(編集部注:注意欠陥多動性障害、学習障害、自閉症、情緒障害の合計)が2006年には9792人だったのが、2017年には6万8839人と、1年で約7倍に増加していることがわかりました。発達障害と診断できるのは医師だけですが、この調査は教師がそうだと思ったものが計上されているだけなのでは?  日本で自閉症をはじめ発達障害の…

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フェイクを見抜く 「危険」情報の読み解き方

『フェイクを見抜く 「危険」情報の読み解き方』(唐木英明、小島正美)を読みました。 はじめに強固な考えをもった人に対して、「科学的にはこうです」と言っても、説得することは不可能だろう。しかし、世の中の6割前後は「どちらが正しいか迷っている」と思われる人たちだ。本書はそのような迷いをもつ6割の人たちに対して、役に立つ参考書を目指した。陰謀論などにどっぷりつかってしまっている人は宗教と同じで救えないです。 ・6割かどうか知らないですが「迷っている」「どうなのかわからない」と思っている人達 ・陰謀論にはまっていたがこれは違うのでは?と疑問を持ちはじめた人達 これらの人達のために…

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本当は安全な国産食品⑦ 「反論」というジョーク集

『本当は危ない国産食品 ―「食」が「病」を引き起こす―』(奥野修司)を読みました。 『「農薬工業会」の批判に反論する』と『おわりに』にツッコみます。 『「農薬工業会」の批判』は「週刊新潮の掲載記事に関する農薬工業会の見解」で見られます。 参考文献はこちらから参照ください。 過去ログはこちらからどうぞ。 『第七章 食べてはいけない「食パン」リスト』『第八章 パスタと野菜に気をつけろ』はスキップします。 ブーメラン、ブーメラン②第一章三三頁 【母親の体に入ったアセタミプリド(ネオニコの種類については一九頁の表1参照)が母体で代謝されると、その産物が胎盤関門という…

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本当は安全な国産食品⑥ 正にテンプレ

『本当は危ない国産食品 ―「食」が「病」を引き起こす―』(奥野修司)を読みました。 『第六章 〝不自然〟な食べ物』にツッコみます。参考文献はこちらから参照ください。 過去ログはこちらからどうぞ。 おかしな論文ばかりを引用しますね環境脳神経科学情報センターの木村-黒田純子氏は指摘する。「グリホサートを主成分とするラウンドアップは動物の腸内細菌に影響を及ぼすことが分かっています。善玉細菌を減少させ、悪玉細菌を増やすことが複数報告されていて*1、これは人間でも起こるでしょうね。腸内細菌の異常は、全身の免疫や代謝に異常を起こして免疫疾患を起こしたり、さらに脳にも影響して、一部の自閉症の…

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本当は安全な国産食品④ 意味のない実験が好きだね

『本当は危ない国産食品 ―「食」が「病」を引き起こす―』(奥野修司)を読みました。 『第四章 脳細胞が〝発火〟する』にツッコみます。参考文献はこちらから参照ください。 過去ログはこちらからどうぞ。 ADIは個体差として10倍を見込んでいるが実は今、これが単なる相関関係でないことは、次々と実験で証明されつつある。例えば、星信彦神戸大学教授の「オープンフィールド試験」もその一つだ。 正方形の白い箱の中でマウスを自由行動させ、その情動を観察する実験である。*5 ・・・ クロチアニジンを無毒性量のわずか10分の1の量与えただけで、ほとんど出て行かなくなります。相関関係と言っている…

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本当は安全な国産食品② 残留農薬基準への無知をさらけ出す

『本当は危ない国産食品 ―「食」が「病」を引き起こす―』(奥野修司)を読みました。 『第二章 密室で決められる安全基準』にツッコみます。参考文献はこちらから参照ください。 過去ログはこちらからどうぞ。 アホですねいまや農薬大量使用国として定着している。 これでも「国産は安全」と言えるのだろうか。アホ極まりないですね。「農薬使用量≠農薬残留量」ですよ。 「農薬使用量が多い=農薬残留量が多い可能性がある」というだけ。 「農薬使用量≠農薬残留量」の分かり易い例を示しましょう。 「食パンのグリホサート残留調査」に国産小麦から作った食パンとそうでないもののグリホサートの残留量…

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本当は危ない国産食品 ―「食」が「病」を引き起こす― 参考文献一覧

『本当は危ない国産食品 ―「食」が「病」を引き起こす―』(奥野修司) この本の参考文献です。本文へのツッコミはこちらから参照ください。 参考文献一覧第一章 「国産は安全」神話 *1 Yoshinori Ikenaka et al: Toxicol Rep. 2018 Jun 19:5:744-749. *2 Yoshinori Ikenaka et al: Environ Toxicol Chem. 2019 Jan:38(1):71-79. *3 平久美子「ネオニコチノイド系殺虫剤のヒトへの影響―その1:物質としての特徴、ヒトにおける知見―」「臨床環境医学』2:25-3(…

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農薬再評価の文献調査に対する不当なクレーム

民主党時代に農林水産大臣をしていた山田正彦氏が新しいブログ記事を出したのでツッコミます。 「農薬再評価制度、日本の生態系を守るためでなく農薬メーカーの利益のため運用されていることが明らかに」 これは、木村ー黒田純子氏が現代農業に「農薬再評価制度に異議あり!農薬メーカーは不都合なデータを隠している」という記事を出したものをもとにしています。 木村氏の学者にあるまじき散々な騙しについて過去ツッコんでいるので、怪しいですね。 現代農業の記事全文は確認できないのですが、木村氏が Facebook で詳細は日本内分泌撹乱物質学会のニュースレターを見てくれと書いてあったので、それをベース…

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立民山田勝彦先生と参政党のベストコラボ動画

立憲民主党の山田勝彦議員と参政党の神谷宗幣議員の対談動画を見つけたので、山田勝彦氏の部分だけにツッコみます。 『なぜ議員になったのか!?「地方を考え、日本の農業と地方の未来を考える!」 山田勝彦議員の想い』(三部作になっています) 山田勝彦氏は、民主党で農林水産大臣であったデマ屋の山田正彦氏の息子です。 発達障害(2分50秒頃)2004年約9万人と言われた発達障害のお子さんがわずか10年で2014年時点で19万人弱、約10万人も急増しているでこの原因は何なのかっていうのをずっと気になってたんですけれども ・・・ 改めて食の安全について専門家から学んだ時にやはりこの原因は食に…

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山田勝彦先生による間違いだらけ農業政策解説③

「チバニアン兼業農学校 農業政策 山田先生 2022年3月9日」という動画を見ました。 立憲民主党の山田勝彦衆議院議員(山田正彦元農林水産大臣の息子)出演の動画です。 今回は、質問に回答しています。 見て頂ければわかりますが、間違いだらけです。 お父上の活動を宣伝しないと1時間3分20秒頃)グリホサートの毛髪検査を日本でできるか?という問いに対して次のように答えています。日本は検査できる機関が無いんです。ヨーロッパに、確かフランスに出しているんです。 そこは、デトックス・プロジェクト・ジャパン(父親の山田正彦元農林水産大臣が共同代表をしている団体)でできます!と言わない…

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DPJ2周年動画 その① 不適切な論文引用で不安を煽る

デトックス・プロジェクト・ジャパン(DPJ)の設立二周年動画へのツッコミです。 DPJがどんな団体かと言いますと、以下の名前を見れば想像できると思います。 共同代表:山田正彦、天笠啓祐、印鑰智哉 顧問:木村-黒田純子環境脳神経科学情報センター副代表・医学博士 この動画のには、 安田節子(DPJメンバー、食政策センタービジョン21主宰) が登場します。 デマ屋さんの特徴ですが、濃度のことには基本的に触れません。 濃度に触れると問題ないことがバレてしまうからです。 そして濃度について触れる時には、不適切な使い方をします。 1回目のツッコミではそれを…

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知らずに騙されていませんか? ネオニコチノイド

「知らずに食べていませんか? ネオニコチノイド」(水野玲子)を読みました。 Amazonでこの本のページを見ると「この商品を見た後に買っているのは?」に出てくる人達が素晴らしい。 奥野修司、山田正彦、木村ー黒田純子、山室真澄、内海聡、安田節子 では本題に入ります。 その論理、全く理解できません農林水産省は、2013年~15年の3年間をかけ、農薬が原因と疑われているミツバチ減少や大量死の調査を行い、報告書『蜜蜂被害事例調査』をまとめました。被害発生から10年以上経過し、やっと同省は80~85%の蜜蜂被害が水稲のカメムシ防除が行われている時期に発生していることを認めました。 …

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宍道湖のワカサギ減少はネオニコチノイド系農薬が原因?

TBSの報道特集の「最も使われている殺虫剤 ネオニコ系農薬 人への影響は」という動画を見ました。 以下を読んでもらえばわかると思いますが根拠薄弱もよいところです。 (他にもいろいろツッコんでいるので、タグ「山室真澄」から見てください) この番組は、2019年のScienceに載った東京大学の山室真澄教授の論文がベースになっています。 「Neonicotinoids disrupt aquatic food webs and decrease fishery yields(ネオニコチノイドは水域の食物網を破壊し、漁獲高を減少させる)」 ・・① 有料でAbstractしか見…

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DPJによる怪しさしかないグリホサート毛髪検査

デトックス・プロジェクト・ジャパン がグリホサートの毛髪検査を国会議員集めてやったのは知っていたが、どの程度の量を検知したかの情報を持っていなかったので調べました。 そのついでに、その毛髪検査自体に意味があるのか・ないのかも調べました。 グリホサート毛髪検査結果デトックス・プロジェクト・ジャパン(以下DPJ)のページなどで以下のサマリの図をよく見かけます。 これでは詳細が全くわからず調べてみると「除草剤グリホサート/「ラウンドアップ」のヒトへの発がん性と多様な毒性〈木村―黒田純子) ・・以降”資料A”と呼ぶ」を見つけた(木村―黒田純子氏は DPJ の顧問)。 グリ…

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DPJセミナー登壇者は●●●仲間

デトックス・プロジェクト・ジャパンでオンラインセミナーが開催されるとのことで、その登壇者のメンツを見てみました。 私も参加します。今すぐ「デトックス・プロジェクト・ジャパン」で検索。https://t.co/7xdRhEeNh8 https://t.co/VP4MYHlHZi— Keiju Fuchikami (@Keiju_Fuchikami) September 8, 2021 「事前調査で見えてきた日本人の尿に含まれるネオニコチノイド系農薬の状況」   八田純人さん(農民連食品分析センター所長) 「農薬再評価でグリホサートやネオニコチノイドは規制できるか」 …

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バナナの本に農薬の話が書かれているが胡散臭い

「甘いバナナの苦い現実」を読みました。 似たようなタイトルのつけ方の「トマト缶の黒い真実」は面白かったのだが、この本は。。。 自閉症と農薬 この図を見てびっくり。 本の中で引用していましたが、「自閉症・ADHDなど発達障害の原因としての環境化学物質(木村-黒田純子、黒田洋一郎)」から引用されたものです。 これは、第22回日本臨床環境医学会学術集会特集で発表されたものですが、ヒドイ。 人への曝露の目安となる、単位農地面積当たりの農薬使用量は日本で顕著に高く、2008年の報告ではOECD加盟国中で第2位となっている(2002年までは第1位だったが、現在は韓国が第1位)。な…

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